足の外側の踝(くるぶし)が痛むという患者さんとお会いしました。

昨年の10月から左側に突然痛みが出現し、歩行時に痛みが出ているそうです。足が疲労してくると、痛い方を引きずるようにして歩いているそうです。この痛む位置には、ちょうど申脈(しんみゃく)というツボがあります。
痛みが出てすぐに整形外科を受診し、レントゲンを撮ってもらったところ「骨がすれている」ということで、「そういう体質だから仕方ない」という結論で治療をせずに我慢を続けてきたそうです。本日、別件の症状で来院したのですが、お話を伺っているうちに左足首の話になったので、治療の最後に鍼を1本加えて終わりました。
その際のツボは足臨泣。足の甲にあるツボで、薬指と小指の骨(中足骨)の間にあるツボです。普通の足臨泣よりも、二つの骨が合わさるすぐ手前を使いました。
古武術鍼法では、こうした際にも動きの問題として症状を考えます。どこかに動きの悪いところがあり、衝撃を吸収できず外踝に素の衝撃が伝わっていると推測しました。こうした際には、薬師と小指の間の筋肉が固まっていて、2本の指が(太い)一本の指のようになっています。実際の触診してみると、薬指と小指の間のスキマが右より極端に狭くなってました。
鍼をして10分ほど休んで頂きました。
そして歩くと痛みがゼロ。激しい動きでチェックしていませんから、0%かどうかは断言できませんが、少し前までは歩行時には常に痛みがあったので、大幅に改善したことは間違いありません。
「動く」ということは、力を発揮する意味で重要であることは言うまでもありませんが、外部からの衝撃を緩衝させるという重要な役割があります。
<2種類の動き>
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A.能動的な動き(動かす): パワーの出力
B.受動的な動き(動かされる): 衝撃の緩衝
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この症例はBの問題を解決しました。
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・鍼灸養気院(群馬県伊勢崎市)
・鍼灸ルーム品川カポス(東京都港区)
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