鍼灸師にできる妊婦ケア(はじめに)

■女性鍼灸師だけ!?

妊婦ケアという分野で鍼灸師はもっと活躍できるのではないか、と考えています。妊婦ケアを得意とした女性鍼灸師はたくさんいます。でも男性は少ないように思います。「女性鍼灸師のみ」という学会や勉強会もあり男性鍼灸師が参入しにくい空気を個人的に感じます。

確かに女性鍼灸師の方が「女性の立場で…」という前置きができたり、時にはお産の場に立ち合うことができるなど、活躍の幅が広くなると思います。そう思いながらも「妊婦ケア」を男性鍼灸師の立場で語るのには理由があります。

■妊婦ケアは幅広い

たとえば、腰痛を我慢している妊婦さん。私が想像していた以上に多いです。私のところでは逆子を治したくて来院される方が多いのですが、半数以上が腰痛を持っています。「妊娠中は仕方ない」と思み、ひたすら我慢をしている方は珍しくありません。

妊娠中の腰痛に対策するのも妊婦ケアです。
腰痛治療で、施術者の性別で効果に差が出ることはありません。差がでるのは技術の部分です。

■潜在的ニーズ

「この腰痛が何とかなれば…」と困っている妊婦さんはとても多く、潜在的なニーズが確実にあると思います。「整体院に電話したら、妊娠中は受けられませんと断られました」という話をよく聞きます。こんなふうに腰痛に困っている妊婦さんが真っ先に相談するのは整体師かもしれません。でも、整体院で断られた妊婦さんは、どうなるのでしょう…。

整体院が妊婦さんを断るのは、「何かあったら大変」と思ってのことでしょう。
本当に何か起こるほど妊婦さんへの施術はリスクが高いのでしょうか…。

■学校では教えてくれないこと

私の鍼灸院には、多いときで5人くらいの妊婦さんがやってきます。ほぼ毎日のように妊婦さんを診ています(ゼロの日もあります)。女性専門でない鍼灸院としては多い方だと思います。

鍼灸は妊婦ケアに抜群によいはずなのに、鍼灸学校では「妊娠中の女性に対する施術は慎重に」というスタンスだと思います。だから、妊婦ケアに消極的な鍼灸師も多いと思います。実際のところ私がそうでした。実際に取り組んで考え方がどんどん変わっていったのです。今は、鍼灸師こそ積極的に入っていく分野だという考えです。

ポイントを知っていれば安全安心に妊婦さんをケアできます。
(もちろん、油断は絶対にダメです)

明日は腰痛治療のポイントです。
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活法フェスタ2010のお知らせ

4月29日(木・祝)、活法研究会で「活法フェスタ2010」が開催されます。今年のテーマは「妊婦ケア」です。活法を応用することで、さらに安心・安全な妊婦ケアが可能です。妊婦ケアの実技は私が担当になっています。詳細はこちら。定員まで残りわずかです。

コメント

  1. なちゅら より:

    ご無沙汰しております。
    クリ助さんのお隣県に転居してきて早1年経過。
    そちらへ顔を出そう出そうと思いつつ…。
    2月にこちらへりんごちゃんがやってきたこともあって、そこで活法の話を聞きました。
    不思議ですね~。クリ助さんのブログを久々に訪ねてみたらなんてタイムリー。
    ご縁に呼ばれましたかという感じです^^
    体験会、さっそく申し込みました!
    そうそう。クリ助さんと私の勤務先鍼灸院の院長、
    鍼灸の会だったり、また共通の知人で実はつながっていたり。
    とりまく世界も似てきますかね?
    うちも女性専門ではないですが、クリ助さん
    の鍼灸院同様に妊婦率が高いです。
    また勉強させてください。よろしくお願いします。

  2. クリ助 より:

    >なちゅらさん
    お久しぶりです!
    いろいろなご縁がありそうですね。今度お会いするとき、お勤め先の話など聞かせてくださいね。こちらこそ勉強することがまだまだです。今度情報交換ができたら嬉しいです。
    4月29日楽しみにしています♪
    群馬にもぜひ遊びに来てくださいね!

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