鍼灸師の収入(4)-成功者の条件とは…

私のブログを読んで鍼灸師にあこがれを抱いていただけるのはとても光栄なことです。むしろ、あこがれてほしいな、と思っています。そのためには魅力を感じていただける技術や鍼灸院がココになければいけません。

けっこうプレッシャーを感じながらやっています(笑)

前にも書いたことがありますが、このプレッシャーが私を成長させてくれます。
鍼灸師の収入というテーマで書くのはこの回でおしまいです。だから、今日はまとめに入ります。

結論だけなら、

鍼灸師は収入にあこがれてなる職業ではない

ということをお伝えして終わりです。ただ、そんなふうに、お金の問題から目を背けるのは嫌です。私の本音は、もっと儲かる職業だったらいいなー、です。私って正直でしょう?(嘘をついても仕方ないですし)

お金は、私個人の問題でもありますが、鍼灸の発展を考えても重要なカギとなるはずです。もし、「鍼灸師になった。でも食べていけない。」ことが常識になってしまったら、優秀な人材がこの業界に入らなくなってしまいます。そうなれば鍼灸が廃れてしまいます。なんだかんだ言っても仕事ですから、高収入な職業ほどあこがれる人が増えますよね。

弁護士になりたくてもなれない

と言われるように、

鍼灸師になりたくてもなれない

と言われるほど、人気が出てくるといいですね。でも、残念ながら、時代は逆行しているように思います。ここ数年で鍼灸師になるのが簡単になりつつあります(養成学校の急増で入学しやすくなっている、などの背景があります)。

見る限り、鍼灸師になるのは簡単になって、鍼灸師で食べていくのはいっそう難しくなった、と思わざるを得ません。民間資格の施療院(整体、カイロ、リフレクソロジー、アロマなど)が増えたのも理由の一つです。一般の人から見れば、鍼灸師(国家資格)と民間資格の区別はつきにくく、経営的に鍼灸師が有利であるとは言えません。むしろ、広告制限があったりと民間資格より経営的に不利な要素が目立ちます。

でも、こんな状況からこそ、鍼灸のクオリティが高く保たれいるのかもしれません。鍼灸が心底好きでなければ鍼灸で生活できないわけですからね。生意気な事を書いていますが、私は駆け出しの鍼灸師です。成功することを夢見ている一人です。

その成功を何で計るかはイロイロです。その一つが収入ですが…。ま、成功者と言われれば、その基準なんてどうでもよいと思います。とにかく、開業鍼灸師が充実した毎日を送り、それに若者があこがれるという構図さえできればよいわけですからね。

いや~、こんなことを書いてしまってプレッシャーが増量中です。
どうしよう…。

<追記–2009/12/16>
この記事に「鍼灸師 収入」で訪れる方が多いので追記です。「結局いくら稼げるの!?」ってところには触れていないのでフラストレーションたまるでしょう。患者さんが途絶えなければ1,000万円を越えることは可能です。何人もの鍼灸師を抱える経営者になれば、それを大きく上回る収入も可能です。そういう鍼灸師を何人も知っています。ただし、相当な努力と工夫をしています。

ranking←クリ助のツボ。また一つ、新たなプレッシャーが増えます。

コメント

  1. デーモン より:

    はじめまして♪ プレッシャーかけさせていただきます(汗)
    いつも楽しく拝見させていただいてます。
    私は40歳で会社を辞め、この春から鍼灸学校で
    学生してます。
    あえて厳しい世界に挑戦ですが、参考になる生の声が聞けて
    嬉しいです。憧れてますので頑張ってください☆
    また書き込みしますね!勉強頑張りまっす♪

  2. ヒロ より:

    デーモンさんに続きプレッシャー第2弾!!
    クリ助さんの鍼灸に対する情熱には頭が上がりませんがこれからも鍼灸の普及にがんばってください(≧∇≦)/ ハハハ
    やっぱり鍼灸師の成功って収入面で言うと
    年収1000万ですかね?

