私がどんな人間なのか、患者さんが知る機会を得られるように始めたこのツボ日記。
だんだん欲が出てきて、鍼灸のことを知ってほしいと思うようになりました。
公共の場であるブログ。
コミュニケーションのツールとして最強(?)だと思われるブログ。
このブログをどう活用していくか…ブロガー、クリ助は最近かなり迷っていました。まずはブログの使い方を整理することから始めました。
1.「自己表現の場」として考える …日記として
2.「コミュニケーション・ツール」として考える …交流の場として
3.「マーケティング・ツール」として考える …治療院の宣伝として
4.その他
2~3ならば訪問者の数が必要です。アクセス数にこだわらなくてはなりません。
アクセスされなければ交流も生まれないし、宣伝にもならない。
私の出した結論、それは1と2です。
日記を書きながら、コミュニケーションを積極的に求めていきます。結論は平凡なものに落ち着きました。でも、この心境に至るまでにはクリアしなければならない悩みが2つありました。
まず一つ目。
医療者には守秘義務があります。患者さんのプライバシーは絶対に守らなくてはなりませんから、臨床で起こったことを書くことにためらいがあります。秘密を守れなかったら医療者として失格です。
二つ目。
匿名の日記ではないこと。正体がわからなければ簡単に書けることでも、身元を明らかにしている私としては、どうしても書く内容に気を遣います。「こんなこと書いても大丈夫かな~」なんて思うことばかりです。だから、ハンドルネームで書いている治療家ブロガーのことが羨ましく思ったり…。どうも本音が書きにくいのです。。。かといって、体裁のよいことばかり書いていては、面白くありません。
あーでもない、こーでもないと、悩んでみた結果・・・
鍼灸師にとってのドラマはやはり臨床の場にあります。臨床で起こったこと、思ったことを書いていこうと決心しました。
守秘義務はどうするの?
ってことになりますが、それも心配ないことに気が付きました。私の治療院の場合、個室で治療しています。だから、治療中の会話内容は一切外に漏れていません。私が「ある患者さんが…」と書いたところで、どの患者さんのことなのかわかる人はいません。それに、症例を発表するわけではないので、細かいことまで書く必要はありません。
いろいろな患者さんと接する中で、私が思ったこと、感じたこと、困ったこと、悩んだこと、そして嬉しかったことを素直に書いていくだけですから。
本音は書けるの?
っていう問題もありますよね。治療家は患者さんの前では、あくまでも治療家としての責務を果たさなければなりません。私の悩んでいる姿を見せても患者さんは喜びません。施術の場においては、自分の技術と知識を最大限に活かしながら、全力で務めるだけです。
治療院で、患者さんが求めるのは治療家としての私。それはそれで全力を出します。でも、このブログは治療院そのものではありません。だから、すべての患者さんと接するものではありません。ブログを読む、読まないは患者さんの自由ですし。
私は常に治療家である必要はないと、開き直ることができました。一人の人間として喜ぶこともあるし、悩むこともあります。このブログでは、治療家としてではなく、鍼灸に携わる一人の人間として読者の方々と関わっていこうと思います。


コメント
う~~~ん、いつも自分の身において考えさせられる内容を提供していただいてありがとうございます。
今回の内容の「ブログを書くことに関する悩み」は、ある意味、先生の本音をさらけだしたんではないでしょうか。
そしてその悩みに真摯に取り組んでいる姿勢も伺いしれ、一読者として感銘を受けました。
クリ先生のブログを見させていただいて感じる事は
取り扱う内容が多方面に及びかつ面白い、
それを分かりやすく伝える文章力がある事、
そして、最も大事な点である人柄の良さ、
と言う事です。
プロの僕が読んでも、そして実際顔を知っているのに、この先生に会ってみたーーいという気にさせるのですから、クリ先生が言う1~3のブログの目的は十分達成されてますよね。
続き
これからの鍼灸師は業界で生き残る為に、
技術向上だけでなく、
治療経営学的な観点から、
IT関連を絶対抑えておかなければならないと常々感じてます。
そういう意味でサイト・ブログを有効活用しているクリ先生は鍼灸界でもIT関連の最先端をいっていますね。
僕もクリ先生の様に楽しみながら自分を成長させる道具としてPCを有効活用していきたいです。
では、またお邪魔します。
貴重なご意見ありがとうございます。文章力を褒められたのは特に嬉しいですね“r(^^;)
一番大切なのは、直接顔と顔を合わせて対話することですよね。ネットを通じてのコミュニケーションは、相手の顔が見えない分、気持ちを誤解されないように文章を書かなければいけませんし、匿名であるが故に簡単に人を傷つけてしまう発言をしてしまうリスクがあるように思います。
でも、これからの時代、よくも悪くもネット社会。その中でどれだけぬくもりを表現できるか…これからの課題だと感じています。ブログはホームページと違って、個人と個人が結びつきやすいツールです。今後、ネット社会において、ブログは大きな可能性を秘めていると思います。鍼灸界もネットを活用する人が、急激に増えてきたと感じてます。ただ、気軽にできるようになった分、そのモラルの低下が心配でもあります。
クリ助さんのこのブログの内容には、非常に賛同します。
僕は匿名でブログを運営している一人ですが、本当はクリ助さんの様な形態がいいのかもしれません。
(現在、色々模索中です。一つ新しいブログも作ってみました。)
ネットのモラル、本当に考えさせられることです…。
今後も応援していますので、ぜひ有益な情報を提供し続けてください(^^)
可能性のあるネットだけに、ネガティブにならず積極的に新しいことにチャレンジしていきたいですね。今後も、私が体験したことを書いていこうと思います。鍼灸家の専門的意見もとても貴重だと思います。またコメントお願いします。
もちろん、他ジャンルからの客観的なご意見も大切にしていきます。鍼灸をまったく知らない方から意見もお待ちしています。