陰陽師2

陰陽師1
今日はちょっとお勉強になります。 href=”http://blog.livedoor.jp/yoki/archives/15564804.html”>「呪(しゅ)」の話の前に書いておきたいことがあります。あまり難しくないので、お付き合いください。
漫画の『陰陽師7』を持っている方はP92-93を開いてください。ない人も漫画の中のセリフを抜き出したので大丈夫です。

陰陽師 (7)
岡野 玲子

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陰陽師、安倍晴明は碁盤を前にして、

囲碁は博亦(はくえき)と言い
易と出を同じくいたします
仁寿殿(じじゅうでん)に陰陽師占いに使う式盤がありますが
方円の地盤の上に円形の天盤ののったものです
方地は静
天円は動
動とはつまり時の流れのことです
囲碁にあっては碁盤が静
丸い碁石が動くもの
ゆえに玄(くろ)と白
交互にうたねばなりません
なぜなら玄と白は陰と陽
つまり闇と光
夜と昼
冬と夏
これを交互に打つことが時の流れそのものなのです

(陰陽師7 岡野玲子 P92-93より)

言っていることが陰陽論そのものです。
原作の夢枕獏はいったいどれくらい勉強したのでしょうか・・・詳し過ぎます。それにしても、夢枕獏という名、なんてオシャレなんでしょう♪講演で見た時はきさくなおじさんでした。すごくいい人です。

この安倍晴明の言葉を詳しく説明すると私が混乱してしまいそうです。
だから、簡単な部分だけ説明することにします。


まず、陰と陽の象徴は闇と光です。
暗闇だけでは何も見えません。でも、そこに光が差し込むと暗闇の中に何があるのかわかります。もともと暗闇に存在しているものであっても、光がなければ認識できません。でもそこには何かあるのも真実です。

陰と陽の性質は正反対です。
この法則のことを陰陽の「対立の法則」といいます。

陰の存在だけでは陰を認識できません。
そこに光があって初めて陰影が生まれ、存在が明らかになります。
逆に光は存在ではありませんから、光だけでも何も見えません。
つまりは陰と陽は両方ないと世界が成り立たないってことです。

これを陰陽の「互根の法則」といいます。

夜と昼、そして夏と冬は常に交互にやってきます。
これは陰と陽が循環しているという意味です。

これを陰陽の「循環の法則」といいます。
または、「転化の法則」といいます。

天高く登った太陽もしだいに西に沈んでいきます。
世界を陰が支配していくわけです。陽が消え、陰が長けてきます。
時が巡ると、今度は陰が消え、陽が長けてきます。このことを

陰陽の「消長の法則」といいます。

陰陽論は宇宙の法則を説明する道具のようなものです。
だから陰陽論は天文学から発展した自然科学です。これは数学でもあるし、哲学でもあります。心理学にも医学にも応用できます。当時の総合科学と言ってもいいと思います。

陰陽師っていうと、不思議な術を使う人をイメージされると思いますが、実は科学者だったりします。もし私たちが平安時代にタイムスリップして、ライターで火をつければ「炎を支配することのできる陰陽師」と思われるでしょうね。月食の直前に人を集めます。「今から月を消すぞ」と言えば、月を消したことになります。

陰陽師=科学者

っていうと言い過ぎですが、そういう要素はあると思います。
(専門家の方、間違っていたらご指摘ください。)
陰陽師3

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