頭痛が治るツボ、肌がキレイになるツボ、やせるツボ・・・
確かにツボにはたくさんの効果があります。
鍼灸師をしていると、色々な悩みを持つ方から相談をされることがあります。
「○○に効くツボってありますか?」というふうに。
できるだけやさしく答えようとするのですが、いつもややこしい返答になってしまいます。
なぜか?
それは、同じ症状でも使うツボはお一人お一人違うからなのです。
確かに、頭痛に使いやすいツボってあります。でも、その頭痛のタイプで使うツボが違うので、一般的に鍼灸師が治療するときはどんなタイプの頭痛なのか判断しています。二日酔いの頭痛と風邪の頭痛では、たぶん違うツボを使うでしょう。逆にいうと、腕のイイ鍼灸師ほどそのタイプを見極めて治療しています。
どうやって症状のタイプを見極めるかというと、
・問診(症状を聞く)
・脈診(手首の脈の打ち方で気の流れを観ます)
・舌診(舌は内臓の状態がよくわかります)
・切経(気の流れる経路を観察します)
・腹診(特に日本の古流派は腹診が得意です)
・穴診(ツボの反応を観ます)
・その他
実は、鍼灸にはたくさんの流派があって、その流派によってその診断方法は違います。共通する部分もありますが、かなり違うところもあります。伝統医学なので、色々な流派があって得意分野も様々です。ご存じでした?
細かいことを言うと、○○に効くツボって流派によって違うのです。
同じツボなのに流派が違うと効果に差がでます。なぜ差が出るかというと、使う鍼が違ったり、鍼のテクニックが違ったり、ツボの組み合わせが違ったりするからです。
ツボは鍼灸師の腕次第。
というわけで、私も腕を磨きます。


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