鍼灸師向けHPセミナーあります。

クリ助の貧乏脱出作戦

■26歳で借金

開業して間もない頃を振り返ると、まったく余裕がありませんでした。先を読むことができず、行き当たりばったり。準備が足りなかったのです。よく「仕事は準備が8割」なんて言われますよね。鍼灸師もそうだと思います。

患者さんがやってくる前に、準備ができているかどうかで決まります。偉そうなことを書いていますが、夏休みの宿題はいつも最後の数日でやってきたクリ助です(笑)

突然ですが、私は鍼灸院を建てるために26歳の時に大きな借金をしました。

借金をしたら、毎日が夏休み前日と同じあの緊張感です。学校の先生に怒られるならまだしも、借金の取り立てに追われる生活はしたくありませんからね。学生時代から貧乏に慣れていた私。社会に出てお金をちょっとだけ稼げるようになったと思ったら、すぐに銀行から借り入れ。若さに任せた強引なプランです。マネしないでください。

無謀だったにも関わらず、運が味方して何とかなりました(笑)
おかげさまで夏休みの宿題はすべて終わっています。

最近は大学生のような過ごし方です。課外活動を増えています。仲間と価値を共有し、後進に対しては私の経験を伝えたいと強く思うようになっています。

私が鍼灸師を雇えば、その機会は増えますが、私のキャパではせいぜい1~2席です。「この田舎では募集しても応募はないだろう」とあきらめもあるので、自立を目指す鍼灸師を応援することを優先しています。

■ネット中毒

私の鍼灸師人生はウェブと共に歩んできました。

開業とインターネットの普及が重なったのは私には好都合でした。患者さんがいなくても仕事が絶えることはありませんでした。自分の鍼灸院のウェブサイト(ホームページ)を作るという仕事がたっぷりあったからです。患者さんがいないからこそ、できた仕事です。

ウェブサイトを作ったら、患者さんが押し寄せたなんてことはありません。しばらく予約の電話は鳴りませんでした。

電話線の確認ばかりしている私を父は心配していました。私に向かって「インターネットばかりやっているから患者さんが来ないんだ。インターネットは禁止だ!」と言ってきたのです。今の時代からみれば、とんでもない命令ですね。

開業に協力してくれた父に逆うことはできません。でも、私の方も父の言うことを聞くわけにはいきません。衝突を覚悟でウェブサイト作りを続けていました。その時を待ちました。

その時はやってきました。インターネットから患者さんが次々とやってくるようになったのです。当時は、画期的なことだと思いました。チラシを作るのが当たり前の時代でしたから。

実は、私も一度だけチラシを作ったことがあります。今の鍼灸院を建ててオープンする時に。本当はインターネットに専念したかったのですが、「オープンしたら挨拶としてチラシをまくのが常識」と周りに言われ、「そうかなぁ」と気持ちが流されて出しました。

10万円以上使って来院者2名。
その後、無料配布の情報誌からの誘いで広告枠を買いました。結果はゼロ。

私が紙媒体で集めた患者さんは全部で2名です。さんざんな結果です。患者さんが支払った治療費を広告会社に流しただけです。チラシは無理だと思いこみ、インターネットの時代を信じて突き進んだのです。

実は、ウェブサイトに専念していると患者さんが来なくても(しばらくは)大丈夫なのです。チラシですと失敗したら、お金をが流れて出て行きますが、ウェブサイトなら自分の汗を流せば済んでしまうのです(多少の費用はかかりますが…)。

チラシとウェブには決定的な違いがもう一つあります。それは、ウェブの場合は書いたものを消さずに残せるということです。書き直しもできますが、積み重ねもできます。私が強調したいところはココです。

結果を出して父に報いなければならない私はコツコツと続けていました。すると、ある時から電話が鳴るようになったのです。その頃に書いた文章(記事)は今でも残っています。

