理想の鍼をメーカーに特注したい!

■ゴルゴ13でもスコープなしでは200mが限界

なんとなく、前回の「鍼灸の国際規格を巡る闘争」の続きです。購入した『特集 ゴルゴ13シリーズ No.193』の鍼灸業界の闇を描いた「未病」の他にも、男心をくすぐる話が収録されています。

3話目の「スナイパーたち」は狙撃手同士の争いです。コードネーム「ゴルゴ13」、デューク東郷は、3人のスナイパーに狙われることになります。しかし、ゴルゴはその罠をかいくぐり、最後にはとっさの判断で仕掛けた罠で相手の弾道をそらします。

ゴルゴ13とM16

ゴルゴ13は途中、銃のスコープを壊されてしまいます。スコープは望遠鏡で的を狙うわけですから、これがないと遠方の的を正確に狙うことはできません。ゴルゴ13を狙うスナイパーは、スコープを失ったゴルゴ13に対して、次のように分析しています。

「※アイアンサイトでは、いかにお前といえど、有効照準距離は、200mでしかない!!

※アイアンサイト=銃身前方の照星と後方の照門を合わせて狙う照準器

ゴルゴ13自身も、

目視では、200mが限界……400m離れた相手から狙われたら、勝ち目はない……

と全く同じ分析をしています。この描写が物語るのは「武器の性能を才能や努力で越えることは難しい」ということです。重要なのは、武器の選び方。そして、その武器を最高の状態に仕上げ、それを使う機を逃さないように事前準備を万全にすることです。

これは、鍼灸師にとっても同じ。鍼灸師にとって、どんな鍼を選ぶかで勝敗が決まる時があります。才能や努力ではどうにもならない壁があるのです。

■メーカーに特注したい鍼がある

鍼灸の世界に入って18年になりました。しかし、これまで満足できるディスポーザブル鍼(使い捨て鍼)には出会っていません。このまま満足できない鍼を使い続けて鍼灸師人生を終えるのかと思うと、じっとしてはいられません。

不満があるのは鍼管です。

鍼管というのは、鍼を無痛もしくは微痛で刺すことができる日本独自の道具です。最近の鍼はディスポーザブル(使い捨て)が多いので、鍼管もプラスチックで出来ていて、1回使えば捨ててしまいます。

鍼灸用の鍼

鍼灸師が鍼をする時に、ツボに鍼管をセットします。当然、ツボの真ん中に鍼管を置くわけですが、鍼管が太ければ太いほど精度が下がります。ツボの大きさが1センチもあれば、鍼管の太さなど気になりませんが、1ミリのツボを狙うには、鍼管の太さが命取りになります。

太い鍼管では、いかにゴルゴ13といえど、最小照準サイズは、3ミリで限界!!

1ミリを狙うには、鍼管を使わずに刺すしかありません。上手に刺せば痛くありませんが、鍼管のように安定した無痛・微痛とはいきません。鍼管の効果は絶大なのです。

日本の鍼灸が細くて痛みが少ないことは世界の誇れることです。しかし、精度に課題が残ります。さらに大きな課題は、精度の課題があることを問題にしない業界です。鍼メーカーも、名のある鍼灸師が指摘しない限り、精度の高い鍼管に着手することはしないでしょう。

事情がどうであれ、私は精度の高い鍼管がほしいのでメーカーに働きかけます。もし、痛くなく、精度が高い刺入(正確には、切皮=せっぴ)が出来る鍼があったら世界一は間違いありません。国際規格を狙えます(笑)

もともと日本の鍼は細いのが特徴です。繊細さをさらに強調することができれば、日本鍼灸の存在感を世界に示すことができます。

■こんなに違う、鍼管の外径と内径

私が行っている整動鍼の勉強会では、受講者の鍼灸師に普段使っている鍼を持参して頂き、その鍼を練習で使っています。

受講者の方が使っている鍼は片っ端からチェックしています。見慣れない鍼があると、駆け寄って「それどこの鍼ですか?」と嗅ぎ回っています。そうやって自分の技術の特性にもっとも適した鍼をいつも探しているのですが、未だに出会うことができません。

とりあえず、手元にある鍼を並べてみました。

各メーカーの鍼を並べてみた

サイズの雰囲気が分かるように、一番左には爪楊枝を。色は別として鍼管の形状には個性があります。パイプをカットした形状ですが、その縁の研磨の状態も違います。丁寧に仕上げてあるメーカーもあれば「切りっぱなし?」と思えるようなメーカーも。

