「日本の鍼灸が世界から評価される日(4)」のつづき
来年からセミナー会場が使えない
前回の記事で書いた「群馬の臨床研究と臨床トレーニングを兼ねた施設」には、海外から研修生も受け入れたいと思っています。それには、世界が新型コロナウイルスの不安から抜け出すことが条件になります。再来年の2022年から受け入れができることを願っています。
どのみち、来年の2021年は建設の年になるので、始動は国内海外問わず2022年以降になります。というわけで、来年の2021年はセミナーに集中していきます。
そのセミナーですが、今年(2020年)の8月に危機が訪れました。7~8年くらいお世話になってきた会場が今年いっぱいで閉鎖するという通知が来たのです。来年のセミナー会場がありません。
貸会議室はたくさんありますが、今まで特別な配慮をしていただいてきたので、近い条件の会場を探すのは難しいのです。全国から受講者をお迎えしているので、アクセスがとても重要です。
アクセスが最高の品川へ
これまで使っていた池尻大橋(東急電鉄田園都市線)の近くで探す手もありましたが、社内で相談したところ品川にしようという意見でまとまりました。品川であれば、羽田空港からも近く、新幹線が停車します。セミナーを開催する地としてこれ以上の立地は見つかりません。
すでに品川には、鍼灸院「はりきゅうルーム カポス」を経営しているので、鍼灸院とセミナー会場を一つにまとめる計画が動き出しました。

借りた物件から見える景色
お金の不安を乗り越えろ
良い事ずくめな計画のようですが、ぎょうさんお金がかかります。定員20名のセミナーを開催するにはそれなりの広さが必要です。家賃が増えます。そして内装費も乗っかります。
今年は新型コロナウイルスの影響を受けて、鍼灸院の売上が低迷しただけでなく、セミナーの売上も大幅に減りました。
こういう年に支出を増やす決断をするのは、緻密な計算の他に勇気が必要です。かかる費用が具体的に見えてきたら反対意見が出てくると思っていました。群馬にも施設を計画しているわけですから、売上が見込みを大きく下回れば会社は傾きます。
時には私にブレーキをかけてくれるメンバー。彼らから反対意見が出るのを待っていましたが、「これはチャンスです」としか出てきませんでした。社内の結束力が一段と高まり、見舞われたピンチをチャンスに変えようと力を合わせ始めました。追い風を受ければ前を見て進むだけです。
もちろん、気持ちだけで前に進むのはリスクがあります。資金がショートしたら右も左も向けなくなります。コロナ禍が始まったばかりの頃、向こう一年間は売上が大幅に低迷しても大丈夫なように資金を調達しておいたことが後ろ盾となっています。
最大のリスクはお金より健康
セミナーを品川で行えば、会場代は年間で数百万円かかります。現在の2~3倍の費用になる計算です。それを考えると家賃が上がっても元が取れると言えます。
でも、忘れてはいけなのが、①内装費と②セミナーの売上が低迷したら、の2つです。②を引き起こす最大のリスクは新型コロナウイルスではありません。私が健康を害したり、怪我をしてセミナー講師ができなくなることが最大のリスクです。年間60日講師を当たり前のように務めていくことは、当たり前ではありません。その都度会場を借りれば、もしもの時に経費が出ていきません。
でも、リスクばかり考えていては前に進めませんし、やるなら攻めの姿勢を貫いた方が面白くなります。そこで考えたのが「はりきゅうメイト」です。セミナーができるように借りた物件は、鍼灸院(カポス)一つだけでは広すぎます。そこで、借りた物件を半分に分け、片方にもう一つの鍼灸院をつくることにしました。それが「はりきゅうメイト」です。
①鍼灸師の仲間づくり
②鍼灸師のファンづくり
に視点を置いた鍼灸施設です。詳しくは、次回の記事に書きます。
つづく…「鍼灸師の個性を才能が集まる『はりきゅうメイト』」
Twitterもやっています。
https://twitter.com/kuri_suke
【よろしければ投票してください】
応援クリックありがとうございます(1日1クリック有効)。
ランキングサイトにエントリーしています。
![]()


コメント