鍼灸院を経営する理由(4)

鍼灸院を経営する理由(3)のつづき  ☆はじめから読む→(1)

念願の鍼灸ができるということで、鍼灸整骨院に勤務を始めたクリ助。
でも、鍼灸の患者さんが全くいないのです。

その鍼灸整骨院には、高齢者を中心に1日50人くらいの患者さんが訪れます。
院長を含め4人のスタッフで分担します。

鍼灸師の資格を持つのは、院長(分院の院長)と私の二人。
院長はほとんど鍼灸施術の経験がありませんでした。もちろん、私もないわけですが…。

同じ鍼灸師なのに、院長と私は目指すものが全く違いました。
院長の関心は鍼灸になく、カイロプラクティックにありました。一方、私は鍼灸ができる場がほしくてたまらないのです。

初日、運がよいことにマッサージを受けにやってきた患者さんが鍼灸を受けることになったのです。他のスタッフが私のために誘ってくれたのです。

しかも二人!

その時の光景は今でも鮮明に覚えています。
嬉しかった時の記憶はいつまでもあせないものですね。

でも、そんなに喜んでもいられない現実がありました。
激安の自由診療で行う鍼灸を行うため、与えてもらえるのは15分のみ。

それじゃ、足りないですよ!
だって、新人ですから。

「仕事というのは、制約の中でするもの」
そんなカッコイイ文句が通用すればよいのですが、あいにくでした。

ま~、なんだかんだで、20分くらいは使っていました。
そのため、毎回院長からお叱りを受けていました。経営の事情があるので、院長の言い分が正しいのです。鍼灸の患者さんがいない時、私の仕事はマッサージの約束。待合室にはマッサージを待つ患者さんの列。

ここでのルールは簡単です。
鍼灸の患者さんが増えれば、私は鍼灸に専念できるのです。

今後の運命は15分の中に。

鍼灸院を経営する理由(5)

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ヒトリゴト:最近、学生さんの読者が増えているのかな…。

コメント

  1. あおいの姫 より:

    はじめまして。
    友人のブログをチェックしがてら覗かせてもらっています。
    私は、開業をしている柔道整復師です。
    うちは、マッサージをしない院です。経営を考えるとかなり開業当初は苦しい思いをしましたが、自分のやりたい治療をするために本当にゼロからスタートし、現在は経営も軌道に乗り、私の治療を求めてくれる患者さんがみえてくださっています。
    たかが鍼灸だと思う先生もいます。でもされど鍼灸だと私は思います。
    鍼灸院を経営する理由・・・自分のときと照らしあわせで読みました。
    今後も覗かせてもらいますね。

  2. クリ助 より:

    >あおいの姫さん
    はじめまして。
    コメントありがとうございます。
    柔道整復師さんなんですね。自分のやりたいことをするって、大変なことですよね。あおいの姫さんは実現されているので、尊敬します。私はまだまだこれからです。
    引き続き、鍼灸院を経営する理由をつづっていきます。また、コメントくださいね。あおいの姫さんの経営に対する考え方にとても興味があります。

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