凡才教育

自分の強みは何なのか…凡の中から平均点を超えるものを探し出すところから始まります。
平均点以上がコラボすれば、新しい存在価値が生まれるかもしれません。

凡才が英才と勝負するには新しい価値を探す以外にありません。
クリ助の凡才コラボは「PC」と「書く癖」。このブログがソレなんですが…。

私はファミコン世代のど真ん中。でも持っていなかったファミコン。数えるほどしかやったことがありません。それは、両親がファミコンを買ってくれなかったからです。「みんな持っているよ~」と小学生お得意のフレーズを何度発したことか。どういう経緯かわかりませんが、「パソコンならいいぞ」ということになりました。

当時、ファミコン本体2台分くらいで買えるパソコンがありました。MSXです。性能もそれなりですが、それなりだからこそ「工夫して遊ぶ」文化がMSXから育ちました。IT社長に「ナナロク世代」が多いことは有名ですが、ナナロク世代とMSXの関係を語る人もいます。

「ゲームのために買ったのではない」という理屈から(そりゃ当然の話)、ゲームソフトは買ってくれませんでした。どうにかお願いして買った2本だけ。遊ぶには自分でプログラミングするか、雑誌に投稿されているゲームのプログラムをキーボードでカタカタ打ち込んで遊ぶしかありませんでした。数日間、打ち続けて完了させることもありました。

その頃、気が付いてしまいました。プログラミングの世界には大人顔負けの技術を持つ小中学生がいることに。その天才ぶりにショックを受けて、中学生の頃にはプログラミングから興味がなくなってしまいました。キーボード慣れだけが遺産となりました。でも、そのおかげで、書きたいことは次々にPC画面に出てきます。

中学二年生には、大きな出来事がありました。病気になって数ヶ月入院を余儀なくされました(詳しくは別の機会にでも)。学校も病院から通えるところに転校。医療に興味が向かっていました。その頃の愛読書は『スーパードクターK』。Kに夢中になっていた頃です。さらに夢中になるものに出会ってしまうのです。それが鍼灸です。高校に進学したばかりの頃です。

病気はすっかりよくなっていました。でも、両親とすれ違いが続き、毎日が悩んでばかり。その苦しい気持ちをノートに書き殴っていました。そんなネクラな毎日を過ごしているうちに、自分の気持ちを文章にするクセが出来てしまいました。

陰気なまま大学生になりました。

パッとするものがやりたくてスキー部に入部しました。資金は自分で稼がなければならなかったので、仲間の中ではかなり貧乏な方でした。少ない練習の中で上手になる方法をいろいろ考えたものです。そんな時です、武術の動きに興味をもったのは。運動科学研究所のワークショップに通っていました。

武術に対しては、祖父が剣道の師範をしていたので抵抗がありませんでした。クリ助の鍼灸院「養気院」は剣道道場の「養気館」から受け継いだものです。

さらに、昨年は武術の裏技「活法」を学ぶ機会に恵まれました。

今まで自分が、やってきたこと、やらざるを得なかったこと、好きだったこと、気がついたことなど、全てつなげていけば、クリ助だけのスキルになります。臨床は総合力で勝負します。学校で習ったものだけじゃ何にもできません。

「好き勝手=好きなように勝てる手段を使ってもよい」という環境においては、凡なスキルを束にできます。英才と勝負できます。「そんなことをしても英才にはかなわない」とつっこみを入れられても、今こうして現役鍼灸師として勝負している以上、その可能性を否定することはできません(少なくとも何かしらの形で自信を持たなければ患者さんに対して失礼)。

鍼灸家の家に生まれれば、幼少期から施術に見たり受けることができます。文献にも恵まれるでしょう。そんな鍼灸師に、歴史や伝統で勝負しても勝てません。足が震えてしまいます。そんな時は、自分のフィールド(過去→現在)もあると思えば気持ちが落ち着きます。

ハチロク
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by群馬の鍼灸院(養気院)

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