「鍼灸院」は「しんきゅういん」と読みます。
「はりきゅういん」と読んでも、おかしくありません。
どちらも正解です。
同じ要領で、「鍼灸師」も「しんきゅうし」と読みますが、「はりきゅうし」と読んでも正解です。
患者さんがどんなふうに読んでも、私たちは気になりません。
「しんきゅう」と言うと、「新旧」や「進級」のような同音の言葉あるので、私は初めて会った人に職業を説明する時には「はりきゅう」と言うことが多いです。

鍼灸を受けたことがない人は、「鍼灸」って書いてあっても、読み方がわからないと、なんとなく不安になると思うのです。私だって、初めてのお店に電話をかける時には、読み方がわからない時は、いったん調べてから電話しています。読み方を間違って恥をかきたくないからです。
発信すべき情報は、シンプルなことかもしれません。
患者さんは、鍼灸のことを知りません。「知らなくても大丈夫ですよ」と私たち鍼灸師は思っていても、患者さんは「何も知らなくてすみません」という気持ちになっていることが多いです。鍼灸院によってもメニューや料金が違いますし、治療法も違います。技量の問題なのか、スタイルの違いなのか、患者さんは見当も付きません。
鍼灸師から見たら当たり前のことが、患者さんにとっては大事だと思うのです。
「鍼灸のことをもっと知って欲しい」
それが鍼灸師全員の願いです。
そのいっぽうで、患者さんは「自分のことを知って欲しい」と思っているはずです。鍼灸を受けようと思っているのに、最初の一歩が踏み出せない人の気持ちを知ること。これができれば、私たち鍼灸師の道も開けてくると思います。
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