切りっぱなしだと、ケバが皮膚に触れるとチクッとします。鍼する前にチクッとしてしまうと、患者さんがビックリします。だから、できるだけ角を丸くしてある鍼管を選びたいです。鍼管の当たりはよいのに、鍼先がそれほどでもないパターンもあって、鍼を選ぶのはなかなか大変です。

お次は、外径と内径を比較してみます。左側の爪楊枝と比較すると、だいたいの大きさがイメージできると思います。左側の2つは爪楊枝がスッポリ入り入りそうです。

各メーカーの鍼の外径と内径を並べて比較

やってみたら、本当に入ってしまいました(^_^;)

鍼管に爪楊枝を入れてみた(入った!)

爪楊枝が入る内径で、精度の高い鍼ができるわけがありません。しかしながら、このことを問題にする鍼灸師があまりにも少ないのです。有名な先生が、メーカーに要求するのを待っているのですが、そうした動きがいっこうに見えないので、自ら動くしかありません。

日本鍼灸の特徴である鍼管。
日本の鍼灸師が鍼管にこだわらずして、どうするのか・・・と思います。

■鍼管の理想イメージ

実際に使っている鍼管を調べてみました(その時の様子はカポスの坂口が記事にしています)。その結果、もっともベターなもので内径が1.5mmでした。

鍼灸の鍼管 内経1.5ミリ

1.5mmあるということは、鍼の先がこの径の中で動くわけですから、刺入点が最大1.5mmズレるということです。3mmのツボのど真ん中を狙っても、時に外れてしまうということです。これが、この鍼管の性能の限界です。言っておくと、この鍼管が私が知る限り、もっとも精度が高いです。つまり、これが日本の鍼の限界値です。

私はもっと内径と外径を細くすることができると思っています。0.2~0.3mmでも細くなったら嬉しいのです。この違いは大きな効果を生みます。

仮に0.3mmでも内径が小さいと、1.5-0.3=1.2mm。この数字がズレ幅の最大値。これが半径になるわけですから、狙えるツボの大きさは2.4mmです。

内径を小さくすると、問題も起こります。

問題1)挿管がしづらくなる

鍼管に鍼をセットする時に、内径が小さいほど難しくなります。これまでサクッと出来ていた片手挿管でまごつく可能性が出てきます。しかし、そこは練習でなんとかなります。精度を犠牲にしてまで挿管しやすくする意味はないと私は思います。

▼片手挿管

問題2)切皮(鍼が皮膚を貫く瞬間)が痛くなる

鍼管の目的は、切皮痛を最小にするところにあります。鍼管を使うことで、患者さんの精神的な負担は大幅に軽減します。

鍼管のおかげで、患者さんは「あれっ、全然痛くない~」や「思ったより痛くなーい」と感じるのです。鍼管の圧によって、痛みが軽減しているので、内径を細くしたり、外径を細くするために管の厚みを削れば、その分だけ痛みが増してしまう可能性があります。とはいえ、「ないより断然痛くないだろう」というのが私の考えです。

■ミリ単位の精度にこだわる鍼灸師が増えている

私は「整動鍼」なるものを手がけています。従来の鍼灸は、体内の「流れ」に重点をおいたものです。内外の「出入り」に重点をおくと主張する鍼灸師もいるかもしれません。私は、これだけでは足りないと考え、「動き」に重点をおいた鍼灸理論を提唱しています。それが「整動鍼」です。

筋肉のコンディションをダイレクトに整えることができるので、筋肉痛や関節痛が瞬時に変化します。肩こりにも使えますし、肩こりと深く関わる頭痛や突発性難聴や耳鳴りにも効果的です。他にもいろいろ。過敏性腸症候群のような症状も得意としています(筋肉も関わっているという証拠)。

整動鍼 四肢編セミナーの写真

そんな整動鍼のセミナーには、全国から鍼灸師が集います。「鍼をしたら効果がすぐ分かる」という即効性が評価されていると自分では分析しています。動きで効果を判定できるので、患者さんにとっても、鍼灸師にとっても分かりやすい治療となります。こうした「ツボで動きを整える治療」は、ありそうでなかったのです。

この整動鍼を支えているのが取穴(ツボ探し)の技術です。ツボの効果には再現性があります。ただし、再現するには刺鍼の精度が必要です。一般の人が考える以上にツボは小さな反応です。プロの鍼灸師も整動鍼のツボの細かさを知ると唖然とします。そして、精度の高いツボから生まれる即効性と再現性に驚きます。

先日の懇親会では「理想の鍼」について意見が交わされました。

もっと細い鍼管を知ってる?
作ってくれるメーカーってあるの?
活法研究会(整動協会の前身)で整動鍼用の規格を作れないだろうか…

と盛り上がりました。

あったら買います!