  3. クリ助 より:

    >デーモンさん
    プレッシャーありがとうございます(笑)
    デーモンさん、これからもありのままを書きつづりますので、行く先を見届けてくださいね。後からデーモンさんが追いかけてくると思って、気を引き締めます!また、遊びにきてくださーい。
    学校の勉強がんばってくださいね(^-^)/
    >ヒロさん
    次々とプレッシャーが!!
    情熱が伝わって嬉しいです。そうなんですよ、情熱には自信を持っています。社会は時に冷たいですから熱すぎるくらいでないと、ちょうどいい温度にはならないかもしれませんね。
    年収1,000万円ときましたか☆
    ぜひ、その数字をヒロさんの成功の条件としてください!私の成功条件はヒミツにしておきます。ハハ。

  4. かずみ より:

    こんにちは。
    いつもどきどきしながら拝見しています。
    以前勤めていた会社で
    「給料は自分で稼ぐもの」
    「やりがいという給料はいくらでも稼げる」
    と言っていた先輩がいました。
    その先輩は信念を持って地道に活動し
    社内外の多くの人から信頼されていました。
    今回のシリーズを読ませていただいて
    クリ助さんとその先輩のことが
    オーバーラップしています。

  5. かもめ より:

    私も脱サラ鍼灸師です。デーモンさん、頑張ってください!やりがいのある、いい仕事です。
    ヒロさん、将来ビッグになっておごってくださいね。(^0^)
    私もプレッシャーをクリ助さんから分けてもらって、精進したいと思います。

  6. ジャッカル より:

    >>鍼灸師になりたくてもなれない
    資格を取るという意味では時間とお金あれば可能でしょうけど、「職業・鍼灸師」になるのは大変でしょうね。
    保険の取り扱いが簡単になればもっと鍼灸も普及するし、鍼で生計立てていくことも出来ると思います。そうすると金儲け鍼灸師が増えて、術が荒れると思いますが(笑)。
    「~平成18年鍼師くり助は下男、下女が医学的知識もなくただ身体に鍼を施すのを見て、術が荒れるのをなげき、鍼灸手引を著し~」(鍼灸理論・医道の日本社より引用)
    なんてね。

  7. ヒロ より:

    かもめさんへ→いつになるかわかりませんよ(汗)
    20年後…30年後になるかもしれないですよ<("O")> ナンテコッタ!

  8. クリ助 より:

    >かずみさん
    「やりがいという給料はいくらでも稼げる」とは、本当にいい言葉ですね。やりがいで稼いだ給料は税金払わなくてもよいですよね。そういう話ではないですよね!?
    >ジャッカルさん
    保険の取り扱いに関して、私と同じ見方をしていますね。術が荒れるとは、まさに私も同じことを考えています。自由診療でやっている私は、荒れたらおしまい、という緊張感が常にあります。もし、保険診療になったら数を意識せざるを得ません。今の緊張感を保つ自信はありません。
    >ヒロさん
    私は30年くらいまでなら待てますよ(笑)

  9. ジャッカル より:

    >クリ助さん
    保険に頼ると術が荒れるのは柔整師を見れば分かる現象ですね。
    カイロプラクティックの本場、アメリカでも治せないカイロドクターが増えて、民間保険会社がカイロに対する支払いを厳しくしているそうです。
    患者さんにとって治療代が安くなる事は良い面ですが
    術者の意識が低下するのでは意味が無いですね。
    ある程度術者のレベルを揃えないと・・・。

  10. クリ助 より:

    >ジャッカルさん
    アメリカの状況はそうなんですね。なるほど。
    開業間もない頃は、保険が使える柔整師を羨ましいと思ったこともあります。でも、今は自由診療が好きです。制約がないので、自分の力を全部出すことができます。術者としての満足度も高いのよいです。自分が満足しなければ、患者さんを満足させられませんし。
    おっと、話がズレてしまいました。
    ではこの辺で。

  11. かもめ より:

    その辺が保険診療の課題のひとつですね。
    私は保険も扱っています。(微々たるもので扱ってるなんて程でも…^^; )
    でも、保険だからといって雑になるのはイヤなので、了解の上、自由診療との差額分をいただいて、治療内容に差が出ないようにしています。
    世間一般は、保険が使えない医療はマイナーな医療とみているようです。(我々が接している患者さんは違いますが。)
    鍼灸の将来のためには『保険医療制度』という土俵に、医師の同意書なしであがれるようになることが大切と思います。メジャーにならなくては鍼灸師の地位も収入も向上しないし、人材も集まりません。
    診療報酬のアップが見込めない現状では、術が荒れないよう工夫しながら、保険診療のニーズを開拓していくことが、それにつながっていくと思います。(なかなか難しい話ですけどねぇ…。^^;)

  12. クリ助 より:

