「対人関係を克服するには」の続き
■もしも苦手な患者さんがやってきたら
患者さんに対しては、人間の好き嫌いは重要ではありません。それよりも患者さんの症状が自分の得意範囲であるかどうが重要です。
そもそも、患者さんと出会うきかっけは、患者さんが何かしらの悩みを抱えるからです。患者さんにしてみれば、私に期待することは、その悩みを解決する力です。
そのことに集中している限り、得意であるとか苦手とかを考える余裕がありません。問題解決に必死なので、好き嫌いを言っている余裕などありません。
患者さんもきっとそうだと思います。仮に私のことが苦手だとしても、私が必要とされるなら接点は途切れません。もちろん、嫌われないように気を付けていますし、できるなら気に入って頂きたいのが本音ですが無理はしません。
患者さんと良好な関係を築くために、大事にしていることがあります。それは、自分の技能で対応できる患者さんが集まるように情報発信をすることです。そうしておけば、自分の土俵に居続けることができます。
人間と人間ですから当然ながら相性というものはあります。しかし、プロを語るなら、相性を感じさせないよう努めるべきです。自分に余裕があれば相性を越えた関係が生まれるように思います。

結論として、患者さんに対しては、よほどでない限り苦手意識を持つことはありません。強いて言えば、強い香水を付けている人は苦手です。こればかりはどうしようもありません。近づくとむせてしまうので、「香水をつけての来院はご遠慮頂いております」と張り紙をしてあります。
■もしも苦手な社員が入ってきたら
この心配は全くありません。なぜなら、自分が苦手な人は採用しないからです(笑) 経営者の特権でそれができます(もしかして最大の強み?)。仮に私の方に苦手意識があったとしても、求人に応募してくる方は、少なくとも私を嫌ってはいないはずです。そう考えると気が楽です。苦手意識から解放されます。
補足すると、求人では、自分と同じタイプの人を採用しないようにしています。自分にはない視点や発想力が会社には必要だからです。

新入社員研修では、近くで仕事をする時間が長くなるので、良いところと悪いところが、互いによくわかります。「こういうところが苦手だなぁ~」と思う所が1つや2つはあるでしょう。それを含めて受け入れるのが経営者ですし、それができないなら人を雇う資格はないのかなぁ~と思うだけです。
私の悪いところを勘弁してもらえるように、他の部分で埋め合わせていくしかありません。よい所を探して褒めることが大事かなぁ。
細かい話を抜きにすれば、人材は会社にプラスになるかどうかです。感情を抜きにして判断することが大事なのかもしれません。好き嫌いや苦手意識の話をしているうちは経営者として若いのかもしれません。だとしても割り切れません。社員に対しては仕事の域を越えた“想い”があります。
■もしも苦手な同業者がやってきたら
同業者とは、時にライバル、時に同志です。目と鼻の先で提供するサービスが類似していれば、仲良くしようと思っても限界があります。また、同じ流派だから仲良しとか、違う流派だから仲が悪いというわけでもありません。
普段から感じているのは、同業者であるが故に好き嫌いがハッキリ出てしまうと思います。同じ業種ですが、価値観は実にさまざまです。生き方も目標もみんな違います。
私はセミナーの講師をして関係で、同業者と関わりが多くなっています。そこでの出会いをいつも楽しみにしています。
いろいろな人が出入りしているので、その場に苦手な人が来たら・・・と考えることはあります。このブログを読んでくださっている方が多いので、私の考えを容認(理解?)してくださる方ばかりです。そうである限り、困ることにはなりません。パートナーの橋本(活法研究会代表)が場を盛り上げてくれることもあり、場の空気はいつも良好です。

私がすぐに好きになる同業者は、お金の話より臨床(患者さん)の話を先にする人です。「売上げ」の数字でランク付けされるのも、するのも好きではありません。
何を言おうと、生活するには売上げありきですが、当人が満足している売上げであれば、それが正解。収入だけでなく総合的な満足度が高いことが一番大事だと思っています。
—
次回は、経営者という立場から業者さんについて書きます。自分の直感を信じてリスクを回避できた話、それと一緒に、自分の直感をごまかして損害を出してしまった話。
つづく…「業者さん選びに失敗してお金が消えた話」
【投票ボタン】
応援クリックありがとうございます(1日1クリック有効)。
2つのランキングサイトにエントリーしています。
![]()


コメント