マーケティング論_04「コンサルタントだけがわかること」

マーケティング論_01「タブーへの挑戦」
マーケティング論_02「囲い込むのは誰のため?」
マーケティング論_03「コンサルタントが知らないこと」

前回に予告した「相手の口元に視線を向ける時はどんな時か」という話題に前に一呼吸することにしました。

この記事の発端はコンサルタントに対する不信感から始まっています。それは感情的なものです。その感情面を説明するのに、ちょうどよいブログがあったので紹介します。

経営者がコンサルタントなどの専門家嫌いになる原因って?
(私とはいっさい関係のない方のブログ記事です)

コンサルタント嫌いの理由を、よくまとめたなぁと感心します。おそらく、コンサルタントから見ても嫌われる経営者っているんだと思います(私のこと?)。

このブログの記事を読んでくださった先輩鍼灸師からコンサルタントは玉石混交であるというご意見をいただきました。ご心配のように、このブログがコンサルタント批判に終わってしまうのは本望ではありません。目的は、「社会に役立つ鍼灸師」というポジションを確かなものにしていくことです。

コンサル経験を積めば経営者になれるのか?

この記事の中では、コンサルタントと経営者の能力の特性をこのように分けています。

 コンサルタント=分析力
 経営者=実行力

実にわかりやすい!

最近、DeNAの社長を退いたばかりの南場智子氏がコラムの中で、コンサルタントを経営者の違いを述べています(南場氏はコンサルタント出身の経営者です)。該当箇所は5ページ目の最後の方です。

 コンサルタントの時 = 欠点や出来ていないことに目が行く
 経営者になってから = 他の会社のよいところが見える

これもわかりやすいと思います。

つまり、経営者からコンサルタントを見た時、悪いところばかり指摘するが何もやってくれないと不満が出やすく、コンサルタントから経営者を見れば、欠点を指摘しているのに実行しないことに不満が出やすいと言えるのではないでしょうか。

鍼灸院を開業すると、欠点を指摘してくれる人がいない、という環境になります。技術に関しては勉強会に行けば指摘してもらえます。しかし、経営に関しては誰も言いません。「好きにやったらいいさ」の世界です。

やりたいことに夢中になるあまり、自己批判する場を失ってしまうというのがリスクです。そのリスクを補うためにコンサルタントの存在がある、と考えればスッキリするのではないでしょうか。

「自分では気づけぬ欠点があることを意識しなさい」という結論になります。やりたいことに夢中になっている鍼灸師ほど、盲点ができるってわけです。これって私のことじゃないですか。

次回は、口元に視線を向けたくなる話です。
(イヤラシイ意味でなくてね、パート2)

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