(前回のつづき)
セミナー2日目が終わりました。
観光の前夜祭
その日の夜に向かったのは、イカスミ・パエリアが美味しいというお店。
現場でセミナーをコーディネートをしてくれているサワコさんの連れて行ってもらいました。最高の立地。レイアール広場にあります。
以前に行ったときから前を何度も通りかかっていたので知ってはいたのですが、手が届かない高級店だと思ってスルーしていました。

ふだんは長い行列ができるそうですが、18時過ぎだったので並ばずに入れました。ラッキー。

お店の名前は、Les Quinze Nits(レス・キンセ・ニッツ)。見るからに高そうでしょ。そうでもないから大人気。
ちなみに、スペインの夕食は20時過ぎが普通で、18時は日本の感覚でいうと16時くらいです。
この季節、日が沈むのも遅くて20時を過ぎても明るいのです。ちょっと不思議。
お目当てのイカスミ・パエリアがこちら。

妻に画像を送ったらこんな返信が。
そりゃそうだよね。
で、お味は?
美味しくてびっくりしました。
魚介のエキスがたっぷりと染み込んだお米が口の中に広がります。オリーブオイルをたっぷり使っているので、少し食べただけなのにお腹にたまります。これくらい食べられるだろう…と思った半分くらいが適量。

観光の前夜祭を終えて、いよいよ翌日から観光です。
観光スケジュール
ここで全体のスケジュールを紹介。
2日間でセミナーを3種類を行います。日程は三分の一をこなしたところです。
4日(日) セミナーA
5日(月) セミナーA ←今ここ終えたところ
6日(火) 観光
7日(水) 観光
8日(木) セミナーB
9日(金) セミナーB
10日(土) セミナーC
11日(日) セミナーC
観光も事前に綿密なスケジュールを立てていました。
■6日 \(^o^)/
9:00 ①カサ・バトリョ(3)
11:00 ②グエル公園(2)
14:00 ③ブケリア市場(4)
15:00 ④旧市街散策(5)
16:00 ⑤グエル邸
17:30 ⑥フラメンコ観劇(1)
■7日 \(^o^)/
10:30 ⑦バルセロナ凱旋門(0)
11:00 ⑧カタルーニャ歴史博物館(0)
12:30 ⑨モンジュイック城(0)
18:00 ⑩サグラダ・ファミリア(5)
これら、初日のコンテンツは行ったことがあるところばかり。( )の中の数字が行った回数です。とはいえ何度行っても楽しいのがバルセロナ。
初バルセロナの悠馬くんを引き連れて観光開始です。
カサ・バトリョ Casa Batllo

日本を発つ前に優先チケットを購入しておきました。みんなが並んでいる中、別ルートから待ち時間ゼロで中に入れました。
ちなみに、今回の観光で使用したサービスは、「Get your Guide」です。日本語にも対応しているので便利です。現地価格と比較していないので、割高かもしれませんが並んだりする時間を短縮できるので価値はあると思います。
バルセロナはどこに行っても混んでいます。街全体が東京ディズニーリゾートみたいなものです。観光地のオバケです。
カサ・バトリョはアントニ・ガウディ(1852-1926)の代表作の一つです。「カサ」は「家」という意味で、バトリョは「実業家ジュゼップ=バトリョ」のことです。つまり「バトリョさんの家」という意味です。
では、中に入りましょう。撮影した写真の中からいくつかを紹介していきます。細かく書いたら終わらないので、ほんの一部だけ。

天井の写真ですが模様が描かれているのではありません。立体的にこのような渦巻きを描いています。まるでアンモナイトの中にいるような感覚です。
建物の中に入ったというより、海に潜ったような感じを私は覚えました。家の装飾の概念を超えていて、異空間に瞬間移動させる力を持っています。

これはいったい何なんでしょうね。化石になった生き物がそのまま息を吹き返したように見えます。

ブラケット(壁照明)です。
カサ・バトリョの中にはいくつもの部屋に分かれていて、どこも曲線で直線はどこにも見当たりません。家具を置こうと思うと効率がとても悪いです。壁に寄せて…と思っても、壁が丸いので収まらないのです。
ここにIKEAの家具はむずかしいので、もちろん家具もガウディです。

建物の中は空間があって、天井から光を取り込んでいます。いったい何階建てなんだろう…とは思いつつも、いつも見とれて階数を数えていませんでした。調べてみたら地下1階、地上6階でした。地下は非公開だと思います。

建物の中は空間があって、天井から光を取り込んでいます。いったい何階建てなんだろう…とは思いつつも、いつも見とれて階数を数えていませんでした。調べてみたら地下1階、地上6階でした。地下は非公開だと思います。

ここまで徹底しているからこそ、世界中から人を集める力を持っているのでしょうね。全く同じものがない、超贅沢なデザインです。
今回の訪問で嬉しかったのは屋上が開放されていたことです。たぶん、今までは行けなかったと思うのです。

