カッティングシート奮闘記

連休を利用してカッティングシートの貼り替えを行いました。

今年ロゴマークを刷新したわけですが、しばらくしてから微調整しました。そのため、あちこちに修正待ちのカッティングシートがあったのです。3ヶ月前に貼り替えたばかりのものを再び貼り替えです。

文字やデザインをネットで業者に注文。
予定より早く届いたので一週間前倒しの作業でした。

カッティングシート作業

最後に剥がす転写紙。
この作業がたまりません。

写真を見て、この感動をご一緒に!

◇ … … ◇ … … ◇ … … ◇

カッティングシートには忘れられない思い出があります。
独立直後、自宅の一室を治療室にした時の話です。

自宅で開業していた頃の鍼灸院の様子

当時、使えるお金が極めて限られていました。つまり貧乏。
実家の一室を治療院に仕立てるにも手作り感覚でした。

カッティングシートを使うにも、業者さんに依頼するなんて発想は全くありませんでした。当然のように自分で。受動的DIY。

素人が行った手順を紹介します。
(同じことやっている人いるのだろうか…)

まず、PCプリンターで大きな文字を印刷します。
それをカーボン紙でカッティングシートに写します。

カッターナイフで文字を切り抜きます。この作業が想像を超える難しさなのです。
カッティングシートは厚くて硬いからです。その性質だからこそ、いつまでも張り付いていられるのでしょう。指先に力を込めながら(後で痛くなるほど)、1mm、2mm…と慎重に。切り取るだけで数時間はかかりました。努力は報われるとは限りません。曲線はガタガタ。遠くからみればセーフというレベル。

やっとの思いでたどり着いた、貼る行程。
(普通はここがスタートライン)

夜になっていました。
季節は真冬。手は寒さに震えています。
それでも強行してしまったのは、昼間の努力を早く形にしたかったからです。

初めての作業に際し、下調べなし。ステッカーのようにペロっと粘着側の紙を剥がして貼り付けるだけだと思っていたのです。

無知とは恐ろしいものです。

粘着面が露わになったカッティングシートは頼るものを失ってペラペラでヨレヨレ。
目検討をつけて、「エイヤ!」という気合いと共にガラスに接触させたのです。

ピタ、ピタ、ピタッ。

激しい粘着力をもった「養」の字の一画一画それぞれが自分勝手に張り付いていきました。修正しようと思って剥がそうとすると、別のところがピタピタピタ。

う゛ぁ~、おおぅ~、

声に出たのは一部。心の中の叫びは書きようがありません。

シワだらけの「養」がガラスにこびりついています。
その姿はカッティングシートでもなんでもありません。

プリンタ印刷、カーボン紙での写し、切り抜き、すべての作業が一瞬にして否定されました。

小さな挫折を味わったと同時に、貼り方にはルールがあるはずだ、と気がついたその時です。「こんな難しいことプロだってできるはずはない!やり方があるのだっ!」と。

情けない「養」の字を剥がし、作業は中止へ。

クリ助が真実を知るその時まで、あと数日。

その時期、東京と群馬を往復して仕事をしていましたから、ユザワヤ(東京-蒲田)は歩いて行けました。ユザワヤにもカッティングシートが置いてあります。クリ助の目に入ってきたのは貼り方の解説。

そこで衝撃の事実を知ったのです。
「粘着面をせっけん水で濡らして貼る」というスーパーテクニックを得たのです。これがユザワヤ事件である。

クリ助がカッティングシートを正しく貼る、その時まであと3日。

その時ガラス面でシートがヌルヌル動いた!
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コメント

  1. jackal より:

    最後の方はNHKの「そのとき歴史は動いた」風ですね。
    「今日も最後までご覧頂きありがとうございました」という松平アナウンサーの声が聞こえてくるようです。

  2. クリ助 より:

    >jackalさん
    好きな番組の一つです。
    気がついてくれてありがとう♪

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