<このシリーズでは、鍼灸師であるクリ助が妊産婦さんに何ができるかを考えていきます。お産の現場をできるだけリアルに伝えますので、よいお産について一緒に考えてください。>
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分娩室にはクリ子、助産師さん、そして私の3人がいます。おっと、もう一人主役がいることを忘れていました。
クリ子は陣痛の痛みに耐えながら、横向きで寝ています。助産師さんはクリ子に付きそうように介助をしてくれています。
鍼灸師クリ助が動き出そうとしたその時です。
ある事実に気が付いてしまいました!
クリ子はコンタクトレンズをしているではありませんか!!
これは、まずいだろう~、と直感的に思ってすぐに助産師さんに尋ねました。
「コンタクトレンズは外した方がいいですか?」
助産師さんはビックリしていました。コンタクトレンズをしたまま産む人っていないんでしょうね。助産師さんの指示に従って、コンタクトレンズを外すことになりましたが、洗面台には行けそうにありません。仕方なくその場で外すことになったのです。コンタクトレンズ未経験の私は困惑気味です。
とりあえず、あの洗浄液と、マスターカードのマークに似ているケースが必要なことはわかりました。クリ子に尋ねながら必死でバックの中を探します。
「え?どこ、どこ…」
予想外のミッションに私は半ばパニックです。
なんだかんだ言って、なかなか鍼を打てないクリ助。
四苦八苦の末、アイテムを見つけだすことに成功しました。そして、近くにあったバスタオルをクリ子の顔の前に敷き、クリ子に言いました。
「ここに手を置いて!」
タオルの上に差し出された手の上に洗浄液をボタボタと垂らしつづけました。クリ子はその液体で指先を洗います。なんとも贅沢な使い方!陣痛の間がチャンスです。その時が訪れると、クリ子は慣れた手つきで手を目に入れます。鏡もないのによくできるものと感心しました。コンタクトレンズをしたことのない私にとっては目を触るだけで奇跡に近いですから。
アブノーマルな外し方ではありましたが、コンタクトレンズは無事に外せました。ここまで単なる夫婦漫才でしかありません。
いよいよです!
邪魔するものはもうありません。
「鍼をやってもいいですか?」
と、助産師さんに訊きました。
ついに、この一言までたどり着けました!
つづく→鍼灸師とお産(13)


コメント
ドキドキ・・・
ハードコンタクト愛好17年のなちゅらです。
コンタクトが入ってなくても眼球をばりばり触れちゃいますよ(笑)
「マスターカードのマーク」・・・しばらく考え”クレジットカードのあれね!”
とわかった途端大爆笑しちゃいました(泣笑) 贅沢使いの洗浄液も面白すぎです(爆)
コンタクト、お産の際はずしてくださいと言われますが、ママ友で”はずすと生まれた子の顔さえ見えないから”としたまま生んだ友人が結構います。
助産師さんにはナイショだったのかも・・・。
彼女らは何も問題なく生めたようですが、確かにお産中にずれたり、緊急の手術時や産後直後の安静のためにはしていないほうがいいですよね。
・・・かくゆう私は陣痛中は眼鏡でした。
かもめさん経由でお邪魔しました。こういう話、大好きです!
後でじっくり最初から読みますね。
かもめさん経由でお邪魔しました。
こういう話、大好きです。
後でじっくりまとめて読みますね。
>なちゅらさん
マスターカード、わかりにくくてすみません(笑)
そうです、クレジットカードです。
○○
↑こんなケースですよね。
LR(左右)って書いてあったような。
なちゅらさんは眼鏡姿でしたかぁ…。
分娩室はプライベートな空間ですから、あの中ではいろいろ起こっていそうですね。助産師さんだけが知っている××がいっぱいあるんでしょうね。
私は、第一子も第二子も、コンタクトレンズ着用分娩です。
第一子の時に、気合入れて眼鏡を新調したんですけどね。
突然陣痛が激しくなって、そんなこと頭からすっ飛びました。
第二子の時は、外出先での突然の破水でかなり焦っており、
やっぱりそういう事は、思考からスパッと除外されました。
新調した眼鏡の立場が全くありません。
なちゅらさんもおっしゃる通り、眼球を触るのは、
コンタクト装着者なら何ともないですよ~。
ちなみに私は、コンタクト歴20年(ハード17年、ソフト3年)です。
それ相応の年令でゴザイマス。
いや~、夫婦漫才も佳境に入ってきましたね!
毎回楽しみです!
>Chabさん
コンタクトレンズ着用ですかぁ!!
実際のお産は計画どおりに進まないものですよね。
まさに、そんなところをこのブログに書いているわけですけど(笑)
あの場でコンタクトレンズに気が付いた私は、もしかして上出来ですか!?
私は目に手を入れるのが絶対にできそうにない、という理由で何が何でも目が悪くならないようにしています。自分に鍼をして勉強はほどほどに…(それじゃ鍼灸は極められないかも)。
いやークリ助さんのブログ、病み付きになってきました!
思わず、笑ってしまいます。
でも勇気必要ですよね、このような場面で、自分の治療をするということ。
しなかったら後悔するし、
『頑張れ』っていう感じです。
と言っても、もう終わったことなんですよね。
続き待ってまーす。
それから仲間のところに入れて下さってありがとうございます(*^_^*)。
今日はじめて気がつきました!
私も、できるだけ早くリンクに入れさせていただきますね。
今日も、ポチです(^・^)
>サトさん
頑張ります!(もう終わっていますが…)
まだまだ続きがあるので、待っていてくださいね。
自分でもいつこのシリーズが終わるのかわかりません(笑)
ブログ拝見しました☆
先生に逆子を直していただき、今も出産までは通っているので、なんだかクリ助先生、クリ子奥様、クリ太ちゃんを想像しながら読んでると楽しいです。
なんだか、出産が楽しくなってきました。いや、でもやっぱり陣痛は怖い・・・。
でも、がんばってすくすく育っている赤ちゃんの為にも頑張って鍼してもらって、母体環境をできるだけよくしてあげて、赤ちゃんに会える日まで、頑張りま~す♪