鍼灸師のウェブ進化論(9)-鍼灸師の値段のつづき ☆はじめから読む→予告編
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<写真>
自宅の治療室(2002年)
実家の一室を借りて治療院にしていました。資金がなかったので、カッティングシートも自分でカットしていました。今みると「なんだかな~」という感じですが、当時のフルパワーです。デジカメを買ったばかりの頃でもあります。
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鍼灸師<資格>が鍼灸師<仕事>として生きるとは、鍼灸を介して「人々とのつながっていくこと」に他なりません。
私は鍼灸が大好きですが、鍼を刺したり、灸をすえる“行い”が好きというわけではありません。患者さんに喜んでいただける技術だから好きです。
結局は「喜んでほしい。感動してほしい。」と思っているだけなんです。
「ラクになった」と言ってもらえるだけでは、本音を言えば物足りないです。「感動させてみたい」という思いがモチベーションそのものです。こういうことをキレイゴトではなく本気で思って言えるところがクリ助の最大の強みです(笑)
患者さんのニーズがなければ、私の目的は果たせないので、患者さんとつながっていくことが一番目に重要です。となれば、患者さんを集めることが必ず必要です。集客できなければ仕事になりません。
集客の話の前に独立当初を振り返ってみます。
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負の財産を背負っているだけでなく、リアルな借金もありましたから、正真正銘のマイナスからのスタートでした。開業資金マイナスで無謀にもスタートしました。「お金を貯めてからでも遅くはない」というのが周囲の意見でした。
ごもっともです。
でも、私は待てませんでした。
待てなかった理由は次の通りです。
高校生(16~17歳)で鍼灸の道を志し、一旦諦めるカタチで大学へ進学。大学を卒業後、鍼灸師の資格を取るために専門学校へ。大学の4年間は鍼灸への想いを封印していました。そして、念願の鍼灸の専門学校へ。卒業する頃には、もう待ちきれなかったのです。
就職先で鍼灸ができるなら、わざわざマイナス資金で独立などしません。しかし、現実は前に書いたとおり厳しいものです。マッサージの仕事なら山ほどあるのに鍼灸をできる職場はほとんどありませんでした。卒業後すぐに独立開業という道もありましたが、それほどの勇気はなく、一旦は就職したのです。鍼灸ができない医療現場に。
しばらく籍を置いた後、お金を貯める前に飛び出してしまいました。
鍼灸師になった理由がどこかへ行ってしまいそうだったからです。
これが、マイナス資金からのスタートしてしまった経緯です。
つづき≫ウェブで集客
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「鍼灸師のウェブ進化論」シリーズ
鍼灸師が社会で活躍するために何が必要かという壮大なテーマに挑みます。
ウェブを通じて鍼灸師ができることを真面目に考えるシリーズです。
<こまれでの話>
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予告編
(1)負の財産
(2)錯覚
(3)技術と集客
(4)カリスマ鍼灸師の真実
(5)経験を技術にする仕組み
(6)鍼灸師の急増
(7)勝ち目のない勝負
(8)ウェブで逆転
(9)鍼灸師の値段


コメント
独立するって、勇気と行動力ですよね。
何の仕事でも、独立してお金を稼ぐって、私たち会社員からしたら想像以上に大変なんだろうなって思います。
お金をためてからにすればよかったのに・・・
私は彼にこの言葉を言ってしまった。
今でもちょっと後悔しています。
独立した本人が一番、心配で仕方なかったのかもしれないのに。
>なつみかんさん
今、なつみかんさんが感じられているように、彼氏さんは大きな不安を抱えて独立したと思います(同じ立場なので想像できます)。
私は、その不安をかき消すために頑張ってきたような気がします。そして、今もまた不安をかき消すために仕事ばかりしているわけです。
なつみかさんが言われた「お金をためてから…」は妥当だと思いますよ。
もし、「やってみればぁ」なんて軽く言われたら、それはそれで、「無責任なこと言うなぁ」と思ってしまうと思うからです(笑)
僕の周囲にも学校卒業後すぐに出張専門であれなんであれ独立しようかなぁという話をすると、もっとどこかで働いて
お金と経験を積んでからしたら?というようなことを言われます。
僕もクリ助さんと同じように一旦は大学に行ったり、回り道をしてきた人間なので非常に共感する部分が大きいです。大金を借りて独立をするというのはすごいプレッシャーだったのではないかと思います。そんな中で大変な事もたくさんあったであろう中でがんばってこられたクリ助さんを僕はとても尊敬しています。
僕もクリ助さんのようにがんばってみたいです。
軽率な発言ならすみません。
>rideandgoさん
rideandgoさんも、同じことを言われているんですね。お気持ちがわかるような気がします。
周りの意見をつっぱねて失敗したら、「それみたことか!」と言われるのは予想できますし、プレッシャーはありました。
実際、そんな言葉が周りでこだましていた時期もあったので、ギリギリでしたね(笑)
でも、一つ気がついたことがあります。追い込まれれば追い込まれるほど、恥ずかしいと思うことも平気でできましたし、いろいろなアイデアが頭に浮かびました。
これから書く予定ですが、ウェブはまさに私の実験室でした。ウェブがなかったらどうなっていたことか…考えるとちょっと怖いですね。
私も借金を背負ってのスタートでしたので、その頃を懐かしく思い出してしまいました。
クリ助さんの開業前のご苦労は以前読ませていただいていましたが、ウェブで起死回生されたという話、早く聞きたいです。
次回が楽しみです!