相性の問題です

療術系のブログには、鍼灸師の他、整体師など諸々の療術家が、日々思いを綴っています。自分が鍼灸師だから、ついつい鍼灸師を先に挙げてしまいましたが、整体師の方が数が多いような気もします。

整体には確かな定義がないので、療法の種類は無数にあります。やっぱり自分が行っている療法は「一番」と思いたくなるものです。私も学んでいる鍼灸が「一番」と思って選んだわけですし。

想いをブログに綴るという延長で、他の健康系のブログを読むのも日課になっています。最近、少し気になることがあったので書こうと思います。

それは、ブログに出てくる他の療法を批判する文言。

「自分のところが一番」と思う気持ちはすごくよくわかります。一番だと思ったからその技術を導入しているのでしょうから、当然なのです。でも、それは術者のプライドとして心に閉まっておいてほしいな、と。

どれも本物です。
相性の問題です。そして、術者の技量の差です。

どんな療法に対しても、その創始者には敬意を払うべきです。新しい療法を創始することは簡単なことではありません。恵まれた才能に豊富な経験が重なって初めて生まれることができます。いつの時代でもそうですが、創始者は特別でスゴイのです。

いくらスゴイと言っても、伝わる間にその本質を失っていることがあります。

「あの療法で治らなかったものが、この療法なら治る」

と、公の場で書くのは絶対によくないはずです。私たち施術者の間では自分が習得する療法や学派を選ぶとき、「どこどこは、あーだよね、こーだよね」と仲間内で長短について前向きに噂します。必要な情報交換であり、「ここだけの話」の範囲内に収めるのがルールです。

患者さんにしてみれば、治った時に受けたものが、たまたま○○だった、というだけのことです。術者との相性がよければ、何だって効きます。

もし、療術に対して批判的な言葉を使うと、今まさにその療法を受けている患者さんは不安になります。患者さんが“冷静に”相性のよい術者を探すための情報を提供することこそ、本来私たち施術に関わる人間が行うべきことではないでしょうか。絶対に不安にさせる言葉は慎むべきです。

念のため補足です。私や仲間がどうこう言われたのではありません。まったく関係ない方が、まったく関係のない療法を批判している姿を、たまたま見かけてしまっただけです。それで、気持ちが収まらなくなってしまったのです。性格的にそういうところがあります(笑)

黙って結果を出す、これが術者として一番カッコイイのかも。
でもブログはやめられない。書くのが好きなんでね。

ブログは災いの元?
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コメント

  1. kofudo より:

    クリ助さんのブログ。毎日見るのが日課になっているので、更新されるのを待ってました
    今回のテーマは私も日頃から気になっている事だったのでコメントしてしまいました。
    治療の結果や評価云々は、結局は患者さんが決めることですよね。
    いろんな治療があって情報も様々。受けてにとってジャストフィットする治療(施術者との相性も含めて)との出会いは貴重だなぁと思います

  2. クリ助 より:

    >kofudoさん
    いつも読みに来てくださり、ありがとうございます。
    お、kofudoさんも同じことを考えていましたか!この内容、書くのに勇気が必要だったので(結局は他人のブログ批判だから)、賛同のコメントを頂いて気持ちが楽になりました♪

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