PCが直った!

10日の朝突然起こった悲劇。

ブルースクリーン

これが魔のブルースクリーン。何をしてもピクリとも動きません。どうしようもない不安感に襲われます。すぐ患者さんがやってくるので、この青いヤツは強引に忘れることにしました。

昼休み、メッセージの内容を調べてみると問題はハードディスク(HDD)にあることがわかりました。

ウェブで解決策を調査すると、「回復コンソール」で解決することがあるらしいとのこと。これで、回復しないものがHDDが物理的に壊れていることになるそうです。

回復コンソール

診療後、

物理的な損傷がないことを祈り、回復コンソール始動。ところが、これが動かないのです。最初から動かないなんて!HDDが壊れていると結論を出したくなかったので、あがく、あがく…。

新しいHDDを買おう、こう決めたのは午前2時。
ネットのPCパーツショップに注文。
トラブルの調査からパーツの取り寄せまで、セカンドPCに助けてもらいました。

購入したハードディスク

12日の夕方、新しいHDDが届きました。
壊れた時は、「何で壊れるんだっ!」と気持ちをぶつけてしまいますが、改めてみると、こんなに細かいものがよく動いているな、と感心します。

PCのカバーを外す

その晩、ついに交換作業。

半年ぶりに開けました。
思っていたとおり、すごい埃。PCの冷却ファンが吸い込んだものです。

DELLのオーナーズマニュアル

念のため、取り扱い説明書。

HDD交換作業

説明書どおり、これはラクチン作業。

Acronis True Image LEのブートディスク起動画面

新しいブツをセットし、復元用起動ディスクを立ち上げました。
ちなみにバックアップは「Acronis True Image LE」で行っていました。バッファローの外付けHDDにおまけで付いてくるものです。

イメージの復元(Acronis True Image LE)

復元スタート。
すべてが順調だと思っていました。

ここから悪夢の始まりです。
でも記録の写真はありません。撮る余裕もないありさまだったからです。

復元ソフトがなぜだか「ハードディスクを認識できない」と進行を妨げるのです。ネットで調査すると同様のケースはあるようです。

一旦、PCにXPを再インストールし、XP上で復元ソフトを立ち上げて同様の操作を試みますが、同じようにソフトがHDDを認識しません。不安が膨れあがります。

特別な起動ソフト(Windows PE 2.0 に Acronis True Image を組み込む)を作りました。無料版のLEにこの方法が対応していないことを覚悟で!

結果、無理。どうしても無理。
数時間の作業が無駄に終わりました。
時計は夜中の2時を指しています。これ以上の頑張りは翌日の患者さんに迷惑をかけてしまいます。

バックアップソフトを有料版にアップデートすることを決意しました。有料版で同じことをやってみようと考えたのです。3,700円。

クレジットカード決済で即ダウンロード。
新しいHDDで動いているXPに即インストール。

とりあえず起動してみるとHDDをあっけなく認識してしまいました。起動ソフトを作るまでもなく。最初から有料版にしていればと思うわけですが、無料版でバックアップは出来ていたのですから、そんな発想は窮地に追い込まれない限り出てきません。

復元中の画面(Acronis True Image Home)

この画面が見たかったのです!
これがっ!

復元が終わってから気がついたことがあります。

メインPCにはHDDを2台積んでいるのですが、2台目のHDDにもトラブルの余波が及んでいて、データは生きているがアクセス不可という状態になっていたのです。同時に2台のHDDにトラブルが発生していたことで、状況が複雑になっていたようです。

2台同時だったとは!

2台目のHDDは、後からエラーチェックの「不良セクタをスキャンし、回復する」を行って無事帰還したのです。書くと簡単に終わったようですが、この回復作業に約12時間。ただ待っているだけの12時間。画面が全く動かない間は壊れたのではと不安にかられ…、読書したり、ブログを書いてその気持ちをかき消していました。

完全な復元が終わったのは15日の未明でした。
本当に疲れました。

大切なデータを失わなかったので本当によかったです。
皆さんも大切なデータを失わないように気をつけてくださいね!

ジャストシステムが来年の4月からバックアップサービス「IDisk Backup for Windows」を始めるらしいです。
こんなニュースをチェックしていた矢先のHDDクラッシュだったのです。

最後に真面目な話。
人の体はバックアップも交換もできないので、やはり大切です。代わりのない大切なものを扱う仕事だということを、ここで再認識しておきたいと思います。

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