他の鍼灸師が書かないだろうなということを書きます。
テーマは「鍼灸で遊ぶ」です。
医療者として「遊び」と捉えるのは批判があるかと思います。
でも、「遊び」の要素がなかったらどうなのでしょう…。
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鍼灸師の仕事、決まり切ったように見えてもクリエイティブ。
ルーチンワークではありません。
どうしたら発想力を豊かに仕事ができるのか…と考えれば現場で「遊ぶ」のがよいと思います。でも、、医療で「遊ぶ」という言葉を使うのはタブーのはずです。
とはいえ、困っている患者さんのことだけを考えていれば患者さんのためになるかといえば、そうではないと思うのです。医療者であっても、自分のパフォーマンスに感動することが必要だと考えています。
スポーツ選手と同じかと思います。
観客を魅了するのがプロスポーツ選手に与えられた仕事ですが、自分が楽しくなければやっていないですよね。どんなプロも「自分のパフォーマンスに酔いたい」と思っているはずですし、それゆえに厳しいトレーニングを課しているはずです。
「観客のため」と言っても、モチベーションは「自分のため」。
それは鍼灸師でも同じだと思います。同じでよいと思います。
「患者さんのため」というのは社会的な責任おける話。
口先で「患者さんのため」とは誰でも言えます。
もし、「患者さんのため“だけ”」なら鍼灸師でなくてもよいわけです。他にも患者さんのためになる仕事はたくさんあります。その中で鍼灸を選んだ以上、鍼灸に惹かれた自分も大切にするべきと考えています。
スポーツ選手が自分のためにプレーすることで観客を魅了することが許されているように、鍼灸師も自分のために鍼灸施術をして患者さんを助けることも許されてよいと思います。
医療だからと「患者さんのために…」と体裁を考えるのは好きではありません。
クリ助は、自分が鍼灸を受けた感動を他の方にも伝えて一緒に喜びたいと思って鍼灸師になりました。「面白い映画を見たから、その感動を誰かに伝えたい」と思うのと同じですね。自分で書くのは恥ずかしいのですが、そういうところはピュアです♪
効く鍼や灸をできたときは、かなり気持ちのよいものです。
ゴォーーール!!
ってくらい。(サッカーやらないけど)
その気持ちよさは格別です。
鍼とか灸とか、原始的すぎる道具で体がよくなってしまうのですから。
もちろん、患者さんも気持ちよいはずです。
クリ助が鍼灸で遊び、感動に浸ろうとすれするほど患者さんも喜ぶようになります。
なぜ、こんなことを書いたかと言いますと、患者さんが喜んでいる時って、私も「この鍼はスゴイ!」などと心の中がお祭り騒ぎだからです(もちろん表情にはあまり出さないように。本当に不謹慎になりますから)。
それに、寝る時間以外のほとんどを鍼灸や鍼灸院経営に捧げている今、鍼灸で楽しめなくてはマズイって状況でもあります。鍼灸の中で遊べていないと、「クリ助って可哀想」な人になってしまいますから。


コメント
こんにちは。
「鍼灸で遊ぶ」、とってもいいと思います。
自分もかつてそうでしたが、「鍼灸師になりたい=鍼灸が好き」とは限らないような気がします。
私の同窓の友達を思い浮かべても、
ことにかく鍼灸が好きなの!って人は、そうそう「思い出せません。
でも、「鍼灸が好き、するのもされるのも」がないと、長続きしないような気がします。
そしてそこには「遊び」の要素があると思います。
あまり上手く表現できなくて、歯痒いです。
(続きます。)
(続きです。)
私は、いつの間にか、「鍼灸は意義のある仕事だから」から(もちろん、そうも思っているのですが)、
「なんか好きなのよ…」になってしまったのですが、
そうなった今の方が、やる気も勉強意欲も、大幅アップ。患者さんとの時間も、楽しさアップです。
不謹慎でしょうか。
でも、こうなって来てからの方が、いい治療ができている(いつもではありませんが)ように感じます。
都合の良い思い込みかもしれません。
「感動を与えられる、共有できるような鍼灸」これ、とても気に入っています。
私も、もっと感動を広げられるような治療ができるようになりたいです。
(一つ目のコメントに、誤字があるままでした。申し訳ないです。)
はじめまして、クリ助先生。
時々、読みに立ち寄らせてもらっています。
私は体質改善のために鍼をしてもらうようになって1年たちました。気持ち良さにすっかりハマり、今では「刺して~」って感じです。(人に言うとヒカレますが・・・笑)
「遊び」というと不謹慎な意味が前面にでることが多い気がしますが、人間は生き物なのでそういう心がないと極められないことがあるんじゃないかなと思います。
私の先生も真剣に、でも楽しそうに鍼を打ってくれます。
そういう姿を見てるとちょっと元気を分けてもらえるような気さえします。
たぶん身体が弱ってるときって生きるのに精一杯で「遊ぶ」余裕がないと思うんですけど、そういうときに遊ぶ楽しさを思い出させてもらうとなにか変わるものがあるんじゃないかと私は思います。
>南の風さん
おっしゃる通り、鍼灸をするのもされるのも好きでなければ続かないでしょうね。技術は簡単に習得できるものではありませんし、どこまでも奥が深いですよね。続けて行かなければ一番“おいしい”ところを味わることができないだろうな、と思いますね。
一言でいうなら「好きこそものの上手なれ」ってことでしょうかね。
>ももさん
実際に鍼を受けられている患者さんに「遊び」を理解していただけてホッとする思いです。
ももさんを鍼にハマらせてしまった先生、スゴイのでしょうね。私もそんなふうに鍼にハマってしまう患者さんを増やしていきたいなと思いました。
これからも一緒に鍼の魅力について語ってきましょうね。また書き込んでくださいね。
はじめまして、かけだし鍼灸マッサージ師のなあと申します。
施術が面白いって、けっこう大事なことだと思います。
患者さんの体が変わって、よくなっていくのがわかると、嬉しいし面白いですよね。
ところで、このたび「医療再生を願うネット市民の会」を発足させました。
よろしければおいでください。
http://saisei.aikotoba.jp/
>なあさん
はじめまして。
患者さんがよくなる、患者さんは喜ぶ、その影で鍼灸師も嬉しいものですね。それがなければ、とてもキツイ仕事かもしれません。
医療再生を願うネット市民の会、訪問させていただきました。ご活躍を楽しみにしています!
はじめまして、時々読ませてもらってます。
鍼灸業界に20年数年以上どっぷりつかって楽しんでいます。
大先輩たちも「遊ぶ」要素は持ち合わせていたようですよ。
例えば、藤本蓮風先生 「鍼灸は遊戯である」
井上雅文先生 「非科学的世界で生きてるんですからね。仕様がないです。だから、そういう世界で生きられる楽しさって言うかな・・・」
木下晴都先生 「 鍼灸師には趣味はいらない 」
私の師匠 「患者でコロコロ遊ばせてもらっている」
私も 人を診る(看る/いたわり・ねぎらい)ことで いろんな人の物語(人生)をかいまみることができて、臨床を楽しんでいますよ。
クリ助先生も 今後のご活躍楽しみにしています。
>ヒロさん
はじめまして。
大先輩の語録をありがとうございます。面白い発言をされていますね。
ヒロさんの「いろんな人の物語…」というのも語録に入りますね。このブログを通じて、鍼灸で遊ぶ、お仲間(ヒロさん)と出会えてよかったです。
経験はヒロさんに及びませんが、私の目線から鍼灸ブログを続けていきますので、また遊びに来てください。