採用試験を終えて

今月15日の採用試験(最終)において、品川カポスの新スタッフ(鍼灸師)が決まりました。働いてもらうまで少し時間がありますので、改めて紹介することにします。

採用となった当人にプレッシャーを与えてしまう話になりますが、この採用が決まる裏側では書類審査と最終選考で不通になってしまった方のことを、きちんと考えておきたいと思っています。それぞれ、長所があるわけで「どの長所を選ぶのか」というこちら側の都合で選ぶに過ぎません。

募集要項を請求された方はたくさんいらっしゃいましたが、全員が応募してくれたわけではありません。募集要項を読んで応募を取りやめた方が何人もいたわけです。残念な気持ちもありますが、思惑の通りの結果でもありました。

どういうことかと言いますと、

説明会を設けていない私たちの会社にとって、募集要項は会社説明の唯一の機会です。私たちの会社が描いている未来を知って「本当に働きたい」と思う方だけに応募して頂きたかったのです。「入ってみたら思っていたのと違った」なんてことが絶対にない方が互いのためですから。そういう意味で、募集要項は私たちからのラブコールだったのです。20ページに届きそうな募集要項を読んで、「面倒くさそうな会社」と思った方もいらっしゃたはずです。

群馬(養気院)での研修が1ヶ月あるので断念された方もいらっしゃったと思います。東京に勤務したい人が群馬の研修なんて嫌だろうな~と思います。それでも、応募がたくさんあったので嬉しい限りです。研修を2ヶ月間にしておけばよかったかな、と一瞬思いましたが、さじ加減を失敗すると応募ゼロもあり得るので、踏みとどまりました。

最終選考の日は、朝から胃痛でした。正確に言えば前日から胃痛がしていました。久しぶりに体がガチガチでした。普段やり慣れていない仕事ということもありますが、誰と働くかを決める重要な場面ですから。私のような者が関わってもよいのでしょうか。今でもその時の重圧が体に残っています。

事前に、チーム構成を強く意識していました。既存メンバーと新メンバーが互いの力を引き出し合う関係になれるように頭の中でずっとシミュレーションしていました。今となっても正解はないと思っています。

ご縁がなかった方々には、不採用となった理由を同封して通知しました。冒頭に書いた通り、不採用としたのは、私たちの都合であって各々の能力の問題ではありません。実技試験で惚れ込むほど繊細な技術を見せてくれた方にも不採用通知を送ることになってしまいました。それだけではありません。一緒に居たら楽しくて元気をもらえるだろうなと思う方にも、患者さんの悩みを真っ直ぐ受け止められる優しさのある方にも、不採用通知を送りました。

本当にちょっとした差しかありませんでした。

先日、私の鍼灸院に一通の手紙が届きました。最終選考に残った一人で不採用の通知を送った方からでした。その手紙には感謝の意が綴られていました。複雑な気持ちもありますが、とても嬉しかったのです。その気持ちを大切にしたいと思ってこの記事を書いています。

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私には限られた力しかありませんし、小さな器しかありません。もう少し力をつけたいと思っていますし、器ももう少し大きくなければと思っています。求人の仕事をすると、自分の大きさがよくわかります。どれほど小さいか嫌でもわかってしまいます。今は小さいなりにやりくりしようと思います。あまり背伸びをせずに。

背負うものが増えたら「自分自身も大切にしなければ」と強く思うようになりました。ここまで、なりふり構わず仕事に没頭してきたので、そろそろ大人なやり方にシフトしなければならない時期です。臨床漬けの日々になりすぎているので、社員の心と向き合う時間をもっと作らなければならないと思っています。欲を言うなら、ブログをもっと頻繁に更新する時間がほしいです。

チームの新メンバーは、時期が来たら紹介しますね☆

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