開業を考えている鍼灸師さんにとって、どれくらい開業資金は必要なのか、興味のあるところだと思います。私が借りた数字は内緒ですが、開業資金にまつわる話があるので書いてみるとします。
まず、私の開業までの道のりです。
1.整形外科勤務 (★★★☆☆)←収入満足度
↓
2.鍼灸整骨院勤務(★★☆☆☆)
↓
3.出張専門<東京>(☆☆☆☆☆)
↓
4.出張専門<東京&群馬>(★☆☆☆☆)
↓
5.実家の一室を使った簡易的開業+出張(★★☆☆☆)
↓
6.現在の治療院で開設(群馬)
1では鍼灸はほとんどやっていません。
2では鍼灸を希望する患者さんを受け持っていました。
3では極貧生活。
4では群馬に希望を求めて(まだまだ極貧生活)。
5では自宅の和室を使った超低コスト開業。親に感謝。
5でやっと収入らしいものを得ることができました。
患者さんの通院の便と施術環境を考えて6に進みます。
お金を借りるわけですが、試行錯誤をして資金を調達することに成功しました。
ここからが本題です。この資金は、結果的にほとんどが治療院の建設費に回ってしまいました。広告費や運転資金と呼べるもが残っていない。崖っぷちのスタート。私には算数の力さえありませんでした。でも「何とかなるさ」と開き直る力は人一倍だったのが救いとなりました。
こんな風にして、周りに心配をかけながら危なっかしいスタート。
スタートしてからもお金は流れるように出ていきます。
「もう勘弁して!」
と祈ったって、出費は止まりません。
正直、こんなに出費があることを知っていたら開業なんてしていなかったでしょう。
そう、私が開業できたのは無知だったからです。
知っていたら恐くて開業なんてできません。綱渡りをするような経営でした。そんなことは今だから話せることです。貧乏を経験した私だから何とか渡れたような曲芸だったかもしれません(笑)
開業を考えている鍼灸師さん、運転資金は十分な額を用意しましょう。
気が付いていない雑費があっても大丈夫なように。
私のような無茶をする方はいないと思いますが、念のため。
開業を希望している方は、勢いだけで開業しないように気を付けてください。でも、個人的には無茶をする人が好きかもしれない。
助けてくれた皆さん、ありがとう!\(^O^)/
今生きていられるのも皆さんのおかげです!(/_<。)


コメント
意欲があれば、金を貸してくれる人は出てきますよ。
やはり熱意でしょうね。
自分の金で開業すると失敗してもいいやとなるが
借りた金ではそうはいかない。おのずと責任感が
生まれる。
やはり緊張感がないと仕事はうまく行きません。
綱渡り大いに結構。
な~んて、ね。
身体調整の人間学購入しました(喜)。大きな書店に行ったら「昨日まであったんですが」って結構言われて、
ひょっとしてクリ助さんが紹介したから売れてしまったのでは…
と思いましたが幸いにして1冊入手することができました。
開業資金については実際やるか本気で考えてみないといくら掛かるのかはわかりませんね。お金以外には後は「理念」の問題ですね。クリ助さんからは理念がビシビシ伝わってきますよ。私は養気院のHP好きです。とってもやさしい。
ご無沙汰しております。
期末テストが一先ず終わってホット一息のshinoです。
さて学費を調達するのに必死で
開業なんてまだまだ当分夢の話ですが
非常に興味深く、楽しく拝見させて頂きました。
資金集めは大変だった事でしょうが、
奥様と二人で働いているクリ助さんご夫婦は
私の憧れでもあります。
とっても素敵です。
ところで、臨床に出ていない私として
臨床経験暦が非常に気になりました。
またお時間ありましたら、
どのくらい勤務したとか
どんな勉強になったとか
はたまた失敗談とか・・・
臨床苦労話みたいな事をリクエストします。
ホントにクリ助さんのブログは
興味深く楽しい&勉強になリます。
お会いした事も無いのに、
一番身近な鍼灸師って感じがします。
いい鍼灸師の方と知り合えて
また、私と鍼灸との距離が近づいた気がしました。
> ジャッカルさん
おっしゃる通りかもしれないですね。
緊張感のない生活をしている私には、借金がちょうどよいプレッシャーになってよかったのかもしれません。このブログもほどよい緊張感になって、仕事に手抜きができません。
> ムムさん
買ったのですね!マイナーな本だから、おいている本屋さんは少ないから大変だったと思います。ここは田舎だから、探すまでもなく置いてないと決めつけています。実際に買ってくれたので嬉しいです。でも、その反面、「面白くなかったらどうしよう」と思っています。答えが書いてある本ではありませんので、ヒントにしてください。
> shinoさん
照れるのであまり褒めないでください(*^^*ゞ
リクエストありがとうございます。ネタにさせていただきます。近い内には投稿すると思うので、また読んで下さいね。特に、苦労話は山ほどあります。患者さんも読んでいるので書けないことが多いのが残念です。過激な苦労話を書くと、患者さんの信用を失ってしまいますから(笑)