という声で一致したので、これは本格的に検討しようと思って動きはじめました。興味のあるメーカーさんは早めに声をかけてください。ノウハウと開発費の部分で協力させて頂きますから。

極細鍼管の鍼があったら買いたいと思った鍼灸師は、このブログに「欲しい」とコメントください。お願いします。


◎鍼灸院/養気院(群馬県)・カポス(東京都)
◎勉強会/整動協会

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コメント

  1. 小松田 より:

    整動鍼に適した極細鍼管、そんなもの欲しいに決まっています!
    是非作ってもらいたいです!

  2. 寺田 より:

    整動鍼用の鍼ができたら絶対使いたいです。
    絶対買います!

  3. 北川 より:

    そんな鍼管が出来たら間違いなく購入して院で使わせていただきますー!

  4. 國定 より:

    是非実現して欲しいです!
    実現したら嫁を質に入れてでも購入します!!
    多少値段が高くなっても欲しいです(^ω^)

  5. 小田正志 より:

    そんな理想的な鍼管があったら直ぐにでも購入します!

  6. 谷地 より:

    理想の鍼管が実現するのなら、どうやったって手に入れたいと思います。
    鍼灸師のためにも、患者さんのためにも、早く実現できますように。

  7. 梶山 より:

    多くの鍼灸師が待ち望んでいますね。1日も早い実現を期待します。早く使いたいです。

  8. 岡本 より:

    是非使いたいです!
    ミリ単位での効果の違いを実感しています。
    実現できたら素晴らしいですね!

  9. 川原 より:

    絶対買いますね❗安定した精度は最重要課題です。

  10. ナベタク より:

    買いますよー。
    うまく話が進むことを応援しています。

  11. 高橋 より:

    使いたいです!
    ミリ単位で大切にしていることを知ってもらえたらと思います。
    早く実現して、使わせていただきたいです。

  12. 市川 より:

    狙ったツボに正確に当たる鍼管が出来上がる事を楽しみにしています!出来たら必ず買います!

  13. 市川大介 より:

    世界の鍼灸界は整動鍼前と整動鍼後で大きく変わっていくでしょう。
    最初に整動鍼の凄さに気が付き、整動鍼用の鍼を作ったメーカーは名を残す事になるでしょうね(^ ^)

  14. 平川達子 より:

    わあ、取穴のみならず道具にも整動鍼の力が宿る?!凄い凄い!使いたいです。
    応援します。お手伝いします。挿管の練習します!

  15. 大島 より:

    整動鍼用の鍼が出来たら必ず買いますよ。
    鍼管の内径の太さの影響で、狙いたいツボに当たらない事もしばしば。
    内径があと少しでも小さくなれば、確実に鍼の精度が上がります。
    メーカーさんには是非作って貰いたいです。

  16. 谷口 より:

    もちろん使いたいです!
    新しい鍼「SEIDO」(ダサい?)の誕生を楽しみにしています!

  17. 川瀬 より:

    「欲しい」
    理想の鍼管を目指して。

  18. 杉浦 より:

    私も使わせていただきたいと思います。
    実現されるのを楽しみにしています。

  19. 森田 より:

    欲しいです!

  20. 青山 より:

    是非作っていただきたいです!完成したら必ず購入して使います!何か出来ることがあれば、微力ながらお手伝いさせていただきます。

  21. 斉藤 より:

    整動鍼に適した鍼管の開発、ぜひやっていただきたい!メーカーさん、お願いします。自分で使うのはもちろん、周りにも宣伝しますよ。

  22. 伊藤 より:

    未来を変える極細鍼管、是非必要です!日本の技術が沢山の患者さんを救います!

