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助産師さんから勉強会の講師を依頼されたクリ助。
このシリーズではその準備をブログ上でおこなってしまおうという企画です。
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東洋医学講座準備(1)-さて何をしようか?
東洋医学講座準備(2)-逆子と陰陽論
東洋医学講座準備(3)-逆子のツボ
今日も早速準備開始!
–クリ助のひとりごとスタート–
逆子のツボとして三陰交(さんいんこう)と至陰(しいん)を紹介したけど、一番大切なのはツボではなくて、陰陽を診ること。
逆子だから三陰交を使うのではない!
逆子だから至陰を使うのではない!
陰陽を調整するために三陰交や至陰を使う。
でも、陰陽の調和って何?って言われてしまいそう。
では具体的に陰陽の不調和はどんな風に体に現れているのだろうか…。
たとえば、頭が熱くて足が冷たいという状態。
極端になっていれば、誰が触ってもわかる。現代人は頭が熱い人が多いので10人集まれば、最低一人か二人くらいいると思う。夜勤明けなら特に。実際に勉強会でやってみると面白いかもしれない。それも立派なツボを診る実技。
ツボは、健康なら姿を隠しているけれど、体に異常があると表れてくる。ツボは物ではなく“反応”。熟練すればするほど小さな反応も見逃さない。名人ほどツボがはっきりと見えているはず。
頭が加熱する前に話を戻そう。
言わなくてもわかるかもしれないけれど、頭が熱いのはよくない。昔から「頭寒足熱(ずかんそくねつ)」という言葉があるが、その逆の状態だから。
そう、頭のてっぺんが熱いと逆子になりやすい!
鍼灸では、百会というツボを使って頭の熱をとることも多い。逆子になったら頭のてっぺんを指圧すれば治るかというと、そう簡単なものではない。残念ながらテクニックが必要。そのテクニックを日々研究している職業が鍼灸師。
ここでもう一度、陰陽論を思い出してみよう。
頭の“熱”が陽なら、陰である“冷え”を忘れてはならないのだ。
冷えはどこにあるのか…頭の反対、それは足!
その足には何があったっけ?
そうそう、三陰交や至陰。
三陰交や至陰で頭の熱を取ることもできる。
いつもそれがベストではないが使える!
頭を診たら足を診る、そんなことを“当たり前のようにやる”、それが東洋医学。
実際の臨床では、上下の他に前後、左右、対角、表裏(浅い深い)も同時にみるので、いつも頭のてっぺんばかりを診ていればいいとは限らないけど。
いつ三陰交を使えばよいのか…
いつ至陰を使えばよいのか…
その話は気の通り道である「経絡(けいらく)」を説明しないと難しいので、ここでは割愛。
逆子→三陰交
逆子→至陰
と覚えることは“東洋医学ではない”ので、そのことだけ、伝えることができれば今日は満足♪
–ひとりごと終わり–
つづく→逆子には必ず原因がある
関連≫逆子(骨盤位)と鍼灸


コメント
質問になってしまうのですが・・・。
自身が妊婦の時もそうでしたが、妊婦さんは「のぼせ」が出ている方が本当に多いですよね。
どうして妊婦さんは頭寒足熱のバランスが崩れ「のぼせ」が出やすいのか?や
夏場は逆子さんが多い。秋口の今頃は過期産が多い。と私自身は感じており、
この辺りのことも是非クリ助さんの陰陽論からの見解をお聞かせいただければと思います。
>なちゅらさん
妊婦さんに「のぼせ」がでやすい理由、私なりの見解があるので書いてみます。それに対してご意見くださいね。
夏場の逆子、秋口の過期産は、私も注目しています。もし、実際のデータをお持ちでしたら教えていただけないでしょうか(メールで)。ぜひ一緒に考えたい課題です。
うまいです!
さすがです!
説明が実に上手い!
それに特効穴治療が東洋医学じゃない!というところも溜飲モノです^^
つづき期待しております^^
褒められると嬉しいですね♪
これからもわかりやすい説明を心がけていきますね。
学派にとらわれない表現を心がけて書いていますが、けっこう難しいです。いろいろな流派があっても東洋思想というベースは同じですから、鍼灸の共通項で書き進めていこうと思います。