ついに7月に突入です。
庭のシャラの木の花が咲き始めました。
この白い花が咲くのは、ほんの短い間で明日にはポトリと落ちてしまうのです。桜よりも貴重です。
昨晩、寝る前にふと思ったことがあります。
普通、病院に行く時って体の調子が悪いときですよね。もちろん、鍼灸院も調子が悪い時に通うところです。でも、「調子」と言ってもそれぞれなのです。
生活している中で、誰でも体調がよい日とそうでもない日を感じると思います。
そういった調子って感覚の問題なので「肩こりがひどいね」って言われても、自分で気になっていなければ「肩こりなんてないよ」ってことになります。
病院では客観的評価が優先されますが、鍼灸院ではどちらかと言えば患者さんの主観的評価が重要になります(客観的に評価する機械がないという事情もありますが…)。
治療の評価も「楽になった」「そうでもなかった」が中心になることが多いです。
(もちろん客観的に捉えられるものは積極的に評価していくべきだと思っています。)
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では「楽な状態」「調子がよい状態」ってどんなものでしょう。
個人差が大きいと思います。我慢強い人もいれば、すぐに弱音を吐く人もいますから。精神力の問題もあるでしょうが、感覚の感度も大きいと思います。
あまりに辛い症状がある場合、感覚が鈍くなって症状を感じなくなることもあります。それは一見「調子いい」状態であるかもしれませんが、悪いところが潜んでいるだけかもしれません。そんな風に調子がよいと思っている方も、更に調子が上がると今までが調子が悪かったと気がつけます。
病院では、検査で異常がなければ、どんなに体調が悪くても「異常ありません」と言われてしまうことがあります。逆に体調が悪くないと思っていても「すぐに入院してください」と言われることもあるでしょう。
完璧な体の人なんていないと思います。
誰でも体にクセはあるし、気分が冴えない時もあります。
大切なのは、そういう日々の変化を感じ取る感覚を失わないことです。鍼灸のような施術を受けると、そういった感覚を取り戻すことができます。「あ~、気持ちよかった」「楽になった」という感覚こそ大切で、それを味わうことで体はその快適な感覚を持続させてくれます。
「病は気から」って言葉がありますが、これは逆も成り立つので、
「元気も気から」と言ってもよいのです。鍼灸を受けると体がポカポカしてきたり、フワーとしたり、体の内側から動き出す「何か」を感じる人が多いです。その何かこそ、「元気が沸いてきた感覚」かもしれませんね。
よい体とは病気になる前に「調子よい」「調子悪い」を敏感に感じとれることなのだと私は思います。
←クリ助のツボ。今日は調子がよいと思った人もそうでない人もクリックしてください。少なくともクリ助の調子は上がりそうです(笑)


コメント
「元気も気から」ってなるほどです。ただ、自分の元気を過信してしまって病気の発見が遅れるのには要注意ですね。クリ助先生が言われるように、病気になる前に「調子よい」「調子悪い」を敏感に感じとれるこって大事だなぁって思いました。
ところで、「元気」って「元の気」、「本来の気」っていうことなのかな?
>かーぽんさん
「気」って色々ありますけど、ここで書いた「元気」は生命力の代名詞として使いました。
「元気が出てきたぞ~」って感覚的に感じるアレです。
生命の正体ってまだ解明されていないのですから、神秘な世界です。わからない方が面白みがあっていいかもしれません。
お久しぶりです。
病気になる前に体調の悪さを感じ取れると便利ですよ
ね~。たいてい病気の症状が出た後にようやく不摂生
を認識するパターンが多いです。
そういうとき、普段から掛かり付けの鍼灸師がいれば
な~、と思うのですが・・・。
「最近冷たいもの取りすぎですよ」とか「睡眠不足ですよ」
などど指摘してくれると反省できるような気がする。
家族に言われると素直に反省できないんですよね。
>ジャッカルさん
お久しぶりです。
久しぶりの更新にも関わらず、コメントが2つも入って嬉しいです(^-^)
鍼灸師自身もすぐに頼れる鍼灸院が必要かもしれないですね。自分にはよく鍼を打ちますが、100%の実力で治療できるわけではないですし。
とはいえ、養生が大切ですよね。
自分が不摂生していては、患者さんに「あんたに言われたくない」なんて思われてしまうでしょうし(笑)
結局、自己判断が一番難しいのかもしれません。
それができれば医者いらずですね。
お久しぶりです。
自覚って大切なんですね。
夫は体の調子を感じるのが、ずば抜けて^_^;上手です。
風邪気味だ、めまいがする、だるい、胃腸の調子が悪い・・・
大人のくせにそんなに具合悪くなるな!とツッコミたくなることしばしば。
反面、私は調子が悪い自覚が下手です。
肩凝っても気付かないし、食欲無くても別に気にならないし、
鈍感+「丈夫だから。」と我が身を過信していた時代が長かったのが原因です。
鍼灸院に出会ってなかったら、私の体調は限りなく危ない方向に進んでいたことでしょう。(-_-;)
>Chabさん
経絡敏感人という言葉があります。
ハリなどを受けると、その効果が全身に伝わっていく様子がわかる人のことを言います。
旦那様はもしかしたら経絡敏感人なのかもしれませんよ~。