患者さんを減らす努力

患者さんを減らす努力

何ヶ月も悩んでいました。本日の昼、結論を出しました。それは「新規患者様の予約をしばらくお断りする」というもの。

私の施術に期待をかけて予約してくださる患者さんを断るのは意に反します。ですから、お断りしないように予約枠が多少はみ出るくらいまでお受けしていました。必要とされていることが嬉しくて、ありがたくて、いつも感謝しています。

ただ、多すぎる患者さんは他の業務を圧迫します。他の業務が忙しければ患者さんへの対応が粗末になります。勉強や雑務は夜間と休診日に。その夜間と休診日のほとんどをセミナーの準備と講師に使っているのが今の現状です。そして、その合間を使うようにして姉妹店の開業準備。前回の休日がいつだったか思い出せません。

スケジュールの無理を指摘されながらも「施術業務(患者数)は絶対に減らさない!」と粘ってきました。このこだわりを捨てたら鍼灸師でいられなくなると思ったからです。いつだったか忘れましたが、「経営者になりたくて鍼灸師になったのではなく、鍼灸師として働くためにやむを得ず開業した」と書いたこともあります。

経営者として成功したいのではなく、鍼灸師として成功したい、という気持ちは今も同じです。セミナー運営を積極的に行っている私を周りがどう見ているのか知りませんが、最も大事にしている肩書きは鍼灸師です。すべては鍼灸の効果と鍼灸師という仕事の面白さを伝えるための行動です。

皮肉なことに、その気持ちが大きくなりすぎて鍼灸師っぽくない仕事の急増を招いています。考え方も働き方も変える時期が来ているのだと思います。

いつからか、稼働率が100%を越えるのが当たり前になった私の鍼灸院。このままではよくありません。あこれこ落ち着くまで70%程度の稼働率での営業を目標にします。ウェブからの新規患者様はできるだけお断りして、紹介者の患者さんを優先的にお受けすることにしました(もちろん、そんな区別は本当はしたくありません)。

と同時に、よい施術を行って通院回数が1回でも減るように効果の高い施術を心がけます。そうやって作った時間でブログを書いても、「ブログを書く余裕があったら新患さんを受けろ」なんて言っていじめないでくださいね。

本当に苦渋の決断なのですから。

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