足の指の付け根が痛むという患者さんがいらっしゃいます。

こんなところです。
モートン病と呼ばれる足の指の付け根が痛む病気がありますが、私がこれまで診た患者さんで画像診断をした人がいないので、それがモートン病であったかどうかはわかりません。
少なくとも、モートン病によく似た症状であれば鍼灸を試しておく価値があると言えます。これまで10症例以上を経験していて、どれもよい結果を得ています。
私がよく使っているのは、承山(しょうざん)というツボです。経験上、承山よりも踵よりに2寸(指の3本分の幅)ほど下がったところでも効果が出ています。承山はアキレス腱の上端にあるツボです。

このふくらはぎ、私の母のものです。
本日の診療時間後にやってきたので、ブログネタに協力してもらうことにしました。
母の症状も、モートンそっくりなのです。歩行時、体重が指の付け根に乗った瞬間に痛むそうです。しばらくは訴えていませんでしたが、最近になって再び痛むようです。実は、20年前に負った外傷の後遺症によるものなのです。当時、膝から下を切断するかもしれない、という深刻な状況に追い込まれました。私が高校生の時の話です。
母の脚がどうなるかわからなかった事故直後、医師から説明を受けている際、その脚を撮影した写真が2、3メートル離れたテーブルの上に置かれていました。遠目からも真っ赤に染まっているのがわかりました。すぐさま目をそらし見なかったことにしようとしました。
父と医師は、その写真を指して「子供たちには見せない方がいいかもしれない…」という結論に至っていました。それきり、その写真が視界の前に現れることはありませんでした。

一番ダメージを受けたのはスネの方ですが、足の甲にも深い傷を負いました。こうやってお見せできるくらいまでキレイになっています。おかげさまでスポーツができるくらいに回復しています。
手術のおかげですが、術後に通っていた鍼灸もよかったのだと思います。今では鍼灸師になった私が母のケアを引き継いでいます。もっと頻繁に治療をしたいのですが、“たまに”で精一杯です。
合わせて参考にしてください。
・捻挫とは限らない足首の痛み(2012年07月22日)
続編はこちら≫「モートン病を疑ったら迷わず承山」(2016年3月7日)
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・鍼灸養気院(群馬県伊勢崎市)
・鍼灸ルーム品川カポス(東京都港区)
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