「開業鍼灸師の生きる術(道の続き)」の続き

調子に乗って書いていたら長くなりました。
仕事にデジカメを使ってきた経験から、鍼灸院開業や鍼灸院経営に有利なカメラ選びについて私なりの意見を書いてみます。デジカメの知識は大事だと思います。
カメラの専門家も評論家でもありませんから、あくまでも開業鍼灸師の立場で。
ちょっとでもカメラの知識があれば今から書くことは常識です。読む必要がありません。
これまで買ったカメラ(携帯やスマホを除く)を数えてみたら7台でした。コンパクト6台、一眼レフ1台です。使ったことがあるメーカーは下記の通りです。二強と言われるキャノンとニコンが入っていません(笑)
カシオ
リコー
富士フイルム
オリンパス
パナソニック(3機種)

基本中の基本ですが、デジカメの性能は、レンズ、センサー、画像処理で決まります。
レンズ…光を取り入れる
センサー…光を電気信号に変える
画像処理…電気信号を絵にする
■センサー
数値化しやすいのは、2番目のセンサーです。画素数が多いとか少ないとかは、このセンサーに関わる話です。でも、前回書いた通り、最低画素数が問題になる場面はありません。
大事なのは、高感度性能の方です。暗いところでよく写る性能です。高感度性能は、ISOの数値を確認すればわかります。ISOを高めに設定できるカメラの方が暗闇や室内に強いセンサーだと言えます。
ISOは、センサーの大きさに大きな影響を受けます。画素数が同じなら大きなセンサーの方がISOを高く設定するのに有利です。コンパクトカメラは大きなカメラ(一眼レフ)より、高感度性能では不利です。
「暗い部屋で撮影する」のであれば、高感度性能(ISO)は重要です。ただ、三脚を使って部屋を撮影するには、高感度性能にこだわる必要がありません。
カメラを三脚に固定すれば、シャッタースピードを遅くする(光を取り入れる時間を長くする)ことができるので、高感度性能に頼らなくてもよいのです。
「室内で人を動く人を撮影する」場合には、ISO感度が重要です。
ここまでセンサーの話でしたが、私はセンサーにはこだわらない方がよいと思います。こだわるべきはレンズです。
■レンズ
レンズこそ、カメラの命であり、個性を決定づけます。
まず、小さいレンズと大きいレンズ。
携帯電話やスマホに付いているカメラのレンズは小さいレンズです。次に小さいのは、コンパクトカエラです。そして、大きめが一眼レフです。最近はカテゴリが増えたので書き足します。
レンズが小さい順に並べます。
・携帯電話、スマートフォン
・コンパクトカメラ
・ハイエンド(フラッグシップ)コンパクトカメラ
・ミラーレス一眼
・一眼レフ
ミラーレス一眼と、一眼レフは、レンズ交換ができるので、並びが逆転することがあります。
大きなレンズほど性能がよいです。ですから、ミラーレス一眼や一眼レフを購入するのがベストだと思います。ただ、それだと結論が「お金を積めばよいいカメラが買える」になってしまいます。開業間もないお金がなかった頃は、こんな結論なら拒否です(笑)
そこで、提案するカテゴリは、「ハイエンド・コンパクトカメラ)」です。このカテゴリは、各メーカーが画質に妥協していないのです。コンパクトの最高画質がここにあります。
ボディのサイズは、コンパクト中では大きめで重め。
価格帯は、4~6万円くらいです。
中古や旧型ですと3万円台で手に入ります。
■画角
コンパクトカメラののハイエンドに共通する特徴があります。レンズとセンサーが大きいこと。一方、犠牲にされていることがあります。ズーム性能です。
望遠機能が通常のコンパクトデジカメより劣ります。これは仕方ありません。「近くから遠くまで良くカメラ」なんてないからです。ズーム機能が優秀なカメラは「近くも遠くもそこそこ写る」ように設計されています。
画質は「単焦点レンズ」と言われるズーム機能のないレンズの方が有利です。iPhoneのカメラはよく写ると評判ですが単焦点レンズです。小さいレンズであっても単焦点だから、ある程度の画質を確保することができるのです(ズーム機能があるように見えますが、映像の一部を拡大しているだけです)。
単焦点が画質では有利であるとはいえ、鍼灸院経営にとってズーム機能がないと不便です。だいたいのハイエンドカメラはズーム機能があるので大丈夫です。レンズのズーム機能は「光学ズーム」と記されています。画像の一部を拡大してズームしているように見せているのは、「デジタルズーム」と言われています。
光学ズームは、3~5倍あれば十分だと思います。
大事なのは広角。
手前側を広く撮る性能の方が大事です。
なぜ大事なのか…
それは、施術室などの施設を撮る際には広角を使用するからです。広角を使わないと施術室が狭く見えてしまいます。実際より広く見せるつもりはなくても、実際の目よりも広く撮らないと、実際の感じになりません。
カメラの画角は「焦点距離(mm)」で表されます。
数字が少ない方が広角(手前側を広く撮る)
数字が大きい方が望遠(遠くを狭く撮る)
人間の目の焦点距離は50mm程度と言われています。

