鍼灸師のウェブ進化論 予告編

今、ちょっとした企画を考えています。
このブログで行うシリーズ連載です。

鍼灸師が社会で活躍するために何が必要なのか…という壮大なテーマに挑みます。
超真面目なテーマです。

テーマの難易度が高すぎるので、私なりの切り口を用意しました。
キーワードは“ウェブ”です。ウェブ、つまりインターネットとどうつき合っていけばよいのか、という具体的な方法論について(みなさんと一緒に)考えていきます。

私はインターネットの技術者でもウェブの専門家でもありません。鍼灸師です。
鍼灸師という立場で、ウェブを見ていくことしかできません。限られた見方しかできませんが、PCのモニター越しにみる向こうの世界は、鍼灸師にとっても無限の資源と言えるでしょう。

ウェブを通じて、社会を見ること、反対にウェブを通じて見られる意味について真面目に考え、このブログを通じて発信していこうと思います。

<何のために…>

一番の理由は私自身のためです。私自身が成長したいからです。ウェブを考えることが鍼灸師として成長できると確信しています。

説明が足りないと、ウェブを考えることが鍼灸師として成長できるという理屈は受け入れてもらいにくでしょう。特に同業者には「?」なことだと思います。「そんなことしている暇があったら勉強せい!」とどこからか聞こえてきそうです。

「ウェブを考える重要性」についてはこれからじっくり説明する機会を設けます。そして成長できる理由についても後日ゆっくりと。

ここでは、鍼灸師をとりまく現状をおさらいしておこうと思います。

鍼灸師が(マッサージではなく)“鍼灸業”を行う場合、就職先はごく限られていて、就職できるのは人脈が豊かな専門学校卒業生か、タイミングに恵まれた者だけです。

鍼灸師になっても「鍼灸ができない」という現実は、国家資格合格後に気付く者も多く、私もその一人でした。「鍼灸で患者さんの役に立ちたい」と意気揚々と鍼灸師になっても、活躍の場が社会に用意されていないという現実は、真冬の夜道に放り出されるのと同じです。

社会に、鍼灸師の居場所は(ほとんど)用意されていません。同じ国家資格であっても医師とはまるで世界が違います。正直、医師が羨ましいと何度思ったことか…。居場所探しに苦戦し、鍼灸業を諦めてしまう同士を私は何人も知っています。彼らは、マッサージ、他業種へと転向していきます。

鍼灸師は「居場所は自分で作らなければならない生き物」です。

自らの経験で一つ気がついたことがあります。
それは、居場所を探すとき「鍼灸師」という肩書きは必要ないということです。
むしろ邪魔なくらいです。

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鍼灸師のウェブ進化論 負の財産(1)

 … … ◇ … … ◇ … …

お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、タイトルは梅田望夫さんの『ウェブ進化論』からパクりました。この本の内容と私が書きたいことは別次元の話ですが、時々『ウェブ進化論』を引用する場面があると思います。

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書) ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)
梅田 望夫

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