広すぎる待合室

クリ助の鍼灸院の最大の特徴はホール。
開業間もない頃、ここでコミュニティの形成を画策していました。

開業間もない頃は、このスペースを利用したイベントを行ったり、休診日や営業時間外は積極的にスペースを無料で貸していました。

ホールでのイベント風景

しかし、この企画はすぐに廃止。

地域にとけ込むことによって、鍼灸を身近に感じてもらえると思ったのですが、間違っていました。

私自身が地域との密着という点では、それなりに意味があったのですが、患者さんのメリットを考えると必要なかったのです。想いの空回りです。

挫折でした。

完全に失敗に終わったコミュニティづくり。でも、この失敗があったから今があるように思います。負け惜しみではなく、必要な失敗だったと思います。

心境の変化もありました。

「地域に密着しなければならない」という呪縛から解放されたのです。地域にこだわるあまり、私を必要としている人(患者さん)がどこにいるのか忘れていました。

患者さんは治る見込みがあれば、遠方からでもやってきます。鍼灸院の患者さんはご縁のある方です。周辺住人とは限りません。

地域に根ざした鍼灸院、これが理想だという気持ちは変わっていません。しかし、鍼灸の受診率は数パーセント。隣に鍼灸院があってもほとんどの人にとって「関係のないところ」です。「コンビニが徒歩1分で便利」と同じ感覚で、患者さんと鍼灸院の物理的な距離を論じることはできません。

地域よりご縁!
(地域をないがしろにするって意味じゃないですよ)

そんなわけで、

コミュニティづくりから解放されたクリ助。
目的を失ったホールを抱えることになりました。

美人すぎる市議はマスコミに任せておいて、大きすぎるホールをどう扱うか・・・

「大は小を兼ねる」を信じて次のステージへ。

贅沢な待合室に

コミュニティ向けのホールから、贅沢な待合室にコンセプトを塗り替えたのです。広くてもそのままでは寒々しい空間。可動式のパーテーションで区画を作りました。そして、天井と壁に断熱加工を施していきました。特に今年は断熱性能が大幅に改善されました。ブロックのヒンヤリ感が激減しているはずです。

<断熱工事> 第一弾(2007/10/24)第二弾(2008/9/22)

快適性を追求し始めたホール

むき出しだったブロック壁もホワイトに。
どうしてもブロック素地を残したい部分もあったので、そこは手をつけず。

ブロック壁に陰影を映し出すランプ風照明

ブロックに映る光と影は、捨てられません。
この雰囲気は他では出せませんから。

待合室だけでも改善計画が山積みです。あとはマネーの問題です。
これが一番の問題です(笑)

完成予想図には達していませんが、それでも大きな待合室はクリ助の鍼灸院の最大の特徴です。患者さんから「いいね♪」をたくさんもらえるように、夜な夜な計画を練ります。

お、忘れてはいけないのが技術。
最終的には患者さんが技術で選ぶ、それを忘れたらおしまいですから。

ご利用は計画的に
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