Kプロジェクト 養気院の姉妹店

活法は日本が世界に誇れる身体調整哲学

■医療者 or 起業者

鍼灸院を10年もやっていると、「将来は支店を出すのですか?」と訊かれることがあります。尋ねてくるのは、患者さんだったり、近所の人だったり、同業者だったり。

鍼灸院の場合、「支店」とは言わず「分院」と言うことが多いです。呼び方は重要ではありません。新スタッフ(鍼灸師)を雇うつもりのない鍼灸院に、分院はあり得ないです(笑)

鍼灸院を開業していると、医療者として扱われる一方、起業者として見られることもあります。ただ、私が鍼灸院の経営を始めたのは「独立」や「起業」のためではありません。鍼灸のできる就職先がなかったからです。鍼灸のできる環境が欲しくて仕方なく起業したのです。

今でも、実業家としての成功には興味がありません。経営者の集まりに行くのは怖いです。「オマエはやる気があるのか?」と見下されそうですから。でも、私にも野望や野心はちゃんとあるのです。

■職人 or 技術屋

「どうしたら鍼灸師として成功できるのか」を考えてきました。何年も考えました。何を持って成功なのか、と根本的なところまで入り込みました。そうしたらわかってきました。私が目指しているのは職人ではなく技術屋であると。

職人としての鍼灸師は腕のよい鍼灸師です。最終形としては、表現が古いかも知れませんがカリスマ鍼灸師です。「あの技は彼にしかできない」と言われることが名誉です。

技術屋はそうではないのです。「誰もが使える技術」を開発することに存在価値があるのです。自分しか出来ない技術を持っているのは技術屋ではないのです(クリ助解釈)。私の喜びは、技術を共有することで得られるのです。

■小規模 or 大規模

ご存じの方も多いと思いますが、「規模の経済」という経済用語があります。簡単に言えば規模が大きくなるほど利益率が上がっていく傾向のことです。「規模の大きい方がメリット大」という意味ですが、私の仕事に置き換えてみると、そうは思えないのです。「大きくする意味って何なのだろう…」と答えが見つかりません。

(1)鍼灸院の鍼灸師を増やして患者さんの受け皿を増やすことと
(2)多くの鍼灸師が独立に成功して患者さんの受け皿になること

この2つの違いに答えが出ないのです。患者さんのメリットを考えるなら、無理に1を進める必要はなく、2であってもよいと思うからです。鍼灸院を大きくする社会的意義はどこに・・・?

鍼灸師は往診スタイルで開業することもできます。小資本でできる起業と言えます。そして、コストにおける人件費の割合が極めて高いのが特徴です。こうした構造では、規模の経済の理屈が通らないと思っていました。

考えが変わったのは「技術はもっと簡単に共有できる」ことに気づいてからです。10年かけて会得してきた職人芸でもやり方を工夫すれば1年で習得できます。

短期間に習得できる技術があれば、すぐに共有できます。そして、そこから経験の共有も始められます。経験が共有できると規模の経済が成立します。経験を積むためのコストを大幅にカットできるからです。一人一人がそれぞれの鍼灸院で経験を積むよりも、チームで経験を集積する方が効率がよいのです。

■Kプロジェクト、東京発

今の鍼灸院を大きくする予定はありません。ここでは、小さな鍼灸院の魅力を引き続き追究しようと思っています。そんな私の結論は養気院の姉妹店。場所は東京。

経営は7月3日設立予定の法人で行います。
代表は活法研究会の橋本氏。私も役員となって経営を支えます。

姉妹店に、私の技術の全てを託します。
コンセプトも名称も場所も決めてあります。

Kプロジェクトは2名の鍼灸師の力を借りてスタートします。どなたか参加していただけませんか。7月中には社員の募集を開始します。興味のある鍼灸師の方はこのブログから目を離さないでください。しばらくはリクルートブログになります。

共感共有共栄
これも活法の教えであり、Kプロジェクトの骨格です。

つづく・・・(Kプロジェクト 学生のチカラ

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コメント

  1. gucci より:

    毎日チェックしてます!
    ブログの更新が待ち遠しいです。

  2. sano より:

    あと1年早くこのプロジェクトが動いていたら、参加したかったです(汗
    でも、こういうのは縁ですから、志のある良い鍼灸師さんがKプロジェクトに参加して成功するといいですね。

  3. ひらかわ より:

    ああ、ワクワクします!
    来年、東京の鍼灸学校に行く予定なので、Kプロジェクトを直で見る事ができるのですね・・・!
    釈迦に説法ですけれど、どうかお体を大事なさってください。

  4. クリ助 より:

    >gucciさん
    1週間に2~3回更新予定ですので、見守っていて下さいね。

  5. クリ助 より:

    >sanoさん
    1年遅かったですね~。
    Kプロジェクトの未来にsanoさんとの接点が生まれるかもしれません。その際は、よろしくお願い致します。

  6. クリ助 より:

    >ひらかわさん
    Kプロジェクト、実は学生さんにも変わるプロジェクトです。というより学生の方に参加していただかないと成り立ちません。体へのお心遣いに感謝いたいます。何事も健康が基礎ですからね☆

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