鍼灸院を経営する理由(1)

クリ助は鍼灸師でありながら経営者でもあります。
経営者というと偉そうですが、なんてことはない、田舎に小さな鍼灸院を開業しただけのことです。

今では経営のことを真剣に考えていますが、最初は経営にまるで興味がありませんでした。

私の発想は単純明快。

ただ鍼灸をする場がほしかったのです。そのために経営者になりました。

・・・鍼灸学校を卒業する頃の話・・・

鍼灸師の免許をとっても、鍼灸ができる就職先は少ないのです。

「なんとかなるさ」

なんて、鍼灸学校を卒業する間際まで呑気にしていました。
案の定、卒業して本当に就職先がありませんでした。

夢を抱いて卒業した鍼灸学校。
待っていたのは無職という厳しい現実。

鍼灸にこだわっていた私は、そのこだわり故に就職先に巡り会えなかったのです。あるのは免許だけ。

免許だけでは何の意味もないのです。
それは、その立場になってみると痛いほどよくわかります。

鍼灸の国家資格とは、
「鍼をやってもいいよ」「お灸をやってもいいよ」ってだけのことで、治療院と患者さんがセットになって与えられるものではないのです。

どんなに高い志(こころざし)があっても、実践する場がなければ話になりません。鍼灸学校卒業をしたばかりのクリ助は、本当に話にならなかったのです。

免許を取ったら何かが変わる

なんてことは、間違ってもありません。
右も左もわからない新人鍼灸師に「うちでぜひ鍼灸をやってほしい!」などというオファーはないのです。医師のようにインターンがないので、卒業後は誰も面倒をみてくれません。

卒業後、とりあえずは鍼灸学校に通うために借りていたアパートに住み続けて、つまらぬことを考えていました。

これってニート

鍼灸院を経営する理由(2)

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コメント

  1. RideandGo より:

    実は随分前からこちらのブログを読ませてもらってるんですけど初めてコメントさせていただきます。
    大阪に住んでる21歳です。僕は実は鍼灸師を目指して10月9日(明日です・・汗)に鍼灸学校の入試を受けに行きます。結構緊張してます。いつもクリ助さんのブログ楽しませてもらってます。具体的な体験談がたくさん書いてあってホンマに参考になります。でも鍼灸の世界ってやっぱり色んな人に聞きますけど最近は厳しいみたいですね。でも僕は自分のこれやって思ったものでがんばってその道を極めてみたくて。それにクリ助さんの治療院はほんと今までの型に捉われてなくて何より優しい感じのする治療院に見えます。これからもブログ楽しませてもらいまーす!

  2. 東北 より:

    こんばんわ、クリ助さんの鍼灸の治療方法に大変興味があります。
    クリ助さんは本当に器械などを使わず鍼と灸のみで治療してらっしゃるんですか?低周波や高周波などは無いんですか?それなら本当に凄いと関心いたします。今時本当に珍しいと思い、質問させていただきました。

  3. クリ助 より:

    >RideandGoさん
    明日が試験なんですね。緊張せずに力を出してください。応援しています。
    近頃、鍼灸師の養成学校が激増しましたから、卒業後、同業の方と競合するでしょうね。厳しいと言えば厳しいかもしれません。でも、この道が好きであれば、こんなに面白い仕事はないと思っています。
    ちなみに、私が鍼灸学校に入学したのが22歳の時ですから、RideandGoさんと同じタイミングです。

  4. クリ助 より:

    >東北さん
    低周波や高周波などはありません。学校で使い方を習いましたが、一度も使ったことがないので忘れてしまいました(笑)←笑い事ではないかも。。。
    私の所属している学派で伝統的な鍼灸を学んでいます。ですから、オリジナルな技があるわけはありません。開業してから、ずっと鍼と灸のみなので、しばらくはこのままだと思います。
    ちなみに一番ハイテクな機械は空気清浄機です。お灸の時に換気扇と共に活躍しています。

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