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笑の大学 スペシャル・エディション 役所広司 三谷幸喜 星護 稲垣吾郎 by G-Tools |
昨日、映画「笑の大学」を観ました。
三谷ファンの私としては満足の2時間でした。
他の話題作の影に隠れてしまいそうなこの映画ですが、本当に面白いのです。
「笑の大学」は元々舞台。それを撮影したものを観たことがありましたので、どんな映画になるのか興味がありました。何しろ、舞台の登場人物は男二人だけですからね。常識的に考えて、あの舞台を映画にするのは無理があると誰もがそう思うでしょう。
話を知っている人にとっては、その無理のある映画化に挑戦するという制作者側の悪戦苦闘そのものが、映画の内容とリンクしている、そんな多重構造を見せてくれます。ストーリーも多重構造なのに、観ている側に複雑性を感じさせず、その面白さだけが伝わってくる、極めて優れた脚本だと思いました。
映画評論はこれくらいにして、ツボのお話をしましょう。
笑いも治療もツボが大切というオチなのですが。
たとえば、笑いのツボにはまることを想像してみましょう。どうにもこうにも笑いから抜け出せない、そんな状態。そして、連鎖的に笑いがこみ上げる。ちょっとしたきっかけが、内部で大きく作用するようなものですね。
実は、ツボというのも全く一緒なのです。
ツボへの刺激は指圧もありますが、鍼灸家は鍼はお灸を使って行います。鍼や
灸というとものすごく熱くて痛いものと想像する方が少なくないようです。
でも、本当は「痛くなく、熱くない」のが一般的なのです(テレビで取り上げられるものや、民間のお灸はむしろ特殊です)。とても小さな刺激なわけなのですが、これが不思議と体に大きく作用します。ツボというところは、小さな刺激でも反応するところ、そう考えてみるとわかりやすいですね。
面白いことに、ツボの刺激は強すぎては逆にいけないのです。あまり強いと体の方が抵抗してしまって刺激を受け入れてくれません。笑も大げさ過ぎたり、狙い過ぎたりすると、返ってひいてしまいますよね。それと一緒です。
適度な刺激があるのです。鍼灸家はこの適度な刺激を求めて技を追求すると言ってもいいと思います。笑のツボが人によって違うように、治療に使うツボも人それぞれです。
笑も治療もツボ次第。
そんなお話をさせていただきました。



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