ブラックな求人
現場に立つ鍼灸師でありながら、経営者でもある私。私が代表を務める活法ラボは、私を入れて社員6名の会社です。
育休中のクリ子が復帰すれば7人という計算です。他に常駐でないスタッフが1名がいるので8名のチームです。どのみち小さな会社です。
小さい会社だからできる個人面談。定期的に実施するようにしています。この面談の重要性に気が付かせてくれたのは社員でした。どんなに忙しくても、これだけは外せません。
その面談で、ある社員から脇の下の汗をかくような指摘をされました。「あんなこと書いたらブラック企業ですよ」と言われたのです。
以前、ブログで求人の告知する際に「特技があったらアピールしてくださいね」という意味で、いくつかの例を書きました。その中に「早朝働ける」、「深夜働ける」がありました。
「知らない人が読むと、長時間働かされるブラック企業に見えますよ」
と、やさしく指摘されて「なるほど、ここだけ読むとそう見えるよね~」と納得しました。なんて恐ろしいことを書いてしまったんだと後悔しましたが手遅れです。
もちろん、朝早くから夜遅くまでずっと働いてほしい、という意味はなく、特別な特技がなくても、「早起きが得意で朝は散歩しています」とか、「コンビニで深夜バイトしていました」とかでもアピールになりますよ~、というノリだったのです。
ちなみに、私は妻と早朝のバイトで知り合いました。喫茶店で会社に向かうビジネスマンにコーヒーやトーストを提供していました。

語れる未来、約束できない未来
面談で今年ほど感動したことはありません。
面談の当日は緊張すると思います。でも、本当に緊張しているのは私の方です。どんな要求があるのか、どんな不満が出てくるのか、本当にドキドキ、そしてソワソワしているのです。
経営者としての成績表を渡されるような気分です。あまりキツイこと言われると落ち込んでしまうから…と心の内を隠しています。
毎回、そんな気持ちで臨むのですが、終わった後は清々しい気持ちになります。改めて、うちの社員はスゴイなぁと思いました。詳しく書けないが残念ですが、全員が人を褒めることができるのです。
人間性を尊重し能力を認め合っている組織なんだと改めてわかり、猛烈に感動しているところです。社長がいなくとも社員は育つ、みたいな感じです。
私も施術者として現場で働いていますから、昼間はほとんどを患者と過ごしています。施術室にこもりっきりの日もあります。だから、社員一人一人と十分にコミュニケーションができない、というのが私の悩みです。
私の悩みも社員全員がわかっていました。私の方が理解されていました。理解されているほど、私の内で罪悪感が芽生え「どうにかしなければ!」と心が動きます。そんなふうに分かってくれている者を放っておくことなどできません。
個人面談は、完全に私の敗北でした。
みんなの要望を聞き出すこともできました。無理な要望は一つもありません。私の努力と工夫次第で全てどうにかなるものばかり。私が何をすべきかハッキリわかりました。
未来の話もたくさんしました。どっちが主役かすっかり忘れ、私の方が夢中になって話していたと思います。5年先、10年先のことはわかりません。5年前、10年前、自分がこうなっていることを全く予想できていませんでした。
だから、未来を語ることはできても未来を約束することはできせん。私がすべきことは、5年先、10年先に後悔をさせないことです。あの時期があって今があるんだ、と思ってもらえるような今日を作ることです。

お知らせ(求人)
来年は業務拡大を予定しています。
鍼灸の可能性をもっと知りたい鍼灸師を募集します(新卒可)。

【よろしければ投票してください】
応援クリックありがとうございます(1日1クリック有効)。
2つのランキングサイトにエントリーしています。
![]()


コメント