50mmの焦点距離(画角)で室内を撮影すると、実際より極端に狭く感じます。見たままを伝えたら、実際より狭い部屋になります。
自然に見える焦点距離は28mmです。(私の経験)
ちょっと広めに演出するなら24mmです。これ以上小さくすると不自然になります。
24mmで撮影できるのは便利です。

■コンパクトとハイエンドの画質の差
撮影条件がよいと、大きな差は感じられません。私の感覚では、ハイエンドを使うと失敗写真が減ります。比べると、写真のハッキリ感が違います。ハイエンドを見てから、コンパクトを見るとモワッとした感じがあります。
このモワッと感が素人写真感になってしまうのです。SNSならこのモワッと感は問題になりませんが、オープンなウェブサイトに使った途端、画面に素人っぽさが出てしまいます。オシャレに演出するのをあきらめなければなりません。
もちろん、鍼灸院が大企業のようにハイクオリティな写真を使う必要なんてないと思います。多少、モワッとしているくらいの方が親近感があってよいという意見もあると思います。

■ハイエンドカメラは自由
ハイエンドカメラは、一眼レフに負けないくらいの設定ができます。よく見かける機能にホワイトバランスというのがあると思います。コンパクトカメラにもホワイトバランスを調整できますが、「オート」で撮る人が多いため調整しようとすると面倒であったり、細かい調整ができないことがあります。
ホワイトバランスは、大事です。
ホワイトバランス次第で、与える印象が変わります。

■ラインナップ(2012年11月3日時点)
レンズの明るさ(F値…数値が少ないほど光を取り込める)と、光学ズーム機能だけ書き出しました。
オススメ度★★★★★
私の愛用モデルです。実際に使っているのは先代モデルのLX-5。
LX-5の前は、その先代であるLX-3を愛用。
F1.4-2.3 光学ズーム3.8倍(24mm~90mm)
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Panasonic デジタルカメラ ルミックス ブラック DMC-LX7-K
パナソニック 2012-08-23 |
オススメ度★★★★★
アートフィルターが優秀です。上手に使えば効果的な演出ができそうです。ほしいカメラです。
F値1.8-2.5 光学ズーム4倍(28mm~112mm)
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OLYMPUS デジタルカメラ STYLUS XZ-2 ブラック 1200万画素 1/1.7型 裏面照射型CMOS 光学4倍ズーム F1.8-2.5「i.ZUIKO DIGITAL」レンズ 3.0型可動式LCD XZ-2 BLK
オリンパス 2012-10-26 |
オススメ度★★★★☆
こういうデザイン好きです。
F値2.0-2.8 光学ズーム4倍(28mm~112mm)
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FUJIFILM デジタルカメラ X10 1200万画素 2/3型EXR-CMOS F FX-X10
富士フイルム 2011-10-22 |
オススメ度★★☆☆☆
さすがキャノン。文句ない性能です。ただ310gなのでちょっと重い。
F値1.8-2.8 光学ズーム5倍(28mm~140mm)
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Canon デジタルカメラ PowerShot G15 約1210万画素 F1.8 光学5倍ズーム PSG15
キヤノン 2012-10-12 |
オススメ度★☆☆☆☆
392gなのでキャノンより重い。気軽に持ち運びたくない重さ。心して買うべし。
F値2-4 光学ズーム7.1倍(28mm~200mm)
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Nikon デジタルカメラ COOLPIX (クールピクス) P7700 ブラック P7700BK
ニコン 2012-09-30 |
オススメ度★★☆☆☆
センサーのサイズが大きくて画素数も多い。ボケが美しいので芸術的な写真を撮りたいならオススメ。
F値1.8-4.9 光学ズーム3.6倍(28mm~100mm)
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SONY Cyber-shot RX100 2020万/光学x3.6/ブラック
ソニー 2012-06-15 |
こんなに並べると欲しくなってきます(笑)
一眼レフが6年目ですが、まだ使えるので我慢しています。
患者さんから頂いた施術代=経費は大事に使います!









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