実録 鍼灸で浮腫(むくみ)解消

浮腫の患者さんがやってきました。
いつものように施術をしたら、その後の変化を写真で報告してくれました。

まず、その写真から。

5月24日 午後9時(施術の1時間後)
mukumi01

 ↓9時間後

5月25日 午前6時
mukumi02

 ↓16時間後

5月25日 午後10時
mukumi03

※くるぶしを比較すると違いがよくわかると思います。

ーーーーー患者さんから頂いたメールよりーーーーーー
(許可を頂いたものを掲載します)

(略)

今回のむくみの事について、改めてもう少し説明をさせていただきますと、風邪をキッカケに脱水症状になってしまった私ですが、症状の悪化で結局ふたつの病院に(15日と18日)点滴をしてもらう形になり、なんだかんだで風邪の症状はその後回復した訳ですが、点滴の反動からなのか、むくみが20日ごろから出始め、そのむくみは日に日にひどくなるばかりで、取った水分がそのままどんどん体に蓄積されていくような感じでした。

むくみだけだったら見た目の問題なので我慢する事も出来たのですが、むくみが原因なのか身体のあちこちが鈍く痛み、頭も重く常にボーッとしている感じで本当につらかったので、正直昨日がもう限界でした。だからもう先週から早く栗原先生に診てもらいたくて、ジッと昨日(24日)がくるのを待っていたのです。

トイレがわりと近いこの私が、昨日の時点でとうとう尿意さえ感じなくなっていて、無理矢理トイレに行ってもわずかな量の尿しか出なくなってしまってもいたので、これを「鍼灸で治してほしい」と、先生にお願いするのは無理な注文にならないかな…とも一瞬迷いました。

でも先生の書いたウェブサイトの適応症状の中にもしっかり“浮腫”とあったので、先生ならきっと何とかしてくれるに違いないと思い、正直に伝えました。時間は少しかかるかも知れないけど、少しずつでも元に戻っていけばいいなぁ~と心の中で願いました。

それがです…それがです…昨日の帰り、なんと車の運転中にトイレに行きたくなったのです。もうそれはそれは驚きでした。養気院さんにはかれこれ20回位通っておりますが、施術前には必ずトイレを済ませるようにしているので、帰りの運転中にトイレに行きたくなった事など、これまでも一度もなかった事でしたので、昨日はもう『効果早すぎっですううっー。出ちゃいますっー』と、我慢が大変でした。

(略)

家までは約30~35分かかるのですが、それはそれはもう大変でした。でも、その時すぐピンと来たのです「そうだ!これなら体のむくみも早いうちに引けるに違いない。」と…。私は慌てて一番むくみのひどい足首をすぐ写メしました。

その昨日は、寝る前までにトイレに行った回数が4回。そして今朝は起きたら足首のむくみが予想通りひと回り引いていてこれまた感動!!今日は今日で仕事中にトイレに行った回数が約7~8回。体も昨日までとはまるで別人のように軽くなって、もう心の中で『先生ありがとうございました』と何度も唱えました。

(略)

ーーーーー   メール ここまで    ーーーーーー

もともと、呼吸器の症状で通院されていた40代女性の患者さん。
症状が改善した後もケアで定期的に通院していました。

「むくんだので何とかして下さい」という要望は初診ではほとんど聞きません。浮腫に鍼灸で対応できるという認識が世間にないからだと思います。でも、効果テキメンなこと、実に多いです。今回は、患者さんの写メによってその一例をお見せすることができました。

この浮腫の原因を考えると、呼吸器の影響を無視できません。呼吸器のトラブルが排尿を妨げてしまうケースがあります。東洋医学では基本的な理論となっています。施術内容とこの結果を見る限り、典型例かと思います。

<使ったツボ(施術の順番で記す)>

 三陰交(左)-鍼 太衝(右)-鍼
 (仰臥位で10分置鍼)

 腎兪(左右)-鍼 胞肓(左右)-鍼
 (腹臥位で10分置鍼)

 外関(左右)-灸(透熱灸)

※呼吸器の調整に使ったのは最後の外関というツボです。

◇ … … ◇ … … ◇ … …  ◇

話は変わりますが、

今日は活法研究会の研修があります。寝て起きたら出発です。
これまでに身につけた技を磨くと共に、新しい技を習得します。

そして、今月の20~21日は、入門セミナーの骨盤編が行われます。
講師のサポートとして私も参加します。参加者の皆さん、東京でお会いしましょう。通院中の患者さん、そういうわけで21日は休診です。ごめんなさい。

骨盤セミナーは定員まであとわずかになっています。
興味がある方はウェブをチェックしてみて下さい。碓井流活法はスゴ技のオンパレードです。

はっきりいって次元が違います(受講生の声より)
入門セミナー★骨盤編

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コメント

  1. ququ より:

    突然すいません。灸の後に浮腫みで検索して辿りつきました。実は中国で中医学の治療を受けています。治療者の方が故郷に戻るなどの都合で二転三転、最初は灸を受けていましたが、今は推拿を受けてる中、酷い慢性頭痛が気づいたらほぼ無くなりました。しかし治療者の方が忙しく、治療を受けられなくなり他の治療できる場所を探し、試しに数回受け、一人病院で学んだと言う治療者の方から受けた後に酷い浮腫みが顔に出て、この一年やっとなくなった頭を締め上げるような酷い頭痛が数時間にわたり出ています。当方痰が止まらず、浮腫みも酷く呼吸器も腎臓にも問題があり、ズボンを履いた際にゆるゆるでも、数十分後には降ろせないくらい浮腫みます。浮腫みが顔に出る場合心臓に問題がある場合と以前聞いて、灸の好転反応とは言い難いと思うのですが、頭痛もですが浮腫みが軽減するはずでこんな酷い状態で心配になりました。こういう事は普通ありえるのですか?脊椎と腹部に罐灸をしました。

  2. クリ助 より:

    >ququさん
    中国からのアクセスありがとうございます。灸と推拿で慢性頭痛が一旦治ったあと、別の治療者の灸を受けたら浮腫が出て激しい頭痛となり悩んでいっしゃるわけですね。
    現場を見ていないため、とてもコメントに悩む相談です。少なくとも好転反応ではありません。仮に好転反応であるならば、治療者から事前に説明があるべきだと思います。
    灸の治療と言っても、使うツボが異なったり、刺激の方法が違うと、その効果もだいぶ違います。たとえば、薬でも体に合っていたら症状は軽くなりますが、合わなければ悪化しますよね。
    東洋医学の鍼も灸も漢方薬(湯液)も、患者さんの体に合わせて行うものです。どれも、体に合わないことをすれば悪化します。実際に症状がハッキリわかるほど悪化していることを考えると、最後に受けた灸治療がququさんのお体や症状に合っていなかった可能性があります。
    適切な治療を受けて、一日も早く回復されることを祈っております。
    お返事が遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。

  3. ququ より:

    こちらこそ遅くなり申し訳ありません。お返事ありがとうございました。確かにいい加減な体の見方でした。以前の方が言われたのとは違い、気持ちの問題的な…、中国では良くあるのですが、知識は無くとも断言します。治療された際より、治療とは読後感のように後が大事になります。焦って全て説明できませんでしたが、痰が止まらないのや浮腫みへの記事が増えたら嬉しいです。

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