鍼灸師のウェブ進化論(4)-カリスマ鍼灸師の真実のつづき ☆はじめから読む→予告編
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私は、「商売が上手いね!」と言われるより、「いい腕持っているね!」と言われたいものです。ですからマーケティングのことを考えることに抵抗がありました。
技術だけでは鍼灸師というポジションを得ることはできません。それが現実でした。
このジレンマから解放されるためには、技術とマーケティングを別々に学ぶのではなく、技術とマーケティングを区別できないものと考える以外に方法はないかもしれません。
どうしたら区別のない世界になるのか…
方法は、「患者さんが集まれば集まるほど技術が向上する仕組み」を創り上げることだと思います。「経験が増えれば技術は自然と上がる」という意見もあるかもしれませんが、臨床経験と技術向上は必ずしも一致するとは限りません。
経験を技(わざ)化する仕組みがなければ、いくら数をこなしても質への転化は起こらないと思います。技術習得が速く患者さんがどんどん集まってくる鍼灸師は、この仕組みに違いがあると考えることはできないでしょうか。
センスが良い悪いと、“才能の違い”で片付けてしまったら話がつまらないです。経験を技化する仕組みを研究する方が面白いです。その仕組みができてしまえば、集客が技術向上を約束してくれます。
こう考えれば、「技術向上のために集客し、向上した技術で患者さんを救う」ことになり、マーケティングが鍼灸師の成長に不可欠となります。
1.基礎技術を習得
↓
2.経験を技化する仕組みづくり
↓
3.集客(マーケティング)
◇患者教育?
私がこれまで聞いてきた話の中には「患者教育」を強調するものが少なくありませんでした。治療院経営を指導している先生も、「患者さんを教育していく」ことで治療院は繁盛するとおっしゃることが多いです。もちろん、症状を改善させるために生活改善を指導していくことは大事です。しかし、この「患者教育」はリピート率を上げるための経営指南として伝えられることが多く、違和感を感じることもあります。こちら側(鍼灸師)の都合で「教育」という言葉を持ち出してはならないと私は思います。
他の点でも「患者教育」に問題を感じます。
(リピート率アップではなく)本当の意味で患者さんを教育するとしても、若い駆け出しの鍼灸師が教育するには無理があります。「患者教育が大事」と指導する鍼灸師はたいがいベテランです。人生経験を重ねた鍼灸師の言葉に耳を傾ける患者さんはいらっしゃっても、私のように20代半ばで開業するような鍼灸師に対しては?です。
(生活指導のことで「患者教育」という言葉を使うなら、ストレートに「生活指導」と言うべきだと私は思います。患者さんは生徒ではないので。)
私こそ教育されるべき立場です。
患者さんは最高の師匠です。
(キレイゴトではなく、そう考えることがラクなのです。)
◇結論
私にとって、
経験を技化する仕組みとは、「患者さんに教育していただくこと」であり、
集客とは、「より多くの師匠から教育を受けるための努力と工夫」です。
この考えに基づき行動した結果、患者さんが増え腕も上がったように感じています。また、このブログを続けられるのも患者さんが、いろいろな気づきを私に与えてくれるからです。努力と工夫がいらないところにいたら、このような考え方はできなかったと思います。
次回は「鍼灸師の急増」 10月14日更新済
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コメント
随分と前、僕が鍼灸学校に入学する前にコメントさせていただいていた大阪在住のrideandgoです。コメントは久々ですがずっとブログ読ませていただいています。気がつけば今僕は2年生になりました。僕は卒業後、そのまま開業したいと考えていて、でも自分の経験と技術で患者さんを治療できるのかどうか、経営の面でもやっていけるのかどうかという不安もあるので、開業するのかどうか迷いながら将来のことを考えています。そんな中で今回のクリ助さんのブログはとても参考になることを書いて下さっていてとても勉強になります。開業に対しての疑問は湧くばかりで色々質問したいくらいです。続きが気になるのでほんと楽しみにしています。
>rideandgoさん
お久しぶりです☆
このブログでどこまで書けるかわかりませんが、自分が苦労したところ、そして克服したところに関しては包み隠さず書いていこうと思っています。
ベテラン先生には書けないものを、駆け出し(独立6年目)の立場から書いてみようと思います。
参考にしていただければ嬉しいです♪
このシリーズ、まだまだ前置きみたいなものですが…(笑)