初心を忘れないように、当時に作ったページの一部は今でもウェブ上に残してあります。

 お暇な人だけ→東洋医学の家(養気院)

■鍼灸師の財産

26歳で借金をする覚悟ができたのは、ウェブに手応えがあったからです。発信すれば誰かに届くことがわかったのです(そんなの今じゃ当たり前ですが…)。その頃は、近い将来インターネットが各家庭に普及するだろうと考えていましたが、各家庭どころか各人にまで普及しました。もう手の中にインターネットがある時代です。

私は、アレコレできる器用なタイプではありませんから、今でもウェブ専門です。私の鍼灸院にやってくる患者さんはウェブか紹介です。本音では、紹介だけでやっていくことを理想としています。ただ、鍼灸院の場合、よい施術をしてよい結果を出したとしても、多くの紹介を望めない理由があります。

患者さんが友人や知人にすすめても「鍼灸は怖いから」と拒まれてしまうケースをよくあるそうです。当院も場合、紹介で予約を入れる患者さんのほとんどは家族からの紹介です。

鍼灸のクチコミは限定的です。

今は、鍼灸だからこそ起こるクチコミがあると信じていますが、困っている人にダイレクトに情報を届ける努力を続けようと思っています。

私のやっていることは、ただのインターネット広告かもしれません。ただ、私には広告という感覚はありません。広告って使い捨てな感じがあるのです。時間が経つと価値が下がるものです。テレビCMはどんどん新しくなっていきます。

私は、ウェブ上の情報をどんどん書き換えたりしていません。記事を重ねるように更新しています。年輪が増えるほど価値が上がると思っているからです。新製品をどんどん発表するショッピングサイトと鍼灸院では、必要なことが違うと思います。

患者さんを集めることはゲームではありません。数字(スコア)では計れない重さがあります。私が目指しているのは、「患者さんを集める鍼灸院」ではなく「患者さんが集まる鍼灸院」。言葉の違い以上に、違いがあると思います。

私にとって、ウェブサイトは広告ではありません。鍼灸院の歴史ですし財産です。しかも私だけの財産ではなく公共の財産です。そう言い切るには理由があります。

情報は鍼灸院の垣根を簡単に越えるからです。

私の鍼灸院にやってくる患者さんが、私の鍼灸院サイトを読んで受診を決断したとは限りません。他の鍼灸院サイトを見て決断をしたという話がよくあります。

■セミナーのお知らせ

私がこの10年でやってきたことを全て話そうと思っています。田舎で小さな鍼灸院のノウハウですから、多店舗経営をしている鍼灸師には役に立てません。しかし、鍼灸業界に共通の財産を築くことに微力ながら貢献できると思います。

ぞれぞれの鍼灸院が他との違いをアピールするのは大事なことですが、患者さんが求めているのは、個性ばかりでしょうか。

活法という、私にとっては大きな差別化になる整体術を手にしたわけですが、この違いを患者さんが理解するのは難しいと思っています。ブログの活法ネタはほぼ同業者向けです(笑)

鍼灸でも同じです。私の鍼灸院にやってくる患者さんの多くは、鍼灸はどこでもやり方が同じだと思っています。私の鍼灸院にやってくる患者さんは、私の鍼灸スタイルが気に入って予約されているわけではないようです。

鍼灸院には、鍼灸院のやり方があるように思います。
整体院とは、決定的に変えるべき部分を発見しました。

どんな情報が財産に成り得るのか具体的な事例を挙げながら説明する予定です。
今回限りの企画です。鍼灸師(+学生)限定です。

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日時:12月2日(日)10:30~17:00
会場:大橋会館(東京都目黒区)
参加費:12,000円(活法研究会会員 10,000円)
主催:活法研究会
詳細鍼灸師のためのWebマル秘活用術
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おかげさまで、すでに多数の方からお申し込みをいただいております。
残り席は約半数です。お早めにお申し込みください。

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