    >かもめさん
    かもめさんのおっしゃる通り、「保険が使えない医療はマイナー」と認識されているでしょうね。
    私が考えるメジャー化への近道は、一人一人の鍼灸師が活躍することだと思います。「全額自己負担でも鍼灸がいいんだ!」という人が増えれば、きっと変わると思います。
    鍼灸師の間では、かもめさんのように保険推進派、また私のように慎重派の両方がありますよね。ここでは「どっちがいい」という議論はしたくないので、読まれている方は、両方の考え方をそのまま受け取っていただけばと思います。
    方法論は違っても鍼灸をメジャーにしたいという目標は全く同じです。このブログを読んで、鍼灸の仕事に可能性と魅力を感じてくれる若者が増えたら嬉しいです♪
    かもめさん、いつも貴重なご意見ありがとうございます。色々な考え方が集まるブログにしたいので、またコメントくださいね。

  13. 匿名希望 より:

    鍼灸師って給料安いんすね。
    稼げない。

  14. 匿名希望 より:

    鍼灸はマイナー。
    鍼灸師になる奴は金のことはあんま考えちゃダメってことなんすか。

  15. 匿名希望 より:

    医療系で稼げるのは何?
    なんなんすか?
    と俺は思うんすよ!

  16. クリ助 より:

    >匿名希望さん
    稼げる鍼灸師がもっと増えてほしいと思うんすよ!
    メジャーデビューしちゃいませんか?

  17. プー より:

    稼げる鍼灸師なんて滅多にいませんよ!
    私は鍼灸の学校に行ってるんですが本当に稼げないですよ~。鍼灸行くなら本科です。マッサージの資格持ってないと大変だと思いますよ。
    マッサージでやっと初任給20万前後。鍼灸でもあるだろうけど、本当に滅多に無いよ。多分、10万位もらって修行とかって感じじゃない?(独立する気があるなら・・・)
    それか柔整の資格を取って、鍼灸接骨院にするしかないね。
    鍼灸のみの独立は多分人生の8,9割を勉強に捧げないと無理だね。かなりの努力が必要だと思う。
    ・・・なんかすごい長くなってすみません
    けど、これ現実です

  18. クリ助 より:

    >プーさん
    「鍼灸のみの独立は…8,9割を勉強に…」というのは、まさに実感中です。この記事を書いてからもうすぐ2年が経ちますが勉強の日々です。
    この間も確実に感じていることがあります。それは「鍼灸を必要としている人はたくさんいる」ということです。
    そういう方々は高いものを求めていますね。高いクオリティを要求されます。その高い要求に応えることが私の楽しみである、モチベーションです。鍼灸はやめられません。
    プーさんの未来を明るくするためにも、鍼灸の魅力を語って、「鍼灸ってすごいんだなー」と感じる人を一人でも増やしていきたいと思います。
    一緒に頑張りましょう!!

  19. 鍼灸学生 より:

    はじめまして。
    鍼灸師になったら就職は鍼灸院、鍼灸接骨院で何年かしたら開業しなくちゃいけないような雰囲気ですが鍼灸だけじゃないですよね??
    会社辞めて鍼灸の学校に通う人もいるんだし逆がいてもおかしくないはず。。。
    鍼灸をお金儲けのために使えば楽にお金が入ってくるけど…
    最近の疑問があるのですがよかったら教えてもらえますか?
    「開業するには2、3年くらい働いてからがいい」
    と言う先生もいますが何で2、3年なのかその時間の中で何を身につけたら開業できるのかなどほんの少しつっこんで質問するだけで答てもらえないことが多々あります。
    その内容を教えたくないのかそこまで考えてないのかは話しをしていればどっちなのかなんとなくわかります。
    よく言われてる卒後の2、3年の重要性って何だと思います?

  20. クリ助 より:

    >鍼灸学生さん
    最初のご質問「…鍼灸だけじゃないですよね??」はご質問の意図がつかめませんでした(ゴメンナサイ)。
    「開業するには2,3年…」という話は、個人的な意見として参考にしなくてもよいと思います。大事なのは、(開業するなら)開業に必要なスキルを身につけたかどうか、だからです。
    私の個人的な印象でしかありませんが、「2~3年」は患者さん慣れにするのにかかる期間だと思います。でも、患者さん慣れするだけでは開業はできませんので、他にも身につけなければならないものがあると思います。
    つづく…

  21. クリ助 より:

    (つづき)
    それは得意分野です。限られた範囲でもしっかり治せるものが必要だと思います。患者さん慣れすることよりもずっと大事です。なぜなら、開業すれば結果の責任を取るのは全て自分だからです。患者さんの応対がギクシャクしても結果がでれば患者さんは認めてくれるはずです。得意分野なら自信を背負って対応できるため、ギクシャクしたものにはならないはずです。
    つづく…

