
■花粉症は鼻の病気?
花粉症の原因が鼻にあるならば、鼻に鍼をすれば治ってしまうでしょう。しかし、なかなか治らないのが現実です。「鍼は痛いところにするもの」という発想の延長上でツボ選びをすることには限界があります。
意味がないと言ってしまうと言い過ぎですが、少なくとも東洋医学でも鍼灸学ではありません。もちろん西洋医学でもありません。花粉症を治そうとするとき、花粉症の火元がどこにあるのかを知る必要があります。鍼灸学的にいえば、花粉症の人に共通するツボがどこかなのか。

■花粉症で悩む人の共通点
一般的に、東洋医学で花粉症はいくつかのパターンに分類されていることが多いです。簡単にいえば、体質によって花粉症の治し方が違うと考えられています。しかし、私は人によって違う部分はあれども、症状の性質がどなたも酷似しているわけですから、共通部分が必ずあると信じていました。
その共通部分に対応してから、一人一人の個性に対応する方が効率よいです。花粉症に効くと言われるツボは、養成学校でも教えてくれましたし、既に多くの報告や発表があります。専門誌の特集としても定番です。
ただ、それらの方法には課題が残っていると思います。体質別にアプローチすると変化が出るまでに時間がかかりすぎ、患者さんが待てません。花粉症の季節に入る前に治療をする必要があり患者さんの理解を得るのが困難です。いっぽう、即効性を狙って鼻をターゲットにすると一時的に症状を落ち着かせるだけで終わってしまいます。
■対症療法はダメなのか
症状の軽減は昔から知られている方法で可能でしたが、「治す」という目標には届かないことばかりでした。しかし、3~4年前から事情が変わってきました。目標値を「完治」に設定できる可能性が出てきたのです。
きっかけとなった言葉があります。「要は、症状が出なければいいんだろ」という師匠の口癖(教え)。原因を突き止めようとしたら学者にならなければなりません。患者さんと直接接する私たちが最優先にすべきことは、患者さんの悩みを取り除くことです。原因があることがつらいのではなく、症状があることがつらいのです。
「治す」のではなく「無症状にする」という発想。
無症状になった人も「治った!」と言うのです。一生無症状なら完治です。
それは「対症療法」だと見下されるかもしれません。悪評のある対症療法ですが、「対症」という考え方も時には大事なのです。発症原因がわからなくても要は治ればよいのです。原因が解決できていなくても、悪化条件を取り除くと症状は無になることがあるのです。
■花粉症になる条件
花粉症の原因もはっきり言えばよくわかりません。でも、花粉症を引き起こす条件は変えられます。花粉症を引き起こす条件の一つに「風池」が挙げられます。この風池は後頭部にあるツボですが、花粉症や鼻炎で悩む人の多くはこのツボが硬くなっています。このツボに鍼をするなどして柔らかくすると、症状がその場で軽減します。鍼灸師の間ではよく知られたツボです。
ただ、風池が硬くなるにも条件があります。その条件を取り除かなければ、風池に鍼をし続けなければなりません。そうやって花粉症のシーズンを乗り切るのも手ですが、その場しのぎを毎年繰り返さなければなりません。
症状を改善させるツボがあるように、ツボを改善させるツボがあります。そうやって対症に対症を連ねていくと原因に少しずつ近づいていくと思うのです。悪化する条件さえなくなれば、仮に根本は変わっていなくても症状はでません。私がたどり着いた花粉症治療とはそういうものです。
花粉症が改善した人の感想文はコチラ。
■モニター募集(募集期間 1/4~1/17)
2月1日(土)にオープンする「はりきゅうルームカポス」で花粉症治療のモニターを募集します。既に群馬で多くの症例がありますが、カポスでの実績もいち早く必要だからです。
【参加条件】 同業者歓迎
・1~4月に花粉症が出る方
・品川(駅から徒歩5分)に週2回のペースで5回通える方
・感想を書いて頂ける方
【謝礼】
オープンなので思い切った謝礼を用意しています。詳しくはコチラ。
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・鍼灸養気院(群馬県伊勢崎市)
・鍼灸ルーム品川カポス(東京都港区)
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