昨日は活法研究会。群馬の田舎から東京へ。
碓井師範の指導の下、講師と講師候補メンバーで活法(かっぽう)の特訓。
■効果の差
本日の特訓を終え、駅のホームで電車を待っていると、活法仲間の鍼灸師が「なるほど」と思うことを語りました。
「活法は、患者さんが参加する治療なので自然とコミュニケーションができる。だから、変な誤解を受けることも少ない。」
彼が言った「変な誤解」というのは、たとえば、先日私が書いたような失敗例です。信頼関係ができあがっていれば、物事を悪くとられることは少ないと思うのです。汗だと思った湿り気の正体が消臭スプレーだったとしても、信頼関係がなければ説明は「言い訳」にしか聞こえません。
早い時期から信頼関係を築くことは、患者さんにとっても私たち鍼灸師にとっても極めて重要です。なぜなら、効果に差が出てくるからです。鍼灸の効果はいつでも平等ではありません。だから、「鍼灸は効果がなかった」と感想を持つ人がいたって不思議なことではありません。
■疑われるのが仕事
施術を受けられた患者さんから、
「本当に効くんですね」
と言われたことは一度や二度ではありません。
それって、最初は効くと思っていなかったわけですよね・・・。
初対面の人に「鍼って本当に効くんですか?」と言われると、「あなたは詐欺師ですか?」と同じ意味に聞こえて凹みます。私の心は既に歪んでいます。
まぁ、鍼灸師とはそんな職業です。
「疑われるのも仕事のうち」と思っていればなんてことはありません。
効果を実感してもらえるまで詐欺師に限りなく近く、患者さんが効果を実感してようやく鍼灸師です。
ところで、活法の技は鍼灸に比べ技がビジュアル化しやすいのです。
効いているって感じが端からよくわかります。7秒で。
体験会でもっと面白いのが見られます。まだ間に合います。


コメント
>>「本当に効くんですね」
と言われたことは一度や二度ではありません。
別の視点で見ると鍼がプラシーボでないことの
証明ですよね。
プラシーボの要素の一つに「期待効果」というもの
があるのですが、期待していないわけですから。
ただ、鍼灸院に来院する時点で半分くらいは信じて
いる可能性もあるので、半疑が晴れたってことかも
しれませんが。
>jackalさん
すみません、しばらくブログを放置していました。この前は、電話がかかってきて、「鍼って本当に効くんですか?」と質問をされました。「あ、は、はい、効きますよ」とビックリしてしどろもどろ(笑)
「効きます」って返事も本当は変ですね。症状も誰かもわからない状態ですから。