健康雑誌にはツボが紹介されています。
ツボ関連の本もたくさん出版されています。
私自身もたくさん買いました。鍼灸師になる前に買ったものが多いのですが、全部で数十冊にはなると思います。
不調なところが多かったので、本を買ってきては試しに押してみたり・・・
そんな繰り返しをしていました。
効いたような、効かないような・・・ハッキリしない記憶ばかり。
ツボなんて本当に効くのだろうか・・・
そんな風に思ったりも。
高校生のある日、初めて鍼を受けることになりました。
この経験が鍼灸師になるきっかけとなるわけです。
鍼をされてビックリ。
ツボって本当に効くんだ!
この感動を引きずって今に至るわけです。
鍼を受ける前までは、ツボと言えば指圧するところでした。鍼なんて恐くて…というのが鍼を受ける前の気持ちです。
鍼灸師だって、鍼を経験する前までは恐かったのです。
「鍼は恐い」って言う方も多いと思います。でも、それが当たり前です。
鍼が刺さったら痛いと思うのは自然なこと。
それもそのはず。
鍼と言えば注射をイメージされる場合がほとんどでしょう。
確かに注射は痛い。私は未だに刺されるところを凝視できません。
でも、鍼と注射は全く違います。
注射の痛みが100だとすると、鍼は1くらいかもしれません。
それくらい、なんでもない刺激です。
鍼先の形が全く違って、鍼灸用の鍼は痛くないように精巧に作られています。
昔はその鍼を作る職人さんを鍼師と言っていた聞いています。鍼を刺す人は鍼医者です。
話を元に戻します。
指でツボを押していた頃はツボの効果は半信半疑。
鍼を刺すとその効果にビックリ。
実は、それくらいツボの効果に差があるのです。
元々、ツボは指圧するためのものではなく、鍼を刺すために古代の中国人が発見したものです。ですから、ツボの効果というものは、鍼をしたりお灸をすることが前提なのです。
雑誌や書籍でみかけるツボの効果も鍼やお灸をして現れる効果のものが多いです。
指で押すことが全くの無意味というわけではありませんが、指圧には指圧に適したツボがあり、その押し方にも技術が必要です。
雑誌でみかけるツボを押すのも気持ちよいですが、本当のツボ効果を味わうためには、ぜひ鍼灸院に行ってみてください。きっと、ツボの効果に驚くことでしょう。


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