このツボ! 股関節周辺の痛みに胃兪(外)

同じ日に、胃兪(いゆ)というツボが大活躍しました。

胃兪は、胃の反応が出る背中のツボです。背中と言っても、第12胸椎(胸椎は12番目が一番下)のあたりですから、もうすぐ腰になるところです。

興味深いのは、このツボが股関節あたりの痛みに効くことです。今日の二人の患者さんに共通していたのは、「どこが痛いのかわからない」という股関節周辺の痛みです。ハッキリ痛みを感じるのに位置がボンヤリしているのです。

股関節の痛みに胃兪

こういう症状にテキメンなのが胃兪なのです。

ツボの使い方にちょっとしたコツがあります(効果ないと言われるとイヤなのでちゃんと書きます)。脊柱起立筋の筋腹の外端から正中線に向かって斜め45度くらいに鍼をするのがポイントです。硬結が解けるのと同時に股関節が改善します。

症例の一人目は、妊婦さんです。

右の股関節周辺がズボンを履くときに痛むという症状でした。痛みがどの範囲にあるのかハッキリしないようでした。前回の施術時に、環跳(かんちょう)という股関節の近くにあるツボを使って症状が消えました。しかし、数日後に痛みが再発してしまったようです。そこで胃兪を使うことにしました。すると、その直後に痛みが消失(その後、いつまで大丈夫なのかわかりませんが、直後に消失したのは間違いありません)。

二人目は、五十代の男性。

腰痛で来院されました。胃兪を使ったのは2回目の時。1回目の施術で腰痛は軽くなったのですが、立った状態で、上半身を左に倒すと、左の股関節から大腿に痛みが出るというのです。痛みがどの範囲にあるのかハッキリしないようです。

幸い、この症例でも胃兪の効果がテキメンでした。

直後にスッキリ!

患者さんも驚いていましたが私もビックリしました。時に、私の想像を超える効果が出てしまうことがあります。だから、ツボって面白いです。

この2つの症例は、どちらも「ツボで骨格を調整する」という発想です。ツボを使うことは、整体をすることです。

ツボを刺激されると内臓が元気になるだけではありません。骨格を動かすこともできます。ポキポキと骨の鳴る音が聞こえませんが、骨格に作用します。ツボを刺激すると筋肉の状態が変わります。筋肉の状態が変われば、関節にその影響が及びます。

 ツボ→筋肉→骨
  ↓
 内臓

整体は根本治療、鍼灸は対症療法、というのは間違った認識です。
どちらもやり方次第で、根本治療にも対症療法にもなります。

そもそも鍼灸が整体なのです。
鍼灸は対症療法でもなければ、局所鎮痛でもないのです!

ちょっと熱くなりすぎてしまいました。

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コメント

  1. 華音 より:

    ツボって骨格にまで影響を与えるんですね!この記事を読んで思わず「へぇ~!」ってつぶやいてしまいました!
    ちょっとツボを甘くみていたなと反省いたしました^^;
    興味深い情報だったので応援ボタンをポチ★

  2. クリ助 より:

    >華音さん
    コメントありがとうございます。
    そうなのです。ツボは骨格にも効きます!
    応援ボタンもありがとうございます。ネタ作りの原動力になります。

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