鍼灸師求人(東京都港区)-鍼灸師は職場次第

能力を活かすも殺すも職場次第

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勤務地: 東京都港区高輪(最寄り:品川駅)
施設名: はりきゅうルーム品川カポス(院長:秋澤英樹)
条件: はり師、きゅう師(2015年4月取得予定者可)
募集期間: 採用が決まるまで
待遇: 詳細は募集要項にて

※最初の研修は群馬の養気院(群馬)にて行います。
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女性の求人にしては男臭い話)のつづき

■原理原則の大事

鍼灸に異を唱えたいのではありません。鍼灸の可能性を引き出すための話がしたいのです。そのためには、少し勇気が必要です。

鍼灸理論の教育は出発点に問題があります。活法(かっぽう)の原理原則を勉強するようになって感じたことです。一番の問題は、鍼灸理論が経絡(けいらく)の話から始まることです。この経絡は多くの鍼灸師が拠り所にしているものですが、見ることも感じることもできません(少なくとも私には)。

にも関わらず、鍼灸はそこから始まってしまうのです。気がついた時には、「経絡を信じる」ことで成り立つ世界に降り立っているのです。

目の前で起こる現実しか信じられない私は、鍼灸の神様を信じていません。私が鍼灸師になる前に、自らの体が鍼灸で良くなった経験を持っています。鍼灸を信じていたから良くなったのではありません。良くなったから鍼灸の効果を信じるようになったのです。

人体には、原理や原則があります。人体は足で立ち二足歩行をします。逆立ちをしない限り手で歩くことはしません。そして、普通は前向きに歩くものです。まず、こうした単純な原理原則というものがあります。こうしたシンプルなものを重ねていくことが大切だと思います。こういうものに、東洋も西洋もありません。経絡を持ち出す前にいろいろとあるのです。

■東洋医学である前に

東洋であるとか西洋であるとかいう前に、誰でもわかる話をしよう、誰でもわかるルールを使おう、という単純な提案を私はし続けています。特定の人にしかわからない世界の話は、わかる話を出し切ってからでもよいと思っています。

鍼灸師として最初にすべきことが「気」を信じることであってはならならいと考えています。他の一般的な職業と同じように「五感」を活用することが大切です。

「気」の世界を否定したのではありません。五感を蔑ろにして「気」の世界を語り始めるのは順番がおかしいと思うのです。「この順番のせいで、どれだけの才能を流出させてしまったのか…」と想像すると気分は下がります。

■一流の感覚

五感をしっかり使えば一流の鍼灸ができるはずです。名人には「気」の世界が必要なのかもしれませんが、鍼灸の魅力を伝えるには一流で十分です。

鍼灸師が活躍の場を広げるには、短期間で高い技術を習得できる仕組みが絶対に必要です。国が用意してくれないので民間で成し遂げなければなりません。

「見て覚えなさい」という職人風の後進育成では間に合いません。昔のように、「10年間は師匠について修行」と考えていては時代の変化についていけません。その10年間を誰が待ってくれるのでしょうか。

徒弟関係は必要ないと思っているわけではありません。人間臭い関係も必要です。ただ、時代に合わせた技術習得システムがなければ臭い関係のまま終わってしまいます。人間性はチームで育めばよいと考えています。

■想いだけでも、技術だけでも、救えない

「鍼灸師になったらスゴイことができる」と思って鍼灸学校を目指す人は少なくないでしょう。私もその一人でした。なってみると、確かに「鍼灸ってスゴイなー!」と驚くことがあります。だからと言って、これは魔法ではありません。

思うように結果が出ないこともあります。一生懸命やっても患者さんを裏切ってしまうこともあります。どんなに技術を磨いても100%がないのです。それを分かっていても前に進んでいくのが医療者だと思っています。

鍼灸の世界も情熱だけでは何の役にも立ちません。情熱を具象化しなければ意味がありません。また、技術だけあっても患者さんは救えません。患者さんと出会わなければ技術を使うことはできません。想いを技術に変えるところが職場であり、技術を患者さんに提供するところも職場です。

一人でやっていた時は「患者さんのため」という一方向の努力が実を結んでくれるのですが、職場づくりとなるとそうは生きません。利用する人と働く人の両面からその空間をデザインしなければなりません。責任は重いです。まだまだ勉強も必要です。

つづく…「数値化できない魅力

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カポス(東京都港区/品川駅)
養気院(群馬県伊勢崎市)
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