『身体調整の人間学』を読もう(専門家向け)

91c767a4.JPGこの本は、同業者にも教えたくなかった本です。
普通、よい本があると「いいよ!」って宣伝するタチなのですが、この本だけはほとんど宣伝していません。

身体調整の人間学
なぜ人に教えたくなかったかと言うと、良すぎるので教えるのが恐かったからです。その本をなぜ紹介する気になったのか…たいした理由なんてありません。ただの心境の変化です。


この本の著者の一人である斉藤孝は今では有名人ですよね。最近は毎日のようにテレビでみかけます。そんな斉藤孝が若かった頃の著作物です。かなりレアな本かと思います。監修は高岡英夫。運動科学という分野で活躍されている、超人的な人です。

この本は、施術者と患者さんとのやりとりを現象学的に研究しています。たとえば、「医師と患者さんとの関係」と「鍼灸師と患者さんとの関係」はずいぶんと違うものです。そういう違いを<構え>という概念を持ち込んで説明しています。<構え>次第で施術の結果も変わってきます。その<構え>は施術者だけではなくて、患者さんが側の<構え>も影響してきます。

患者さんの理解が得られている時とそうでない時では、施術の結果が変わります。施術者なら誰もが気が付いていると思います。施術を行う上で医学知識や鍼灸の技術は重要ですが、それだけではダメです。やはり患者さんとの関係が適正でないとよい結果が得られません。つまり、お互いの<構え>が重要ってことです。

理想的な関係(=両者の<構え>)とはどういうことか・・・

こういうことは鍼灸関連の本では読んだことがありません。「患者さんに共感しましょう」と書いてある本はたくさんありますが、その中身について書いてあることは希です。「患者さんに共感するとは何か」、「信用を得るとは何か」がこの本を読むとよくわかります。

<構え>だけがテーマの本ではありませんので、他にもたくさんの“気づき”があると思います。迷った時、私はこの本を開いています。何か発見できる気がします。
斉藤孝著

声に出して読みたい日本語
高岡英夫著

ゆる美人プログロラム―ガチガチボディの改善で、不調はすべて解決する

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コメント

  1. ジャッカル より:

    クリ助さんはこの本を夫婦関係にも応用してると見た!
    構え!撃て!

  2. クリ助 より:

    > ジャッカルさん
    確かに応用可能です。
    ジャッカルさんは合コン前に読破することをおすすめします。

  3. ジャッカル より:

    ぬう!どこでその情報を!?
    とりあえず、本屋に急がねば!

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