治るべき人

先日の「骨盤の歪み」に、てっかん先生が感想を記事にしてくださいました。その中で患者さんへの説明、施術前後の確認の重要性が詳しく書かれていました。具体的な事例を読むと、私はまだまだだなー、と思うところが多く、今後の課題となりました。

いつも、いつも、思います。

てっかん先生のブログは、専門的かつ具体的なので読み応えがあります。(よい意味で)マニアックなほど東洋医学を駆使されていることがわかります。あまり読み過ぎると、自分の無知さに恥ずかしくなるくらいです。

てっかん先生のブログを読んで、名人は、説明に工夫をしていること、施術前後のチェックを大切にしていることを再確認できました。

■不器用な名人

鍼灸師の技術には、当然ながら「鍼さばき・灸さばき」があります。私も勉強会で、講師の先生の指先を凝視することがよくあります。もし、鍼灸の扱いだけが技術なら、手先が器用な鍼灸師が断然有利です。

でも、私が知る限り、器用な人が名人とは限りません。私に言う権利などありませんが、覚悟して書くなら、手元が不器用そうに見える有名な先生もいらっしゃいます(あ、書いちゃった)。

臨床力は総合力なので、例外なく名人と言われる鍼灸師の総合力は高いです。名人の才を羨ましく思っている暇はないので、ラクして得点を稼ぐ方法をいつも考えています。才能を必要としないテクニックをいっぱい持っていればよいわけです。

「施術前後の効果の確認」は、まさにソレです。練習と心がけで何とかなります。名人が名人である理由は、才能もさることながら、簡単にできることを確実に押さえているところにあると思います。これは私にとって必要な思考パターンです。なぜなら、こう考えないと天賦の才に嫉妬してしまうからです。

■ウケる技術

鍼灸師は鍼灸で食べていくには「ウケる技術」を追究することも重要だと思うのです。患者さんも読んでいるブログにこんなことを書くのは私くらいかもしれませんが(笑)

でも、鍼灸師の都合ばかりではありません。

「ウケる技術」というのは、患者さんの心を動かす技術ということです。患者さんの心が「治るかもしれない」というレールに乗らなければ、治るものも治りません。

よくないのは、治るべきものが治らないことです。

「患者さんから治る機会を奪ってはいけない」とあっちから聞こえてきます。名人とはいえ、魔法使いではありません。どんな名人だって、治るべき人のお手伝いしているに過ぎません。

名人は、患者さんに“治るべき人”であることを簡単に気づかせてしまいます。「施術前後の効果の確認」は、その基本技術に位置づけられると思います。

まずは、簡単にできることから確実にやっていこうと思います。
テクマクマヤコン、テクマクマヤコン、名人になあれ。

マハリクマハリタ
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コメント

  1. くう より:

    はじめまして
    いつも楽しく拝見させてもらっています。
    むちうち治療中で、今治療院ジプシー中のくうと申します。
    カイロ、接骨も行き、
    鍼灸院には2院ほどかかりました。
    鍼灸師で検索してたどり着きました。
    東洋医学について全くしらなかったのでとても勉強になりますし、やさしいお人がらにほっとします。
    その場で効果の出る鍼っていうのを見て、あれはそういうことだったのかーと思い当たることがいくつか。
    でも逆に、今は、エネルギーがないからか、そういうことをしなかった寡黙に手で状態を確認しながら集中してくれていた鍼灸師さんに対して信頼感がわいてます。
    その時、その状態で相性とかもあるのかなあと思ってます。
    更新を楽しみにしています♪

  2. クリ助 より:

    >くうさん
    いつもブログにアクセスありがとうございます☆
    くうさんに最適な治療院に出会えるといいですね。
    鍼灸師としては最終的に鍼灸を選んでほいしな、なんて気持ちですが(笑)
    各治療院によって、言うことやることが違うのに気がつかれていると思います。ぜひ「ここだ!」という方法を選んで、むちうち早く治してくださいね。

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