周りが激しく動いている

まとまった話にはなりませんが、私の周りで色々な事象が激しく動いていることに対する感謝と戸惑いを、そのまま書いてみます。

とりあえず、先日、活法研究会で行った「鍼灸師のための柔術」がとても面白かったので写真載せます。誰でも施術が上手になるコツをたっぷり教えて頂きました。中央で道着に身を包んでいるのが、八光流柔術豊和会の広沢先生です。詳しいことは、後で報告しようと思います。

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写真:鍼灸師のための柔術レッスン風景(2015年3月9日)

次に、母校の学生に対して行った活法講座の様子です。120名ほどの学生の活法の魅力を伝えて来ました。一部の学生にはとても響いて、熱心に質問されました。ご縁のある学生さんと活法を深めていけると思うと、これからが楽しみで仕方ありません。

東京衛生学園 活法講座
写真:鍼灸学生のための活法講座(2015年3月5日)

鍼灸学生と新人鍼灸師(免許取得後3年以内)のための活法塾の準備も整いました。普段行っている活法の勉強会とは別に用意した、文字通り活法の塾です。古武術整体、古武術鍼法を安価な料金で学ぶことができます。会場はカポス(品川駅徒歩5分)で、定員は8名です。

■二次試験が目前

東京のカポスに、たくさんのご応募を頂きました。もうすぐ、二次試験(面接+実技)です。書類でお断りしてしまった方、本当に申し訳ありません。

今の私にとって、求人は臨床と同じくらい大切な仕事です。ご存じのように、求人は広告を作成する仕事でも、合否を判定する仕事ではないわけです。求人は総合的な思考と広い視野がなければ無理です。こういう立場になってみて痛感しています。

経営者として未熟だと分かっているので、求人に際してできるだけ時間を割くようにしてきました。特に時間を使ったのは、「誰のために求人をしているのか…」という根っこの部分です。自分自身が納得するまで考え抜きました。

「人手が足りないから」というのは、求人の理由にならないと考えていました。人手が足りないなら、患者さんには他の鍼灸院を紹介すればよい話です。逆に、「私の施術を受けたい」という患者さんに、別の鍼灸師を押しつけることは患者さんの要望を無視していることになります。求人しているのは、組織でなければできないことをしたいからです。

責任を背負える心を養うことも私には必要です。一人を採用するということは、不採用になる方の人生の分岐点にも関わってしまうわけですから、そこに重いものを感じています。

■放置した結果

群馬で臨床に携わりながら東京(品川カポス)のことを考えることは、私の脳に大きな負荷をかけています。目の前の患者さんに精一杯向き合いたいという気持ちがありながら、目の前だけを見ていたらできない仕事もあります。たまに、脳みそパンク状態です。

パンクすると、東京の方を放置することになります。本当は良くないことですが、結果的に現場の自主性を引き出すことになったと思います。私が何もしなければ、「やってくれる人がいない」という状況になるわけです。オーナー不在で数々の難問を乗り越えてしまうスタッフの対応力に驚いてばかりです。当初は、ここまで任せられると思っていなかったので嬉しい誤算です。現場は、とっくに私の手を離れて動いているのです。

■限界を認める

群馬の方も騒がしく動いています。ネットからの新規患者様の他、紹介の連鎖が起きているようで、知らないところで私の鍼灸院を紹介してくださる方がとても多いのです。どなたかもわからないのでお礼も言えません。

「ドラッグストアの店員さんが教えてくれた」
「部活の顧問の先生がすすめられた」
「喫茶店の店長に紹介された」
「病院の医師に紹介された」
「助産師に紹介された」
「知り合いの知り合いが行ったことがあって…」

などなど。

同業の鍼灸師から患者さんを紹介して頂くことも増えました。私の鍼灸院には、施術者一人では対応しきれない数の患者さんがやってきています。電話が鳴ると、できるだけ断らないように努めてきましたが、最近は本当に限界です。仕方なく、(紹介者のいない)新規の患者様の受付を休止することにしました。しばらくは、通院中の患者さんの施術に集中することになります。

■膨れる責任

順調な話ばかりになりましたが、鍼灸師になったばかりの頃は、全てが空回りして廃業寸前でした。今だって時々は空回りをしています。安心できる身分でも、順調を気取っている場合でもありません。

課題は山積みですし、心配事も大きくなっています。背中に感じる責任も大きくなっています。社員数人でも責任の重さに押しつぶされそうになるのだから、社員を何十人、何百人と雇っている社長の心臓は想像できません。

私は私の器でやっていくしかありませんが、もう少し大きな器が必要です。
「器がちっちゃな自分」と思うことばかりで困ります。

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