  23. 門田 より:

    是非、私も賛同させて下さい
    よろしくお願いします。

  24. 辻本 より:

    今日もズレにてこずっていました
    完成されれば是非とも使いたいです!

  25. 滝沢 より:

    整動鍼用の鍼が発売されたらそれしか買わないでしょ!皆さんもそうだと思います。先週、内谷2回失敗しました……

  26. 増渕 より:

    私も探していました。ぜひ購入したいです。
    鍼柄はプラスチックより金属製の方が作りやすそう?

  27. 榊原 より:

    整動鍼用の鍼が出来てもっと多くの患者さんを救えることを思うとワクワクしてきます。

  28. 宮松 より:

    以前 医道の日本で出していたスーパーディスポの鍼管はかなり理想的でした。こだわった鍼管のディスポ、実現を期待します。ぜひ使いたいです。

  29. 栗山 より:

    現場の鍼灸師の声を聞いて、反映した商品の開発をしてくれる素晴らしい会社があるといいなぁ~ 数ミリが大切なのです!

  30. 吉田 より:

    欲しいです!これでわたしもゴルゴに。。

  31. 畠山 より:

    さすがクリさん!いい事言うわ
    1年後にはすべて変わってそう

  32. 宮原 より:

    整動鍼の効果を最大限に引き出すミリ単位のツボを逃がさない鍼菅できたら最高です!!
    ぜひお願いします!!

  33. 松尾と より:

    現状の鍼管では、やや深部にある合谷などゴマ粒大のツボを捉えられているのか分かりづらい場合があります。栗原先生の真摯な思いに賛同いたします。

  34. 佐藤 より:

    欲しいです‼︎

  35. 須藤 より:

    欲しいです(^^)
    鍼管のズレがなくなればツボの精度はさらに増しますよね。
    是非使いたいです!

  36. 中村 より:

    特色のある鍼が必要ならば作ろうという行動力に頭が上がりません。
    より精度のある治療に使えれば最高ですね!

  37. 小野 より:

    ミリ単位で狙える鍼管つきの鍼ができたら使いたいです。楽しみですね。ワクワクします!

  38. まつかわ より:

    買います!間違いなく、買います!
    私は切皮痛も減る気がします。

  39. 梅田 より:

    ミリ単位の操作ができる「理想の鍼管」!
    ぜひ実現して欲しい!
    そんな鍼管が出来たら、即購入します。
    鍼師のためにも、そして、何よりも、患者さんのために、
    ご覧になってますメ―カ―方々、ぜひお願いいたします。

  40. 藤澤 より:

    欲しいです!
    微力ながら応援させて頂きます!!

  41. 富田 より:

    必ず買います!
    一日も早い理想の鍼管ができることを祈っています。

  42. 鈴木健司 より:

    せっかく取穴が上手くいっても、捕らえることが出来なければ意味ないですもんね。賛同いたします!

  43. 佐藤章代 より:

    スゴイ、ツボの顔が分かる先生だからこそのこだわりですね。
    実現して下さい。

  44. ふなはし より:

    これが出たら絶対採用しますね〜!

  45. かたおか より:

    使ってみたいです。
    ガイアの夜明け とか プロフェッショナル仕事の流儀 とりあげてくれないかな。

  46. 針立酔候 より:

    いつもブログにて新鮮な発信を有難うございます。
    鍼灸業界の末席を汚している小生の意見は、管鍼法にこだわる必要があるのですか?ピンポイントで鍼をツボ『反応点』に打ちたちあなら撚鍼法(痛みも無い)がベストだと考えますが!!(実際に僕はそうしています。反応点に正確に鍼を打つ際に、鍼管を使用する意図が理解できません。現代の日本の鍼は歴史的に観て最高レベルに達していると考えます。鍼管を使うのは鍼灸師側の技術進化の怠慢の方向ではないかなと考えます。良い鍼には鍼管は必要ないのです。その辺りの使える手の訓練や技術不足を補うメソッドを組み込んでいますか?)

