ファミコン2台くらいのお金を出して買ったMSX。親にとってみれば投資額はファミコンよりも高い。でも、ゲームソフトを買い足さなくても遊べるので、トータルコストは格段に低くなります。親は賢い選択をしたものです。
↓ソニーのMSX
(引用:ウィキペディア/http://ja.wikipedia.org/wiki/MSX)
左に写っているのが記憶装置。音楽テープに記録します。
ちなみに本体にハードディスクはありません。モニタはテレビを利用するのが普通でした。
性能はといいますと、グラフィック関連はファミコン以下です。パソコンといってもゲーム機以下なんですよ。一応パソコンですから、自作のプログラムを走らせることができます。
では、MSXの遊び方について説明します。ファミコン同様、ゲームソフトは販売されていたのですが、買ってもらえるわけがありません(買ってしまったらファミコンを買うのと同じことだから)。
ゲームをするためには、雑誌に投稿されているゲームのプログラムを入力していたのです。
↓こういった優秀な方が創作したプログラムを打ち込む
http://www.toxsoft.com/personal/msx/index.html
長いものだと何日もかけて打ち込みます。打ち込んだあとはバグ(入力ミス)を修正します。遊ぶために相当な努力をしていたものです(笑)なんとも効率の悪い遊び方のようですが、達成感や充実感を味わえたのは財産になったような気がしています。
私のタイピングの原点もそこから始まっています。キーボードが使えないことにはパソコンでゲームができないのです。キーボードは遊ぶための道具。遊び道具から入れたというのは今思えばラッキーだったと思います。
実は小学生の頃にブラインドタッチが完成していたのです。これはちょっとした自慢になるかもしれません(笑)ブラインドタッチは楽に遊ぶための必須技能だったのです。
必要ないかもしれませんが、詳しく説明しましょう。
ブラインドタッチができないとこうなります。
雑誌のプログラムを読む
→キーボードを見る
→モニター(当時ただのテレビ)で確認
プログラムの打ち込みは常に3箇所を見なければならないので、目がやたらと疲れてしまいます。「キーボードを見る」という行程が省略できれば飛躍的に効率がよくなります。早くプログラムの打ち込みを終わせないと遊べないので、効率的である必要があったのです。
当時の練習方法を紹介します。←興味ないって?
色紙で作った自作シールをキーボードに貼って色分けをしたのです。押し間違えるとその単語は最初から、みたいな禁欲的なトレーニングをしていました。一種の遊びです。
そんなふうに遊んでいるうちに、ブラインドタッチをマスター。でも、残念なことにブラインドタッチを自慢する相手はどこにもいなかったのです。友達はファミコンだからです。今はできる人が多すぎて自慢にならない…。
おっと、昔を懐かしむ話が長すぎましたね。
要点はキーボード歴が長いってことです。
すみません、つづきがあります…


コメント
クリ助さん、すごい世界をとおって来られたんですね。
羨ましい限りです。
私なんぞは、まだ初心者でブラインドタッチなるものも習得しておりません!
(いばることはないか、ははは。)
どうぞいろいろ教えてください。
次回も楽しみです。
>かもめさん
こんなネタにコメントをいただき恐縮です。
パソコンは小学生から接していてもテレビゲーム機は一度も持ったことがないのです。
スーパーマリオの影響で一時クリボーと呼ばれたことがありましたが、私にとってクリボーはそれほど身近なものではなかったんです(笑)
大人になったらコンピュータ業界だろうと思っていたら、病気になり、医学に興味が移り、鍼灸を受け、こんな風に。一寸先は闇ですよ。