どうやって出張鍼灸の依頼を受けていたのか…
気になっている方がいるかもしれないので、今日はこの説明をすることにします。
何度も書いていますが、人脈のない私ですから、患者さんを紹介してもらう機会なんてありません。
お金もないので、広告もできません。戦略もなかった私ですが、ウェブサイト(ホームページ)だけは作ってみました。この当時、鍼灸関連のサイトはあまり多くなくて、作れば多少は目立つ存在になることができました。今では考えられませんが、鍼灸師でウェブを作成する人は少なかったようです。
ホームページ・ビルダーを使って、出張専門の鍼灸院のサイトを作成しました。当時のサイトは数ページしかなくて、鍼灸の説明をちょっとと、連絡先やプロフィールを載せていました。なんともお粗末な出来だったのですが、ライバルが少なかったため、一応価値があったようです。
その成果というと、アクセスは1日10人いれば多い方です。
トップページに付けたアクセス・カウンターはいつまで経っても増えていきません。あまり少ないとマズイので、ブラウザの更新ボタンを何度も押してカウンターの数字に下駄を履かせていました(^^;)最近ではカウンターを付けるサイトが減ってきていますが、あの当時はカウンターを付けることが新しかったのです!
1日数人というアクセスですから、簡単に依頼はやってきません。
ぶっちゃけ、1~2人/月です。この1~2人を大切に大切に…。
幸い、その1~2人の患者さんがリピートしてくださったので、1~2回程度/週の仕事はありましたが、当然、食べていけるわけありません(T.T)
でも、患者さんから頂いた感動は決して忘れません。←ココ大事
こんな私の治療を受けたいという方は、本当に神様みたいに見えましたよ。
その時の気持ちが今もあるからこそ、一人一人の患者さんを大切にしようと心から思えるのです。←もっと大事。
整形外科医院に勤務していた頃は、1日400人くらいの患者さんがやってきたので、一人一人の患者さんに向き合おうと思っても時間が許してはくれませんでした。
患者さんから鍼灸施術を依頼されることに心から感謝し、その感謝の気持ちを技術やサービスでお返しする。これを原点にして今も仕事に取り組んでいます。
鍼灸を職とする者は、患者さんのおかげで生活できるのです。これを忘れたら、終わりかな…と自分に言い聞かせています。
今だから明かせるカッコ悪い出張時代。でも、仕事の楽しさを知ったのもこの時代・・・忘れてはいけないと思って、今日は書いてみました。(つづく)


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