  22. クリ助 より:

    (つづき)
    もう一つの考えとしては、2,3年を使って自分の営業スタイルや治療スタイルのイメージを作る作業と考えることもできます。誰を対象にするのか…(年齢層、性別、症状)、一人でやるのかスタッフを雇うのか、料金、宣伝(チラシ、ウェブ、タウンページ)、鍼灸院デザイン、備品の仕入れ先などなど、決めなければならないことは山ほどありますから。
    さらに、一つ重要なことを思い出しました。
    開業すると孤独です。それだけに人脈が大事です。困ったときに、気軽に相談できる鍼灸師や業者さんがいると気持ちがラクでいられます。成功している人は、助けられ上手な方が多いようにも感じますね。
    まだまだお伝えしたいことはありますが、とりあずこんなところで。

  23. sugar より:

    初めまして☆
    私の彼は鍼灸師です。
    まだ卒業して一年半、神奈川県の接骨院で働きつつ鍼をうたせてもらっているようです。
    開業を目指して頑張っているのですが、正直私はとても不安です。
    結婚して開業をしても、食べていけるだけ稼げるように本当になるのか・・・・
    鍼灸師として成功するのは氷山の一角だと言われました。
    成功するために開業の本を読んだり鍼の勉強も頑張ってしてはいるようですが・・・・。
    開業して年収がサラリーマンの平均位を稼げるのは一握りなのでしょうか?
    こんなよくわからない質問をしてすみません(>_<) クリ助さんは成功されてすごいです!

  24. クリ助 より:

    >sugarさん
    初めまして。
    コメントありがとうございます!「神奈川県の接骨院で働きつつ鍼をうたせて…」なんて私の1年目と同じですね。私も神奈川県のとある鍼灸院接骨院で働いていましたから。
    開業して食べていける鍼灸師は、実際とても少ないです。鍼灸専門になると、サラリーマンの平均を稼ぐのも実際大変なことではあります。多くの患者さんの信頼を得ればサラリーマンの平均を上回ることができます。食べていけている鍼灸師でも格差はかなりあります。
    私は妻の力を借りて、現在に至っています。今後も妻の応援なしにはやっていけません。sugarさんにもできることがあると思います。
    私は成功者の一人として数えていただけるのは光栄なことです。でも、しぶとく鍼灸師として生き残っているだけですよ。このしぶとさだけが私の持ち味です(笑)

  25. medmama より:

    突然すみません。私の主人も鍼灸師です。今56歳です。事情がありサラリーマンから転職したのですが、現状はそれはそれは大変です。近くの医者がケアーマネージャ経由で在宅の往診をしてみないかと打診が有りましたので主人に話したのですが自分は保険診療をできる条件が整っていないと言われてしまいました。それ以降取り合ってくれないので話が頓挫しそうなのですがなにか条件が有るのでしょうか?因みに現在私の収入と主人はバイトの様な仕事でやっと暮らしている状況です。折角苦労をして資格を取得したのだからなんとか食べれたらと願ってます。市民税等の税金が滞っているのもネックでしょうか?

  26. クリ助 より:

    >medmamaさん
    コメントありがとうございます。「保険診療できる条件」とはなんだろうか、と考えてみましたがわかりませんでした。滞納は関係ないはずです。旦那様のやりたいことと、話に出ている在宅の往診には隔たりがあるのかなぁと想像しました。
    私は保険診療をやっていないので、具体的なアドバイスは何もできませんが、ノウハウは行くところに行けば(団体などに入れば)得られます。旦那様のお気持ち(やりたいこと、やりたくないこと)をもう一度確認してみてはいかがでしょうか。
    鍼灸師と一口に言っても、それぞれで価値観や得意分野、そして将来の方針も異なりますので、もう一度そこを入口に耳を傾けてみたら何かが見えてくるかもしれません。

  27. 鍼灸専科1年 より:

    いつも楽しみにこのブログを見ています。
    看護師をパートにしてもらって鍼灸科に通っています。鍼灸を職業にしていくつもりはないので、資格だけ取りたいと思っているので学校の先生たちからは凄く嫌われています。東洋医学の知識だけほしいのですが、開業が一番偉いのはどうかと思います。実際 国家試験に合格して5年後に鍼灸の資格を使っている人は5%には全然届かない現状があるので・・・鍼灸はファンタージーだと思っています。でも本業にプラスするにはいい知識だと思います。そういうのは学校では受け入れてもらえないのが残念ですね。安易に独立の夢をあおって人生を崩壊させるのはどうかと思います。

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