テレビで「肩凝りは夏目漱石が初めて使った言葉」という話が出ました。
録画した番組なので、ちょっと前の話です。
『たけしの新・教育白書~「学び」って楽しいぞSP』
という番組内での話でした。
「おおぅ~、そうだったのか!」
と思った方、たくさんいると思います。
その真相は?
本当に夏目漱石が最初なのか・・・。
江戸時代の医学書(ほとんどが東洋医学)を読めば真実がわかるのですが、あいにく手元はほとんどありません(集めたらメチャクチャ高いですから)。母校の図書館に行くにしても群馬からだと少し遠いし。臨床家になると、肩凝りがいつから使われていたかより、肩凝りの解決法を優先して考えてしまいます。
とはいえ、「肩凝り」のデビューくらいは知っておいた方がよいかもしれません。そんなわけで、真相を探しにネットを散策。少なくとも、夏目漱石説は間違っていることがわかりました。
これも漱石の造語ではない「肩が凝る」
ここに江戸時代の文学作品における用例が紹介されています。
ネット情報では全てがわかりません。江戸時代の医学書を研究をされている先生なら、もっと深く「肩凝り」をご存じのはず。もし、知っているという方はご教授ください。お願いします。
ちなみに、肩凝りを感じるのは日本人だけと思っている方、それも違います。「外国には肩凝りという言葉がない」ことを理由にされる場合がありますが、知り合いのイギリス人に訊ねたところ、肩凝りで困っている方はいっぱいいるそうです。腰痛と肩凝り、悩みは日本人とそんなに変わらないようです。
samurai、karaoke、tsunami が使われているのに
katakori がないなんて mottainai
お知らせです(鍼灸師、助産師向け情報)。
来月の5日(日)に、東京でセミナーを行います。
その日、私が普段使っている技術を紹介します。「マタニティ活法(かっぽう)」と名付けた、妊婦ケアのテクニックです。4月にも実技公開しているのですが、時間の関係で大幅なカットがありました。そういう意味では今回が実質的な初公開です。
開業して間もない頃から、逆子直しなど取り組むなどしてマタニティには興味を持っていました。そこに活法(古武術整体)が重なってマタニティへの対応力が格段にアップしました。自分の中では革命です。この技術を助産師さんに教えたら、常識ハズレな変化が起こってビックリ。お産の現場であった常識ハズレな症例(もちろん良い意味です)も紹介します。2ヶ月前は、我が子の出産でビックリ。
腹部を自由自在に、しかも瞬時に変化させることができると、生理痛や胃痛にも即座に対応することができます。鍼灸と活法、それぞれで変化させてみると、比較できて面白いと思います。鍼灸に強いこだわりを持つ鍼灸師ほど、衝撃を受ける技術だと思います。
鍼灸より活法と言いたいわけでもありません。次元の異なる技術であるため、天秤で比較できません。面白いのは、異次元をつなぐ特別な空間のようなところがあって、そこに入ると不思議な体験ができます。
このセミナーでは、目白鍼灸院(東京都)のタオルワークセミナーを特別に企画しました。目白鍼灸院といえば、各メディアが注目する有名鍼灸院。普段見ることができない繁盛鍼灸院のタオルワークを目の前で見ることができます。
一週間を切りましたが、まだ間に合います。
興味のある方は、活法フェスタ2010冬「マタニティ活法への誘い」へ、お早めに。


コメント
私は活法のことは全く知らないので、質問したいのですが、
>この技術を助産師さんに教えたら、常識ハズレな変化が起こってビックリ。
>腹部を自由自在に、しかも瞬時に変化させることができると、生理痛や胃痛にも即座に対応することができます
とのことですが、クリ助さんは活法を用いることで、
「腹部を自由自在に、しかも瞬時に変化させることができ」て
「常識ハズレな変化」
を起こすことができるのでしょうか?
またはできるとお考えなのでしょうか?
>質問ですさん
ご質問ありがとうございます。
「常識ハズレ」は、人によって常識が違うということもあるので、私の常識、活法を伝えた助産師さんの常識を前提とさせてください。もちろん、私が対応している患者さんが、活法導入によって(変化に)驚くことが増えたという事実があります。
今月の5日、「常識ハズレ」かどうか同業者に観ていただきたくて、技術を体験していただく機会を設けました。その場で活法の瞬間変化に驚かれる人が多数いらっしゃいました。そういう意味では、一部の人には常識ハズレなものをお見せできたと思っています。
活法を実際に受けていただくのが一番早いのですが…。文章で伝えようとすると「常識ハズレ」という表現になってしまいますね。
クリ助さん、回答ありがとうございます。
「常識ハズレ」というのは「とてもすごい」ぐらいに考えています。
また、活法の効果を疑っているわけでもありません。
活法で「腹部を自由自在に、しかも瞬時に変化させることができる」とお考えというのが、驚いた次第です。
他者の身体を自分の思うようにできると考えると私の場合(鍼灸ですが)足元をすくわれます。
私の腕が未熟だということもありますが、自然であり、小宇宙である人の身体を自分の思うように変化させることができるというのは私の知っている、そして今までblogを読ませていただいたところのクリ助さんの鍼灸についてのお考え、ともかけ離れた考え方だと感じています。
活法のことは全く知らないので、そういう考え方で、しかもそれが継続してできているというのが驚きなのです。
活法は鍼灸とは次元の異なる技術ということですが、相手の身体を自分の思うようにコントロールするもの、そんな技術と思想だと考えてよろしいでしょうか?
クリ助さんがセミナーのため誇大宣伝する方ではないと思っているので、活法に関しての考え方に正直に驚き、質問した次第です。
>質問ですさん
再びコメントありがとうございます!質問ですさんのお言葉にあるように、究極のところは「他者の身体を自分の思うように操れる」というのが、活法の目指すところなのかもしれません。武術の裏技であることを考えてみても、そう思います。武術において、相手の動きを操った方が勝ちますから。
活法では、「施術する側」と「される側」の区別を取り払う技術もあります。そうなると、患者さんと術者の関係がそこではなくなり、一つの体になります。言葉だけで説明すると「なんのことやら」となると思いますけど(笑)
私は、こういう技術を数年前まで全く知らなかったわけです。それまで学んだ鍼灸の技術にはなく、自分の中に出来ていた常識では説明がつかないわけですよ。
機会があれば、活法受けてください。「あ、これかっ!」となるかもしれません。
最後に補足しますと、何に付けても活法が優れているわけでもありません。優劣を語るべきではないと思います。ただ、鍼灸師の常識を変えるだけの力が活法にはあると思います。
クリ助さん、回答ありがとうございます。
「なんのことやら」とはなりませんでしたが、クリ助さんが言っていること、言いたいこと、考えていることなどはよく分かりました。その詳細は差し控えますが。
私は優劣を語るつもりなど全くありません。
その人がどのように取り組んでいるかだけです。
2度も回答していただき、真にありがとうございました。