久しぶりの更新になってしまいました。
さて、今日は中庭の植物=カクレミノの話です。
当院を訪れた方はおなじみのカクレミノです。
このカクレミノは隠れ蓑(みの)が名前の由来だそうです。
そもそも「隠れ蓑」って何?
天狗が持っている宝の一つです。天狗は3つの宝=打出の小槌、如意宝珠、隠れ蓑を持っていると言われています。それぞれを簡単に説明します。
打出の小槌 = ほしい物の名前を唱えながら打ち振ると、何でも即座に出る
如意宝珠 = 意のままに宝をもたらす珠
隠れ蓑 = 着るとからだが 見えなくなる
どれも都合のよい道具ですね。都合よく隠れられる場所のことを「隠れ蓑」と表現されることが多いので、よいイメージではないですね(笑)
カクレミノは天狗の隠れ蓑に葉の形が似ているので、こう呼ばれるようになったらしいです。このカクレミノにはすごい能力があります。その能力を紹介します。
昔話に興味のある方はココ→「天狗の隠れ蓑」(ソニーコミュニケーションネットワーク株式会社より)
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このカクレミノには面白い特徴があります。
葉が3つに分かれたり5つに分かれたりするのです!
写真をよく見るとわかると思いますが、3つに分かれているものが確認できると思います。このカクレミノでは葉の先が5つに分かれているものは見つかりませんが、今後出現するかもしれません。
この葉の分裂はなぜ起こるのか…
日光を効率よく受けるために葉の形が変形すると言われています。実に賢い植物ですよね。植物にとって、葉はエネルギーを得るための道具と考えることができます。その道具を環境に合わせて使いこなすカクレミノは鍼灸の私にとってよいお手本となっています。
鍼灸は伝統に根付いた医学ですが、時代に合わせて実践しないとその根は腐ってしまいます。根本原理(理論)は守りつつ、実践は状況によって柔軟に変化させるものかもしれません。といより、変化させてきたからこそ、根は腐らずに二千年以上続いているのでしょう。そして、今でもたくさんの流派があります。どれが一番よいかって考えることには意味がなくて、分かれていることに意味のあるのでしょう。


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