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インターネット時代の著作権―実例がわかるQ&A付 半田 正夫 by G-Tools |
ネットの時代になり、著作権の問題も身近になってきたと思います。
私も著作権を侵害されたことがありますので、その時のことを書いてみます。
というより、ようやく解決したので経緯を書くことができるようになったのです。
昨年末、知り合いの同業者から一通のメールが届きました。
「クリ助さんのホームページの内容と同じものを偶然見つけました。知ってますか?」
メールに記されていたアドレスに行ってみると唖然 w(☆o◎)w
テキストを完全にコピー&ペースト(コピペ)しているサイトだったのです。
一字一句一緒で、誤字脱字まで同じという笑えない状況。商用サイトに利用されていました。
サイトの運営者は、そのサイトを見る限りはわかりません。
今の時代、運営者のわからない商用サイトが山ほどあります。そのカラクリは…
アフィリエイト広告がミソです。(このブログにもある広告のことです。)
念のため説明をしておきますと、サイトに広告を表示させて、それを訪問者がクリックすると紹介料がもらえるというシステムです。これを利用するだけなら、訪問者に対してサイト運営者を明らかにする必要はありません。素性がわからないのをよいことに、私のコンテンツを盗み、商用サイトに利用したのです。
私としても相手の素性がわからないので削除の要請もできません。まずは、相手が誰なのか調べなければなりませんでした。とはいっても、私は鍼灸家なのでネットサーバーに詳しいわけがありません。苦労しましたが、どうやって調べたか公開します。
1.まずはサイトのアドレスが手がかり!
http://********.******.jp/index.htm
2.ドメインからIPアドレスを割り出す
さて、解析開始。
ドメインネーム=********.******.jp
IPを知る解析ツールを使用(Grand Cru より)
Grand CruのNSLOOKUPというツールを使用しました。これを使うと、アドレスからIPアドレスという数字で書かれたアドレスが分かります。この数字が重要なわけです。
解析結果:********.******.jpのIPアドレス = ***.***.**.***(数字)
3.プロバイダを特定するツールを使用する
Whois Gateway(便利コム!!で提供しています。)
解析結果:
株式会社○○○○
****-***-*** [○○○○○○] ***.***.**.*
○○ ○子 (******,**ko)
***-*** [***.***.**.*** <-> ***.***.**.***] ***.***.**.***/**
4.プロバイダに申請する
ここから、プロバイダ責任制限法に基づいて手続きです。(申請様式)
→書類を作成しようと思ったら、プロバイダのサイトに違法コンテンツを
申告するフォームがありました。
申告後、プロバイダからメールが返ってきました。その内容です↓
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
クリ助 様
この度は、「株式会社○○○○」に問合せいただき、ありがとうございました。
以下の通り【違法コンテンツ】のご申告を弊社にて承りました。
控えとして申告頂きました内容をお送りいたしますのでご確認下さい。
———————————————————————-
申告IPアドレス又はURL:http://********.******.jp/
情報の詳細 :
http://********.******.jp/
ファイル
index.html
s1.html
s2.html
s3.html
s4.html
s5.html
s6.html
s7.html
s8.html
s9.html
備考 :
指摘サイトの内容は、私の運営するサイト「○○○http://****-**.com/」の
「○○○○○の科学http://****-**.com/diet.htm」と「○○○○○の法則
私は、著作物「○○○○○の科学」および「○○○○○の法則」に係る著作
権法第23条に規定する公衆送信権(送信可能化権を含む。)を有しています。
私は、********.******に対して著作物「○○○○○の科学」および「○○○○○の法則」
を公衆送信(送信可能化を含む。)することに対し、いかなる許諾も与えておりません。
私は、著作物「○○○○○の科学」および「○○○○○の法則」を公衆送信
(送信可能化を含む。)することを許諾する権限をいかなる者にも譲渡又は委託
しておりません。
———————————————————————-
なお、原則として、該当ユーザが弊社直接のユーザでない場合、対応が間接的な
ものとなり、お時間を要する場合がありますことを、予めご賢察いただきますよ
うお願い申し上げます。申告内容や個人情報の転送についてはご同意頂いたもの
とし、対応させて頂きます。
———————————–
株式会社 ○○○○
カスタマーサポートセンター
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
このように申告したものの、その後数ヶ月の間、著作権を侵害しているサイトが削除されることはありませんでした。私が申告した株式会社○○○○というプロバイダは、N社にサーバをレンタルしていて、N社は借りたサーバのスペースを著作権侵害者に貸しているという状況でした。著作権侵害をしていたのは、N社のお客さんです。
株式会社○○○○ → N社 → 著作権侵害者
いっこうに削除されないので、N社に著作権侵害の内容を通達しました。
すると、数日後削除されました。しかしながら、N社からは何の連絡もありません。もちろん、著作権侵害者からの謝罪はありません。被害者が受けた傷(+損害)まで削除してほしいものです。
【被害を公開した理由】
この度、このような事例を掲載したのは、私だけの問題だけではないと思うからです。誰にでも被害者になる可能性があります。侵害する方は軽い気持ちかもしれませんが、被害者の精神的ショックは大きなものです。今後、このような著作権侵害が増えていくと思います。そんな時、この事例がどなたかの役に立てば嬉しいです。ネットで検索しても、被害者の声はほとんどありません。泣き寝入りしてしまっている方も多いと思います。被害者の一人として、被害にあわれている方に勇気を与えたいと思って、このような内容を投稿しました。



コメント
勉強になります。
盗用されるだけのコンテンツを持っていない
私は心配ないですが。
人のふんどしで相撲をとる奴ぁ沢山いますからね~。
便利な反面、新しい犯罪も増えますね。
勉強になりました。
今後、しっかりと意識をもってやっていきたいと思います。
困った時に、このブログが解決のヒントになれば幸いです。そんなことにならないのが一番ですけど(^^;)
拝見しました。
この度は大変でしたね。ネットの著作権の問題は、解決まで相当な時間と労力がかかるものなのですね。
お疲れ様でした。
人の大切なものを盗むなんて…決して許されないことです。
クリ助さんは本当に偉いと思います。立派です。
大変な目にあったのに、きちんと経緯や対処法を整理して私たちに教えて下さったのですから。
大いに参考になりました。ありがとうございます。