ギャンブルから足を洗う時期が来た

Aさん「クリ助さんはパチンコとかしないんですか?」

クリ助「やらないんですよ~。」

Aさん「ギャンブルは嫌いなんですね。真面目ですね~。」

クリ助「毎日がギャンブルみたいなものですからね。もう十分なんですよ。」

Aさん「え?」

競馬

これまで、何度か誰かとこんなやりとりをしたことがありました。群馬に住んでいるとギャンブルはし放題です。競輪(前橋)、競馬(高崎)、オート(伊勢崎)、競艇(桐生)。パチンコ屋にも困りません。ギャンブルしないなら群馬にいる意味ないんじゃないかってくらい。

毎日がギャンブルみたいだ、と思ったのは開業してからです。開業した時、私が持っていた武器は勇気だけでした。今なら怖くて躊躇する額を借りて群馬に鍼灸院を建てました。全財産(というより借りてまで)、「鍼灸」という一頭の馬に賭けたのです。でも、本当のギャンブルと違います。なぜなら、その馬を自分で育てることができるからです。

必ず成功する事業なんてないのですから、事業にはギャンブル性はあると思います。しかし、この勝負ゴトの確率は努力次第で変えることができます。確率は育てられると思います。

競争ですから誰かが負けることで勝ちをもらえます。でも、あまり勝ち負けで考えたくはありません。本当にギャンブルみたいな発想になってしまうからです。事業は当てるものではなく、続けていくものです。続けて生き残ったものが結果的に勝ちをもらうだけです。

継続は力なり。

という言葉を持ち出すと、おきまり過ぎる展開になりますが、それでもあえて言うならば、継続するには未来のイメージが必要です。

1年後、3年後、10年後…。

今は誰の役にも立っていないけれど数年後には誰かの役に立つと信じて、やり続けられるかだと思います。裏返せば、誰も評価してくれない仕事をコツコツと続けられるかどうかだと思います。少なくとも経営に携わる者として肝に銘じています。

私の能力は人並みです。凡人であることを認識しているので、事業を動かすなら2人分の仕事をするのは当たり前だと思っています。生き残るためには3人分が必要だと思っています。しかし、通用しない段階に入ってしまいました。

品川にカポスを作った時は、何かあったら私が支える覚悟でした。そういう責任の取り方を考えていました。しかし、もう改めなければなりません。スタッフも増え、私の時間にも限りがありますから、支え続けることなんてできません。すでに、自立するために必要な指針を示すことしかできません。

荷物をたくさん運ぶ

個人事業の時代、会社を始めたばかりの頃であれば、「人の何倍も仕事をして…」という考えは間違っていないと思うのですが(現に通用してきたので)、もう捨てなければなりません。これからは、いかに周りに助けてもらえるかを考えることの方が重要だと思っています。そのためには信用をもっともっと積み重ねていくことが課題です。

お酒を飲めない私には、酔いたい願望があります。

誰かを助けたり誰かを支えていると思っている時期は、そういう自分に酔うことができます。でも、必ずいつか酔いが覚め、状況は破綻します。この状況を放っておけば、それこそ本当のギャンブルになってしまいます。今まで私はギャンブルをしてきたも同然です。すでに、ギャンブルから足を洗わなければいけない時期に入っています。

働き方を変えなければいけません。そのためには仕組みを変えることが必要で、勇気も必要です。そして、何かを諦めなければなりません。決断というのはそういう取引だと思います。カポスを作る時に趣味のスキーを諦めた時のように、今回も思い切った取引をしようと思っています。

カポス(東京都港区)の求人も大詰めです。
3月13日(日)が応募の締切です。

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