屋上もやりたい放題ですね。というより、好き放題といった感じですね。ガウディの建物を気持ち悪いという人がたくさんいるのは理解できます。毒キノコに似た違和感を持っているように思います。人も多少の毒がある方が魅力だったりしますよね…違いますかね。
ちなみに、カサ・バトリョの所有者は飴で有名な「チュパチャプス社」。意外すぎる。
グエル公園 Park Guell
グエルとは、アントニ・ガウディのパトロンのグエル伯爵のこと。バルセロナを見下ろせる、高台にあります。
グエル公園で有名なのは何と言ってもトカゲです。あのカラフルなトカゲには誰もが心当たりがあるのではないでしょうか。正式にはドラゴンです。どうみてもトカゲですが…。
現物はこんな感じ。

「え、これだけ?」と顔には出さないけれど、みんな思っているはずです。だんだんわかってくるんですよ、この魅力が。

このグエル公園ですが、入場料を取っていなかった頃があるそうです。
前に行ったときは、途中まで無料エリアになって誰でも入れたのですが、今回はぜんぶ有料になっていました。
たくさんの人がガウディ作品を見たくて訪れるわけですが、人が多すぎて公園としての機能が失われていくという皮肉な状況。自分がそこに加担しているので何とも言えませんが…。
順路も厳しく規制されていました。もはや公園ではありません。公園の機能を期待していってはなりません。複雑な気持ちです。
見どころはドラゴンだけではありません。

人工物でありながら、自然の一部として自分が存在しているような気分になっていくのです。これがガウディマジック。
ブケリア市場 La Boqueria
ここも有名な観光地です。本来は市場ですが、完全に観光地化してしまっています。いつ行っても観光客でごった返しています。

個人的にはフルーツの楽園です。

どこにカメラを向けても映える写真が撮れてしまう楽園でもあります。

極めつけはこれでしょう。
旧市街散策

バルセロナには中世から続く旧市街が残っています。古びた石積みの建物が密集し、その間を縫うように迷路のような狭い路地が張り巡らされています。
バルセロナの旧市街は「ゴシック地区」とも言われています。ローマ時代の城壁で囲まれた中心部とその周辺集落が現在に残っています。石積みの建物に中にいると、不思議な感覚です。

心地よいものとは違います。人の「念」のようなものを感じます。ここで、たくさんの血が流れてきたと思います。昼間でも何かを感じるので、夜一人で歩くのは治安とは別の意味で怖いです。
ここに住んでいる人ってどんな気持ちなんだろうって訪れるたびに思います。個人的な感覚ですが、旧市街を歩いていると疲れます。きっと歴史が詰まっているので、視覚的な情報だけでなく感覚的な情報もたくさん入ってくるからだと思います。
トイレ事情
街を歩いて気になるのがトイレ事情。公衆トイレが見当たりません…。
いや、想像と違っていただけ。ちゃんとありました。

一人用です。中は車椅子で入れるほど広くなっています。完全個室で外部と遮断されてしまうので、ちょっと不安です。夜は利用したくありません。

旧市街を歩きすぎて足が痛くなったので休憩。
グエル邸 Palau Guell
次に向かったのは、グエル邸。またしてもグエルの金で建てられたものです。1886年から1890年にかけて建てられたもので、ガウディの初期の建築です。

豪華でかっこいい家です。

中は音楽堂のように使われることがあったそうです。写真の上の方にはパイプオルガンが見えます。

天井も異常なほどのこだわり。コスパという言葉を知らないガウディ。当時、「予算が無限にあったら誰でもできるぜ」と別の建築家にディスられていたと思います。ガウディ建築は、ガウディの宇宙規模の才能に天井知らずの予算があったからこそです。

一度は座ってみたいです。奥は立ち入り禁止です。
グエル邸の本当の姿は屋上にあります。屋上ならバレないと思ったのでしょうか。屋上は好き勝手やっています。

いくらなんでも作風が違いすぎやしませんか。

模型を見ればやっちゃってるのが一目瞭然。

一緒に行っていた悠馬くん。
どうやらアレを発見したようです。アレについては次回の記事で。
フラメンコ鑑賞
この日を締めくくるのはフラメンコ。

旧市街からランブラス通りに入り、北上してカタルーニャ広場まで行きます。観光客だらけです。道の真ん中が広い歩行者専用になっています。

すぐ近くにありました、「CITY HALL」。英語なんだ。
17:30開演でしたが、始まったのは15分後。A席を取っていたので数メートルの距離で鑑賞することができました。

撮影がOKでした。

とにかく速く、そして力強かった。
ただストーリー性がなく、順々に踊っていくという感じで単調でした。衣装や舞台にももう少し工夫がほしかったです。
辛口になってしまったのは、別のところでも鑑賞していたことがあるからです。アナウンスもぜんぶ英語でしたし、そもそも会場が「CITY HALL」で英語。地元の人はいなかったように思います。これって観光地系フラメンコ?
次は別のところで鑑賞してみたいと思います。
観光1日目のレポートはこれで終わりになります。貴重な体験を残したくて夢中で書いていたら長くなってしまいました。翌日のレポートもよろしくお願いします。
つづく…
こちらもよろしくお願いします。
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