  47. 渡辺 より:

    ゴマ粒ほどのツボを狙う整動鍼だからこそ、ミリ単位のこだわりがありますね。
    製品化されれば、私の院でも採用させていただきたいです。

  48. クリ助 より:

    >針立酔候さん
    ご意見ありがとうございます!
    金属製の鍼管は細いレベルのものがありますが、ディスポーザブルではそのレベルに達していません。
    鍼自体だけでなく、それを道具まで考えて行くのが私は好きです。だから、理想の鍼管を考えることが鍼灸の発展になると考える鍼灸師です。
    「正確に鍼を打つ際には鍼管を使わない」ことを前提にしてしまうと、「鍼管を使う時の刺鍼は不正確」ってことなりますよね。そうすると、「撚鍼法が常にベスト」ってことになってしまいます。それは鍼管という道具を否定することになります。
    私は鍼管という道具が好きです。ディスポ鍼管の精度がアップすればもっといいなと!
    鍼管(とその運用方法を含めて)否定できるだけの手技が私にはありません。手技を怠っているつもりもありません。道具を大事にすることも努力の一つだと思います。
    このコメントの場に、鍼管を使用する意図が理解できない、という意見を書き込むことはとても勇気のある行動だと想像できます。強い意志をもって臨床と技術に取り組まれていることと思います。ただ、私からも撚鍼にこだわることが理解できません。あしからず“r(^^;)

  49. 須賀 より:

    あったら買います!
    ものすごく必要です!!!

  50. 針立酔候 より:

    こんばんわ!!クリ助様。返事を有難うございました。
    クリ助先生が針管にこだわる理由が理解できました。
    小生は撚針法にこだわっているわけではなく…針灸術は技術&感覚の世界と小生は理解しています。
    針管を使用しての刺針で反応点に当てる技術に限界があるのではないか?と小生は考え感じました。(あらゆる針管を集めて自分の身体と身内で人体実験をしました。)いきついた答えが、針管に頼らず無痛に近く患者さんに針を打つ方向性です。
    現在のディスポ針は世界中のスタンダードです。そしてスタンダードになるためには経済力がなければ成り得ません。経済力(お金)は何かを成し遂げるための大事な力に変わります。
    その経済力を現在の日本鍼灸業界が持っていますか?
    時間は有限です。現実に針灸手技療法家には有効期限があります。
    クリ助先生の考え方は凄く理解できます。現状を打破しようとする意気込みも感じます。
    ただ…道具が優秀になった場合、針灸師の技術がお粗末なら本末転倒になります。優秀な治療道具は両刃の剣に成りえます。
    小生は針灸医術は手と五感を駆使して、患者さんが良くなるためなら何でも利用する雑学医術だと考えています。
    理研化成さんなら興味を持ってクリ助先生の話を聞いてくれるかもしれません。
    クリ助先生のご意見を伺えて楽しかったです。有難うございました。

  51. クリ助 より:

    >針立酔候さん
    丁寧なご返信に感謝いたします。針立酔候さんの「有限」の考え方、とてもわかります。だからこそ、なんですが、最高の道具や環境を手に入れることが限られた時間を有効に使うことと考えています。実際、鍼管を使っても狙った効果を出せます。
    ただ、もっと精度がよければ、もっと大きな効果が出せるのではないかという期待を持っています。鍼管は有限な時間を有効に使うための道具とも言えます。撚鍼で無痛に鍼ができるようになるまで、臨床できないより、鍼管を使って無痛な鍼ができれば、早く臨床の場に立てます。
    おっしゃるように、「道具に頼る」ことはあるかもしれません。でも、F1ドライバーがどれだけ速いマシンに乗っても、速さを求めるように鍼灸師も優れた道具を渡されても、上手さを求めるような気がします。針立酔候さんもきっとそうです。
    そうでない鍼灸師は、どのみち生き残るべきではないでしょう。
    有意義な意見交換ができたと思います。鍼灸の技術に対する想いは互いに熱いものだと思います(^0^)
    私も撚鍼を使いますし、臨床では、管鍼法と撚鍼法を使い分けています。追求するところは、あまり変わらないかもしれません。
    熱いコメントありがとうございました!

  52. なす より:

    狙ったツボを確実に射る。
    精度を上げるためには練習はもちろんですが道具もとっても大切。
    整動鍼用の鍼で、狙ったツボにバスンと一撃で患者様の笑顔が見られる。
    欲しいです、整動鍼の鍼。

  53. 髙橋 より:

    欲しいですフロム千葉県

  54. 鍼太郎 より:

    整動鍼用の鍼管・・私も普段は撚鍼法が主体ですが本セミナーを受けて使い分けるのも一つと感じました。道具への愛も伝わり是非欲しくなりました!

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